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津吹龍辰直伝!レコーディング&ミックスコラム 第31回「アコースティックギターの構造・マイクの立て方」
2019/12/19
ギターレコーディング作詞・作曲・編曲・DTM
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Follow @mushmusicschoolマッシュミュージックスクール ドラム科・DTM科・レコーディング・ミックス・マスタリング科講師の津吹龍辰です!
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音楽を愛する全ての人に向けて発信していきます。
皆さんこんばんは!
とうとう来週は、クリスマスですね。
昔はプレゼントによく楽器のパーツをプレゼントしてもらいましたが、 皆さんは何をプレゼントしてもらいますか? たのしみですねw
さて、31回目はエレキギターに続いてアコースティックギターに参ります!
目次
①アコースティックギターの構造

以前、アコースティックベースの時にやりましたが、 アコースティックギターもほぼ同じ構造で鳴っている楽器です。
ボディが箱型になっていて、弦を鳴らして箱を響かせる。
↓
サウンドホールから前に響いていきます。
ベースもですが、ギターにも、弦の種類が大きく2種類あります。
1.1 鉄弦(ラウンド)

アコースティックギターの弦の構造は、鉄弦の周りにぐるぐるとワイヤーが巻かれていて、そのワイヤーと鉄が内部摩擦により、音がベーンってなる仕組みです。
ベース:4弦全部
ギター:4,5,6弦
がラウンドになってます。
音はかなりアタックが強く、「ジャガジャーン!」て感じで派手になります。
1.2 ナイロン弦(ガット)

ガットギター・クラシックギターは、ナイロン製の弦です。
かなり柔らかいサウンドです。
ボサノバやジャズ系でよく使われていますが、 しっとりしてますね!
1.3 響き方の違い
上記で説明したように、弦の種類で鳴り方がだいぶ変わります。
ラウンド弦:中高域が響く
ナイロン弦:中低域が響く
その為、録音するマイクも変わってきます。
②アコースティックギターのマイクの立て方

2.1 弦違いでのマイクの立て方
ラウンド弦は中高域が響きます。
「シャキッ」とする分、サウンドホール寄り(もしくはホールのキワ)に立てると、低音にかなりアドバンテージが出てきます。
ナイロン弦は逆に低域が出ます。
なのでサウンドホールよりも、ネック側でアタックを少し意識した場所が良いでしょう。
それぞれ、ヘッドホンで聞きながら探して行くと良いですよ!
はたまた、マルチマイキングで、2本なら2way、3本なら3wayと楽しまれるのも思いますよ!
皆さんも試してくださいね!
2.2 三味線のマイクの選び

余談ですが、 和楽器の三味線などはバチで打つので、強烈なアタック音ばかりで、録音にならない時があります。
リボンマイクと言った、フラムがリボン状のマイクはアタックを吸いますので、かなりストレスないレコーディングが可能になります。
リボンマイクが無く、普通のコンデンサーマイクでやる場合でしたら、断然ダイナミックマイクの方がおススメですねw
下記に本日のまとめも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!
このコラムでは、いろんな質問もお受けいたしますので、 お問い合わせから僕宛にメールくだされば、お答えいたします!!!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。
今年もあと一回!29日で2019年のコラム納めです。 次回も楽しみにしててくださいね!
それでは皆様お元気で! いつもご視聴ありがとうございます。
津吹龍辰講師の執筆ブログ記事ページ

まとめ
①アコースティックギターはボディが箱型になっていて、弦を鳴らして箱を響かせる。
↓
サウンドホールから前に響いていく。
②弦は大きく分けて2種類
ラウンド弦:中高域が響く
ナイロン弦:中低域が響く
③マイクの立て方
・ラウンド弦はサウンドホール寄り(もしくはホールのキワ)に立てる
・ナイロン弦ネック側でアタックを少し意識した場所が良い
どちらもヘッドホンで聞きながら探して行く!

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