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Follow @mushmusicschoolドラム上達にはダウンアップ奏法はほぼ必須?速さだけではない様々な用途を解説!
2019/7/13
ドラム
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Follow @mushmusicschoolマッシュミュージックスクール ドラム科講師の西尾務です!
ドラムの教材を少しでも見たことのある人なら、ダウンアップ奏法というテクニックを聞いたことがあるかと思います。
ダウンアップ奏法とはハイハットや、ライドシンバルなどの刻み系を叩く時に手首をクネクネするテクニックです。
ドラムの上達においてほぼ必須となるような技術ですが
なぜそこまで推す技術なのか…その理由はとても簡単
・めっちゃ良く使う
・いろんなジャンルの曲に応用できる
ダウンアップ奏法は多くのドラムパターンでとても多く応用でき、習得してしまえばビート感の抑揚や、ビートのパターンのレパートリーの幅が広がります!
目次
①最大の効果はサウンドに躍動感を出せる!
ダウンアップ奏法のメリットはスピード感が求められるビートを叩く際に、疲れずに叩けるというポイントが最大のメリットと思われがちですが、
サウンドに最大の効果があり、ビート感に躍動感を放てるのです。
叩き方の性質上、
1打目がアクセントになり、2打目の音が必然的に小さくなります。
ハイハットの音量が一定ではなくアクセントと小さな音が交互に来ることになります。
これが功を奏することも多く、ビートに躍動感が出るのです。
1.1 早い8ビートにもスローな16ビートにも
もちろん、早いテンポでスピード感を継続して叩くためにも、もはや必須の技術です。
例えば、テンポを「♩=180」ぐらいのテンポで8ビートを普通に叩くと、最初はとても疲れ、ほとんどの人が一曲まるまる叩けないでしょう、右手のハイハットをひたすら連打で「チチチチ」っと叩き、それを1曲の時間全てキープさせると考えるとゾッとします。
ここで登場するのがダウンアップ奏法ですが、手首のスナップを利用し、スティックを振り下ろす時に1打、引き上げる時に2打、これを継続して叩く!
このテクニックはロック系などの速い8ビートでとても大活躍しますが、速い曲以外にも使用する場面は多く、特にスロー16ビート(片手16ビート)やシャッフルなどにも駆使すると飛躍的に余裕のあるビートになります。
また、特に抑揚(メリハリ)が大きな要素となるバラード曲などにおいて、盛り上げるニュアンスが欲しい時にひたすら音量だけを大きくする手段だけではやはり限界があり、少々お粗末なドラムになるでしょう。
音量もさることながら、音数もコントロールできるようになる為にもダウンアップ奏法でのスロー16ビートは超強力な武器になると思います。
②シャッフルを叩く時にダウンアップ奏法はほぼ必須!
シャッフルのリズムはJ-POPなどでは比較的登場することは少ないかもしれませんが、ブルースの音楽やセッションで使用される曲では非常に多く登場します。
巷で行われているセッションなどに興味がある方は、シャッフル系のリズムパターンは絶対に抑えておいたほうがいいでしょう。
そしてこのリズムパターンもまた、ダウンアップ奏法を取り入れることで飛躍的に心地良いグルーヴ感を出せるようになります。
③とりあえず利き手(ハイハット)だけできるようになればようになれば安心!
ダウンアップ奏法はコツを掴むまで一苦労するかもしれません。
ですが、1つ安心要素があります!
それは基本的にハイハットかライドシンバルにしかほとんど使用しないので、
両手均等にできる必要はあまり無く、利き手だけできるようになればOKと考えて頂いても問題ないと思います。
ただし、ブルースのダブルシャッフルというリズムパターンに関しては、利き手ではない手で叩くスネアもハイハットやライドシンバルと同様にリズムを刻みますのでご注意ください。
いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめと実践ガイド書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。
西尾講師の執筆ブログ記事ページ
まとめ
①ダウンアップ奏法の最大のメリットはサウンドに躍動感を出せること!
②早い8ビート・スローな16ビート・シャッフルビートにもダウンアップ奏法は必須!
③とりあえず利き手(ハイハットなど)だけできればOK!
実践ガイド
①ひとえにダウンアップ奏法と言っても、習得は簡単ではありません。
いきなりできる人はほとんどおらず、長期的な視点で徐々にレベルアップしていくものと考えましょう。
最初の頃は、練習すると
「これなら普通に叩く方がマシだ!」
と思うかもしれません。
ここで一度想像して頂きたいのが、自転車を乗れるようになる練習をするのは1日であっさり乗れる人はほとんどいませんよね。
それどころか無茶をしたら怪我もするかもしれません。
ところが、一度乗れるようになると徒歩よりも圧倒的に早く便利なのが想像できるゆえに
「早く乗れるようになりたい」と考え
「走って移動する方がマシだ」とはならないと思います。
ダウンアップ奏法は
・良いビートを出す為
・利き手の負担を減らす為
が大きいですが一度出来てしまうと、
もう、1つずつのベタ打ちで叩く状態に戻ることは出来ないほど便利なテクニックです。
是非修得してください!
②いきなり速いテンポだと心が折れるかもしれないです。
ミディアムテンポで普通の8ビートでダウンアップ奏法を使用し強弱のある8ビートを叩くことから始めるのも良いでしょう。
③ダウンアップ奏法は、それそのものを誰かが見て「スゲー!」となるような技ではなく、ビートのポテンシャルを上げる奏法です。
徐々に全体のドラムの上達と並走しながら叩けるようになりたいですね!
④上手いドラマーの手首を見ながらイメージトレーニングしましょう!
難しい技術は、凝視したりスロー再生したり色々工夫して研究するものです。
しかし、ダウンアップ奏法はシンプルな技術ですので、深く観察せずともイメージトレーニングをしながら練習してみましょう。
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