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マッシュミュージックスクール ドラム科DTM科レコーディング・ミックス・マスタリング科講師の津吹龍辰です!
毎月「9」の付く日「レコーディング・ミックスコラム」を掲載!
レコーディング・ミックスしてるけどなかなかうまくいかない方、レコーディング・ミックスしたい方、レコーディング・ミックスしたことが無い方、レコーディング・ミックスに全く興味が無い方、、 音楽を愛する全ての人に向けて発信していきます。

はい皆さんこんにちは!
春分の日が過ぎてから一気に気温が上がり、西日本各地では桜🌸が咲いてきましたね!
2025年新年の始まりです。
僕は22日からレコーディングで東京に行ってまして昨日島原に帰ってきました。
久しぶりに上野公園に行きましたが、桜はまだあまり咲いてませんでしたね。


目黒川も見てきましたが、やはり今週くらいに咲いてきそうな感じでしたね。
 
   

ということで本日は、「バイノーラルレコーディングのコツ」を語っていきます!それではレッツゴー!!

プロの失敗談シリーズ記事はこちら
「第1回目:失敗とは何か?」
「第2回目:失敗の構造と種類」
「第3回目:レコーディング中のミス」
「第4回目:他人の言う事を聞かない」

ライブ配信解説ブログ記事はこちら
「インターネットライブ配信を徹底解説!:ツアー編」
「インターネットライブ配信を徹底解説!:PAの基本原則編」
「インターネットライブ配信を徹底解説!:PAの本番中の仕事」
「インターネットライブ配信を徹底解説!:現場での急なトラブル」

これまでの質問回答はこちら
「第1弾:訓練法・機材関連」
「第2弾:オーケストラのミックス」
「第3弾:マイクについて」
「第4弾:音楽の価値・人生観」
「第5弾:楽器練習・音楽で名を上げる」
「第6弾:自立と依存」
「第7弾:ピッチ補正」
「第8弾:理想の音楽を作りたい」
「第9弾:低音について/伝えることについて」
「第10弾:ミックスの流れについて」
「第11弾:音楽活動をするにあたって」
「第12弾:ライブ鑑賞で意識していること」
「第13弾:ボーカルマイクについて・ギターのミックスについて」
「第14弾:ボーカルの音量・ミックスの着地点」
「第15弾:ボーカルが浮いてしまう・アナログコンプの掛け録り」
「第16弾:ミックスの上達方法を知りたい」
「第17弾:ミックスの完成とは?」
「第18弾:ボーカルの歯擦音に対する考え方」
「第19弾:専門外の楽器をかっこよくする・リバーブの正解」
「第20弾:おすすめのHA・プロの指標」
「第21弾:本番前の行動・ドラム演奏用シューズ・覚悟の決め方」
「第22弾:REC時とMIX時のモニター・自分のミックスが小さく感じる」
「第23弾:リアルタイム書き出し・マイク1本でレコーディング」
「第24弾:新しいジャンル・ライブクオリティー・ノリとは」
「第25弾:孤独を感じる・音作りの勉強法・3連符のリズムの取り方」
「第26弾:アコギのミックス・Logic ProのDrummer・ネット音楽について・おすすめの変拍子曲」

「プロになるまでの僕の経験」シリーズはこちら
「プロになるまでの僕の経験」第1章の「中学・高校編」
「プロになるまでの僕の経験」第2章「高校時代・進路決め編」
「プロになるまでの僕の経験」第3章「専門学校に入学するためにやったこと・学園生活編」
「プロになるまでの僕の経験」第4章「就職編」
「プロになるまでの僕の経験」第5章「レコーディングスタジオ編」
「プロになるまでの僕の経験」第6章「エンジニア面接、さらに面接編」
「プロになるまでの僕の経験」第7章「新スタジオ工事・セッティング編」
「プロになるまでの僕の経験」第8章「モニタースピーカー調整編」
「プロになるまでの僕の経験〜第9章「新スタジオでの新体験編〜」
「プロになるまでの僕の経験〜第10章「アシスタントエンジニアの修行時の仕事内容編〜」
「プロになるまでの僕の経験〜第11章「アシスタントエンジニアの仕事内容(大規模スタジオ編)〜」

