SCHOOL SITE >


マッシュミュージックスクール ボーカル科講師アコースティックギター科講師阿部将也です。


今回は編曲のコツを伝授します。

リズムはどうしよう・・・ コーラスはどうしよう・・・ ギターダビングは・・・
一生悩み続ける問題かもしれないくらい答えのない難しい問題です。

ところで編曲はいつも誰が行っていますか?
大体この3つだと思います。

・作曲者がそのまま編曲まで終わらせてしまうパターン
・バンドメンバー全員で行うパターン
・編曲のプロに外注するパターン

外注のパターンは置いておいて、一人で編曲しないにせよ、誰かが主導権を握って編曲を行うはずです。
今回はその主導権を握った場合、任された場合上手く立ち回れる方法を伝授したいと思います。

 

 

① そもそも編曲とは?

   

編曲とは曲をアレンジすることです。

例えば「ここでギターソロを入れよう!」「サビのメロディには3度下のコーラスを当てよう!」等です。

つまりは曲が1本の木であるとすると、、

基となるメロディが
リズムやコーラス、上物楽器などが枝や葉



もうお分かりですかね?

そうです。

作曲が0を1にする作業だとすると編曲はその1を100にする作業なのです
逆に編曲が上手く行かなければどんなに素晴らしいメロディが降って来てもボツ曲にだって変えられるわけです。

・・・怖いですよね。
私もそうです。

メロディいいけどなんかダサい。
というめちゃめちゃに傷つくことも言われました。

つまり編曲とは、曲の良し悪しを決める重要なファクターなのです!!

 

 

 

 

②リズムは思っているより大事



そんなこと知ってるよ!というあなた。
ごめんなさい。
でもリズムと言っても多種多様です。

例えば世界的バンドのThe Beatlesですが。
彼らは編曲が神がかっています。
とんでもないアレンジを加えているのにも関わらずサラッと聞けてしまう達人です。

例えばAll my lovingという曲がありますが、この曲の歌い出しに注目しましょう。
特に後ろで鳴っている‪ジョンレノン‬のバッキングギターです。



あれ、3連符で弾いてる・・・

オーマイガーです。
なんでやねんって感じです。

でも間違いなくこのジョンのギターはこの曲の「ノリ」を作り出しています。このジョンのギターが無ければここまで軽快なノリは出ていません。

編曲におけるリズム決めは主にノリをどうするかという話になってきます
初めの頃はノリを出そうとメンバーで考えても上手く行かないことが多いです。

そういう場合は盗みましょう。
参考にする楽曲のノリを盗んでしまえばいいのです

え!いいの?と思ったあなた、みんなやってます。
大丈夫です。
盗んで盗んで自分の物にしましょう!




 

 

 

③一番大事なことは「帯域」



いよいよ最後です。
ここでは少し専門的なことを話します。

編曲で一番大事なことはそれぞれの楽器、声の帯域の棲み分けです

例えば「ド」の音をギターで慣らしたとします。
もう1本ギターを重ねる際に全く同じオクターブの「ド」のを重ねたとします。
つまり同じ帯域の音を重ねたとします。
このアレンジが生み出す効果は音の厚みです。

では、オクターブを変えて重ねると?
そうです。
音に広がりが出てきます

これが帯域を考慮したアレンジの基礎です。
もう少し難しいことを話すと、ギターソロの時ギターソロを目立たせたい!と誰しも思いますよね?

ならギターソロの時にはギターフレーズの帯域にはなるべく他の楽器は踏み入れないようにしましょう
それだけでかなり聴きやすく、かっこよくなります。

日本と海外のサウンドの違いは主にアレンジ面での帯域のコントロールにあるとも言われています。
洋楽のサビは迫力ありますよね。
でも意外と楽器が少ないことが多いのです。

なぜかというと歌を邪魔しないためです。
それにつきます。

音数が多い方が、厚みがある方が迫力が出て一見かっこいいですが、ミックス、マスタリングを終えると意外とアレ?って思うことが多いです。
帯域を意識してアレンジするとミックス、マスタリング後に「化ける可能性大」です
難しいですが、意識していきましょう!






いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめ実践ガイドも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!

まとめ

①編曲とは曲の良し悪しを決める重要なファクター!

②好きな曲のリズムを盗んで「ノリ」を出そう!

③帯域について理解し、曲に広がりと迫力を出して大化けさせよう!

 

実践ガイド

①初めての方はベタなアレンジにチャレンジしてみよう!

例えばサビには3度下のコーラスを入れる。
Bメロでハーフテンポの展開にしてみる。
サビ終わりにはギターソロをいれてみる。

あっという間にいつも耳にしているようなプロの曲っぽくなります。
と、同時に一気に曲の世界観が出てくるかと思います。

あとは修正です。
トライ&エラーを繰り返しましょう!
アレンジの楽しさに気づけばもう勝ったも同然です!

②好きな曲がなぜノリが良いのかを研究しましょう!

四つ打ちだからジャンプしたくなった、とか、タム回しがロックっぽくてカッコいい!とかでもいいです。
何故そう思ったかを研究しましょう!

安易にロックだから8ビートにしよう、というのはナンセンスです。
あくまでノリの話です。

この研究は非常に大事です。
ドラマーでも掴めている人は少ないと私は思っています。
盗んで盗んで最高のノリを出せるようにしましょう!

作曲ソフトを使っている方はEQで確認しましょう。
800あたりがごちゃって聴こえるな、とか、ボーカルとギター被ってるな、とかを本能的に察知できるようになるまで訓練しましょう。

これが出来るようになるとめちゃくちゃ楽です。
ライブでもPAさんに的確な指示が出せます。

アレンジをする時に頭をフル回転させて考えるのです、最良のイコライジングを!

おすすめ記事

人気ページランキング

人気ページランキング

講師別BLOG

無料体験レッスン
申込みへ