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マッシュミュージックスクール エレキギター科アコースティックギター科DTM科講師の竹内嵩です。

無理に練習をしすぎると、「腱鞘炎」といって指や手首に炎症が発生することがあります。
しかしちょっと意識を変えるだけで、手首の負担を減らし、腱鞘炎のリスクを回避できます。
どうしたら腱鞘炎を回避しながら練習を継続できるのか?

原因と対策を見ていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

①なぜ腱鞘炎になってしまうのか?

   

腱鞘炎の原因は様々ですが、少なからず身体のどこかに余計な負担が掛かっています。

一番主になるのは力の入れすぎ無理のあるフォーム練習のし過ぎだったりしますが、 弦の太さネックの太さストラップの長さ自分にあってなかったりとギター自体が原因の場合もあります。

それ以外にも、睡眠不足・運動不足・栄養不足だったりと、生活習慣も原因のひとつに上げられます。
このように原因を特定するのは難しいですが、思いつく身体の負担をすべて取り除いてく必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②どのような癖が原因になるのか?

ギターの場合、症状が起こる部位によって考えられる原因が変わってきます。

 

①右手の手首

 

右手の手首が痛い方は、ピッキングに問題があるかも知れません。
特に速弾きや激しいカッティングをプレイする方は要注意です。

また、アンプを通さず練習をすると手に無駄な力が入りすぎてしまう場合があります。
ピックの持つ力加減も重要です。
筋肉を硬直させたまま激しい動きをすれば疲労して腱鞘炎にも繋がります。
そのため、弾いてたらピックが落ちるか落ちないかぐらいの力加減をベーシックに考えるといいでしょう。





②左手の手首

 

手首の折り曲げる角度に原因があるかも知れません。
手首を折り曲げた状態での運動は余分な負荷がかかるため、極力無理に曲げない状態を保つのが重要。
ギターのストラップの長さを調整してみるのもいいでしょう。
手首の負担を考慮するならば理想は、立って弾いても、座って弾いてもギターの位置が大きく変わらないことです。






③左手の親指の付け根

 

左手の親指の付け根が痛い方は、ネックの握り方や力の入れすぎが原因なのが主です。
指の長さは人それぞれです。
親指の付け根が痛くなった時点で、フォームが自分の体に合っていないので、痛くならないようなをいろいろと試してみましょう。





 

 

 

 

 

 

 

 

③事前にできる対策・予防法

腱鞘炎にならないためにも正しいフォームを理解したうえで練習を進める必要があります。
出来る限り筋肉への負担を下げる事が大前提。
そのため練習前や休憩のタイミングに指を念入りにストレッチするのがおすすめです。

根本的な解決方法として「指板を押さえるのに必要な筋力」を付ける事も大事です。
人間の手は元々ギターを弾くために適した構造にはなっていません。
初めのうちは無理のないペースで少しずつ練習していき、時間をかけてギターを弾くことに対応した体を作っていく事で腱鞘炎リスク回避にもつながってくるでしょう。






いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめ実践ガイドも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!

 

 

 

 

まとめ

①腱鞘炎の原因は無理に筋力を酷使することが主になるが、他にもいろんな要因が絡んでくる場合がある。

②痛みの部位によって考えられる原因が異なる。
・右手の手首→ピッキングのフォームや力加減等
・左手の手首→手首の折り曲げる角度。ストラップの長さを見直すことも必要。
・左手の親指の付け根→ネックの握り方

③正しいフォームを理解した上での練習と合間のストレッチで筋肉に過度な負担をかけないようにする。
一方で「指板を押さえるのに必要な筋力」を少しずつ付けていくよう、継続的な練習が必要。

 

実践ガイド

①腱鞘炎になりにくくするには

・無理のない正しいポジションと指使いで弾く
・長時間にわたって練習を続けない(適度な休憩を挟む)
・練習の前後に入念なストレッチを行う

自分の手をギターに馴らすためにも上記を守ったうえで継続的に練習していきましょう。

②もし腱鞘炎になってしまったら?
できるだけ動かさないようにして、それまでと同じように手や指を酷使することを避けることが大切です。
症状を自己流で判断するのは禁物です。
もし痛みや腫れが強かったりする場合は、すみやかに医師の診断を受けてその指示に従ってください。
無理のないフォームは主観的な判断だけでは理解しにくい場合もあります。

ご自分のフォームに不安があれば、当校のレッスンでも丁寧にアドバイス致しますので、遠慮なく御相談下さい。



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