 

 

 

 

①444レコーディングレポート

今回は444レコーディングレポートしていきたいと思います。
以前のブログで紹介しました、ソルフェジオ周波数ですね!これを活かして作曲していく作業です。

レコーディングデータとしては、至って今まで通りのレコーディングしてます。
しかし、バイノーラルができないと心地良い音でレコーディングできないのです。

今回は都内某所でレコーディングしまして、
使用ピアノはベーゼンドルファー225 1989年ウィーン製 

個人的にこのサイズは大好き! 以前はインペリアルでずっとレコーディングしてたので、ベーゼンドルファーにはかなりの理解があります。

使用マイク
オンマイク:ノイマン87Ai ATM2050
オフマイク:AKG cー414XL2
ボーカルマイク:ブラウナーVM-1(FET)

を使用しました。

レコーダーはProtools Ultimate AVID IO
セッションファイルは96Khz32Bit WAV を使用




ヘッドアンプはユニバーサルオーディオ4-710d
ボーカルヘッドアンプはニーブ1272






 

 

 

 

 

②マイクアレンジのコツ

マイクアレンジは写真の通りで、ここ30年以上はこのセッティングです。
これで良い音しなきゃダメなくらいのリファレンスですw

87をステレオに2050はベース弦
定位は87LRで、
2050はセンターでバランスをとります。



414は87の延長線上にLR こっちに多めのリバーブをかけます。


音源は遠いほどエコーのノリが良いのです。滲む感じねw
空気の量が多ければ多いほど良いです。

ちなみにマイク録音で一番やってはいけないことは「楽器の音を録ること」

えーっ!と思われる方いますよね、そうなんです。

楽器の音を録るのではなく、楽器が響いてる空気を録音するんです!
 一歩先を見るんですね。
それができれば色んな楽器を録音できますよw
理念ですね、在り方、原理原則です。



 

 

 

 

 

 

 

③ピアノ録音の注意点

ピアノの録音で一番注意しないといけないのは「位相」です。
単音で弾いた時、録音した音が引っ込む現象が多々あります。
これはその音の近辺の位相が合っていないんですよね。

ピアニストは音量を最善のアーティキュレーションで弾きます。
なので、「あれ?この音だけ聞こえないんですが」って、なります。
これはエンジニアのせいなんですよ。

全ての音が鮮明に再生されないと失格なのです。
なので位相を合わすのが鉄則です。

ちなみにどうやって位相を直すのか?

簡単です。
それは引っ込んだ音の位置をマイクでセンターら辺に持っていけば一発解決!なんです。
原理原則ですねw そんなふうにバランスをとっていきます。

マイクで良い音が録れない人、まずは音の原理原則を知ってください。
マイクを立てたら、ヘッドホンして良い音の位置を探してください。
マイク立てて、すぐスピーカーで聞かないでください。(熟練者ならいいかもw、、いや、でもダメだw)
演奏家と話して相手を理解してください。
これがバイノーラルレコーディングのコツです。全ては人です。
皆さんもやってみてください!


それではまた!

 

 

 

 

 

 

今回はここまで、次回に続く! 下記に本日のまとめも書き記してあります。 ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!
まだまだ質問募集してるので、お問い合わせから僕宛にメールくださればお答えいたします!!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。

それではまた!!

津吹龍辰講師の執筆ブログ記事ページ

 
 

まとめ

①音源は遠いほどエコーのノリが良い!
空気の量が多ければ多いほど良くなる

②マイク録音で一番やってはいけないことは「楽器の音を録ること」
楽器の音を録るのではなく、楽器が響いてる空気を録音する

③ピアノの録音で一番注意しないといけないのは「位相」
引っ込んだ音の位置をマイクでセンターら辺に持っていけば解決するぞ

④マイクを立てたら、ヘッドホンして良い音の位置を探そう
マイク立てて、すぐスピーカーで聞かないようにしよう



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