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Follow @mushmusicschool自分の声って嫌い?
2019/12/3
ボーカル
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Follow @mushmusicschool皆さん、こんにちは!
マッシュミュージックスクール ボーカル科講師のテリイです。
皆さんはご自分の声はお好きですか?
「声が低いから嫌い」
「声が高くてキンキンするか嫌い」
「ガサガサなので嫌い」
「高い声がきれいに出ない」
「低い声がちゃんと出ない」
「綺麗な声じゃないから嫌い」
色んな理由はありますが、大抵の方はご自分の声を気に入ってはいません。
それは、声を録音した時、自分の声が変な声に聞こえた経験があると、なおさらではないでしょうか?
実はこれが、ボイストレーニングを受けるうえで、大きな落とし穴になっているのです!
本日はそんな、自分の声が嫌いな人のための意識改善テクニックをご紹介します。
①ボイトレを受ける前の私の声
私は、毎日歌うという過酷な現場にいたので、いかに声を潰さずに歌うかが必須事項でした。
かつて発声が悪かったため、頻繁に結節(声帯にできるタコ)ができ、声がカスカスになって歌えなくなったりしていました。
「発声法を完全に変えなければ、結節は治らない」とお医者様に言われて、正しい発声法を完全習得することを決意したのは20代後半のことでした。
②オペラのボイトレ
私はおよそ15年にわたってあらゆるジャンルのボイストレーニングを受けてきました。
ある日、最も勉強になった先生の1人、オペラのT先生。
高い声がでない私に、喉の奥を開けるようにおっしゃいました。 (具体的な開け方は実践編で)
喉の開いた声が出たとき、先生は
「今の声、凄く良いよ」
とおっしゃいました。
しかし、私には、とても良いとは思えませんでした。
籠もってるし、暗い声だし、、、。
「この声で歌うのは違う!」
と、先生のアドバイスを素直に飲み込むことができませんでした。
ポップスやロックをこの声で歌うなんて、絶対に無理だと思ったのです。
実はこの時、先生に聞こえている声と、私に聞こえている声が違っていたのです。
③自分が聞こえている声は、他人には聞こえていない?
自分の口から出る声をAとします。
自分の声帯から骨を伝わって耳に聞こえる声をBとします。
自分自身はいつも、A+Bの声を聞いています。
しかし、自分以外の人は全てAの声だけを聞いているのです。
自分で、Aの声を聞くには、
①録音した声を聞く
②マイクを使って、モニタースピーカーから出る音だけを聞くようにする
この2つの方法しかありません。
つまり、自分以外に聞こえている声は、自分が聞いている声と違うのです。
だからこそ、ボイストレーニングは、他人にジャッジしてもらう必要があるのです。自己練習だけでいい声を見つけることはできないといっても過言ではありません。
これを私は、AとBの話と呼んで、私の体験レッスンでは必ずご説明しています。
自分という楽器が出せる、最も自分らしい良い声を探す旅がボイトレなのです。
いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめと実践ガイドも書き記してあります。
あなたの音楽生活が楽しいものになるようお役立てください。
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。
もし気になる事がありましたら質問コーナーでお待ちしております。
まとめ
①自分の録音した声が変に聞こえるのはあたりまえ
②自分以外に聞こえている声は、自分が聞いている声と違う
③ボイストレーニングは他人にジャッジしてもらう必要があるので、自己練習だけでいい声を見つけることはできない
実践ガイド
①まず、スマホなどのボイスメモ機能を使って、いつも歌っている曲をサビの一節を録音してみましょう。
↓
②次に、喉を開けます。
鏡を見ながら、軟口蓋(のど◯ンコ)を上げてみます。
口で息を吸うと上がります。
できたら、あくびをしながらもやってみてください。
そのとき、 自分には暗い声、太い声に聞こえていたら正解です。
↓
③軟口蓋を上げたまま、先ほどのサビの一節を歌ってみましょう。
そのとき、鏡を見ずに、あごが上がらないようにして、録音してください。
暗く太い声にしようと意識すると軟口蓋を上げた声になりやすいでしょう。
↓
④4先ほどの声と、軟口蓋を上げた声を比べてみてください。
ご自分に聞こえていた暗くて太い声とは違って聞こえるはずです。
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