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オリジナルソングを作ってみよう!〜第4回 デモ音源を作ってみよう!〜
2019/8/2
作詞・作曲・編曲・DTM
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Follow @mushmusicschoolマッシュミュージックスクール ギター科・キーボード科・DTM科講師の中島甲斐です。
前回のブログ記事「第3回〜編曲(アレンジ)の重要性〜」に引き続き
今回は、
自分だけのデモ音源を作ると、音楽がより楽しくなりますよ!
①デモ音源を作るメリット
「この曲は昔、若い頃に作った曲なんですよ」
とある50代の生徒さんがレッスンの際に、オリジナル曲をギター弾き語りで披露してくださいました。
生徒さんの個性が前面に出ているかっこいいフォークロックでしたが、数年に一度、ライブハウスで歌うときしか日の目をみることはないとのことでした。
せっかく苦労して作った思い入れのある曲を、自分の頭の中にだけ留めておくのは勿体無いですよね。
今はYoutubeやFacebookなどSNSが充実していますから、デモ音源を作ってアップすれば、知人・友人のみならず沢山の人に聞いてもらえます。
思いもよらないところから反響があるかも…
また、デモ音源を作るとなると、その過程で練習量が必然と増えますし、曲の構成やクオリティも上がっていきます。
そして一番のメリットは 「音楽がより楽しくなる!」 これに尽きますね。
②まずは録音してみよう!
曲のアイディアやワンフレーズだけでも、記録として残しておくことは非常に重要。 スマホのボイスメモやボイスレコーダーでちょろっと録ってみる、くらいの感覚でいいんです。
最初から機材を完璧に揃えてクオリティの高いものを作ろうとすると、必ず行き詰まってしまいます。
録音したものを聞きこんでいくと「ここは歌のボリュームを少し下げよう」とか「サビをもう一周繰り返してみようかな」などアレンジのアイディアが浮かぶことはよくあります。
こうして曲のクオリティを徐々に上げていくんですね。
まずは気楽な気持ちで録音してみましょう!
③ワンランク上のサウンドに!
「より高音質に仕上げたいけど、編曲の仕方がよく分からない/時間がない」 といった悩みをお持ちの方は、プロにお願いするのも一つの手です。
私が提案する方法として、大きく分けて二つあります。
①スタジオで録音する
ギターやピアノの弾き語りといった、シンプルな編成の曲でしたらレコーディングスタジオでエンジニアさんに録音してもらうのがオススメ!
レコーディングとなると敷居の高いイメージがあるでしょうが、今はアマチュアの方でも安価でオリジナル曲を制作できます。
曲のクオリティが高くなりますよ!
②インターネットを通じてクリエイターに編曲をお願いする
「メロディやコードはできたけど、より凝ったアレンジがしたい、バンドサウンドで作ってみたい」
とお思いの方は、ネットを通してプロに一任するのもありです。
SNSやアプリ、クリエイターのホームページなどを検索すればすぐに依頼できますよ。
譜面やアレンジしたデモがあるに越したことはありませんが、メロディのみの音源やコード進行だけでもアレンジはできます。(私もフリマアプリを通して編曲や録音のお仕事をしています)
①②とも、ミキシングやマスタリングといったプロ音源に迫るサウンド処理もしてくれるので非常に便利です!
いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめと実践ガイドも書き記してあります。
ご自身の音楽生活に役立ててください!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。
中島甲斐講師の執筆ブログ記事ページ
まとめ
①デモ音源を作るとメリットがいっぱいあります!
②身近なツールを使って気楽に録音してみよう!
③クオリティの高い音源を作りたいなら、プロの手を借りてみよう!
実践ガイド
①スタジオでのレコーディングを計画する際は、値段や条件を比較しながら、自分にあったプランを選ぶことが大切です。
スタジオによってサービス内容が異なりますし、ジャンルの得手不得手もあります。
②宅録にチャレンジしたいなら、まずMTR(8〜16トラック)から始めることをおすすめします。
中古のMTRでしたら値段もお手頃ですし、曲制作を学ぶ上で非常に適しています。
おすすめはこちら
DTMだと、パソコンのスペックや周辺機器の準備に頭を悩まされることが多々ありますが、そのストレスがないのもMTRをお勧めする理由の一つですね。
③歌メロなど、曲の主軸となるメロディの「音程とリズム」は、譜面に起こせるくらいしっかりと固めていきましょう。
ここを怠ると、完成音源のクオリティがグーンと下がってしまいます。
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