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2019/8/8
作詞・作曲・編曲・DTM機材レビュー
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Follow @mushmusicschoolマッシュミュージックスクール エレキギター科・アコースティックギター科・DTM科講師の村瀬恭久です。
今回は「DTMソフト音源何買えばいいの?」について解説していきます。
DTMを始める際、通常まず最初に用意するのがDAWソフトです。
DAWソフトを購入すると大抵は何種類かのソフト音源が付属します。
DAWソフトについて
それらの付属音源を使えば大抵の音を出すことは出来ますが、もう一歩ステップアップを望んで追加の音源を購入する場合、何を基準に選んだら良いのかを解説します。
選ぶポイントを整理しましょう。
ポイント
①ソフト音源の主な種類
②自分の必要な音源を知る
③互換性、拡張性
①DTMソフト音源の主な種類
一般的にソフト音源は以下の種類に分けると考えられます。
① 専用音源
② マルチ音源 プリセットサンプラー、サンプラー
③ シンセ音源
1.1 専用音源
その名の通りある楽器・あるいはあるジャンルに特化した音源のことです。
ドラム・パーカッション・ブラス・ストリングス・ギター・ベース・ピアノ
DAW付属の音源だとそれぞれの音源の種類に乏しいか、またレベルがそう高くない物も多いです。
一つの音源のクオリティを高めたい、あるいはバリエーションを拡げたい場合は専用音源の購入を検討します。
例
DAW付属のドラムの音色に満足が行かなければドラム音源
リアルなオーケストラに特化したければ ブラス音源+ストリングス音源+オーケストラパーカッション音源と買い足していく
ギターは弾けないけどギターメインの作品が作りたいならギター音源
1.2 マルチ音源
その名の通りいろいろな種類の音が出せるものです。
マルチ音源はタイプ別に大きく2つに分けることが出来ます。
① プリセットサンプラー
② サンプラー
プリセットサンプラー
入っているライブラリを読み込んで使用します。
それぞれの音色のエディットはできますが、根本的に使用している波形の変更などは出来ないことが多いです。
また、自分で録音したギターやドラムの音色を使ってプログラムを作ったりすることは出来ません。
○音色エディット
☓波形を変更
☓自分で録音した音色を利用する
サンプラー
入っているライブラリを読み込んで使用する他、様々なライブラリが販売されているのでそれらを購入することで音色をどんどん増やしていくことが出来ます。
例えば、自分で録音したドラムの音色を使ってドラムセットを鍵盤の好きな位置に配置することが出来ます。
○音色エディット
○波形を変更
○自分で録音した音色を利用する
1.3 シンセ音源
基礎的な波形を元にそれらを合成(シンセサイズ)することで様々な音色を作り出します。 EDM、アンビエントなどには不可欠でしょう。
②自分の必要な音源を知る
①ある特定の音色のクオリティアップなら →専用音源
②とにかく簡易に色んな音色が出したいなら→マルチ音源(プリセットサンプラー)
③ライブラリを増やし、かつ自分で自由にエディットし、自分自身のライブラリも作りたいなら→マルチ音源(サンプラー)
④EDM、アンビエントが中心で、自分だけのオリジナルの音色をどんどん作っていきたいなら→シンセ音源
最近は②と③の境目がなくなってきてはいますが、やはり餅は餅屋です。
得意な分野はソフトによって違います。
大抵予算は無限ではないのですから、上記のうちどれが自分にとって最も必要なのかをよく考え、対象を絞る必要があります。
③互換性・拡張性
互換性:自分の環境つまり PC・DAWソフト・スペックに対応しているか
拡張性:以後のバージョンアップが見込めるか
対応するライブラリがたくさん発売されているか
気に入ったソフトでもwindow専用のこともありますし、DAWソフトによっては動かないもの、一応動作はしても重すぎてサクサク動かないこともあります。
専用音源やサンプラーの場合、対応するライブラリが少ないとその魅力が活かしきれません。
また、ちょっと端な話ですが、ソフトメーカー会社が小さすぎてバージョンアップが見込めないと、近い将来OSやソフトのバージョンアップの際、使えなくなる可能性があります。
PCを買い替えた時の移行のしやすさも検討に値するかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめと実践ガイドも書き記してあります。
ご自身の音楽生活に役立ててください!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てください。
村瀬恭久講師の執筆ブログ記事ページ
まとめと実践ガイド
1. ソフト音源を大きく分けると以下の3つ
① 専用音源
② マルチ音源 プリセットサンプラー、サンプラー
③ シンセ音源
2. 自分の本当に必要な音源を知る
自分の作りたいジャンルや付属ライブラリではカバーできない音色を補う。
やたらとライブラリだけ増やしても全然使わないのでは意味がありません。
そしてそのソフトがいつまで使えそうなのか、将来性や拡張性を良く考えましょう。
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