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津吹龍辰直伝!レコーディングコラム 第63回「物事を俯瞰的に見て想像して物を作っていく」
2020/11/9
スクールレコーディング
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Follow @mushmusicschoolマッシュミュージックスクール ドラム科・DTM科・レコーディング科講師の津吹龍辰です!
毎月「9」の付く日に「レコーディングコラム」を掲載!
録音してるけどなかなかうまくいかない方、録音したい方、録音したことが無い方、録音に全く興味が無い方、、
音楽を愛する全ての人に向けて発信していきます。
皆さんこんにちは!
とうとう11月に突入ですね!
「今年も残る事あと2ヶ月しか無いと捉えるか」
「2ヶ月もある!何しよう!」
と捉えるかはここでも2極化ですねw
自分からコンテンツを発信したり、プロデュースしたりも自分が思う事。
これは楽しい!って感じることだけをやって行くことなんです。
内容ではありません。
楽しいって思えることのパッションが共感に繋がって行く時代に突入しました。
ということで、今回は「物事の捉える時の考え方・それを俯瞰的に見て想像して物を作ってく話」でもしてみます。
これまでの質問回答はこちら
「第1弾:訓練法・機材関連」
「第2弾:オーケストラのミックス」
「第3弾:マイクについて」
「第4弾:音楽の価値・人生観」
「第5弾:楽器練習・音楽で名を上げる」
「第6弾:自立と依存」
「プロになるまでの僕の経験」シリーズはこちら
「プロになるまでの僕の経験」第1章の「中学・高校編」
「プロになるまでの僕の経験」第2章「高校時代・進路決め編」
「プロになるまでの僕の経験」第3章「専門学校に入学するためにやったこと・学園生活編」
「プロになるまでの僕の経験」第4章「就職編」
「プロになるまでの僕の経験」第5章「レコーディングスタジオ編」
「プロになるまでの僕の経験」第6章「エンジニア面接、さらに面接編」
「プロになるまでの僕の経験」第7章「新スタジオ工事・セッティング編」
「プロになるまでの僕の経験」第8章「モニタースピーカー調整編」
「プロになるまでの僕の経験〜第9章「新スタジオでの新体験編〜」
「プロになるまでの僕の経験〜第10章「アシスタントエンジニアの修行時の仕事内容編〜」
「プロになるまでの僕の経験〜第11章「アシスタントエンジニアの仕事内容(大規模スタジオ編)〜」
それではまいります!!!
①音楽の捉え方
昔、僕が大変お世話になった人で、音楽の感覚を変えてくれた有名ピアニストとパーカッショニストの方がいました。
今も大活躍されてます。
その方々から、
「音楽は小節で捉えるな!一拍一拍を線で捉えろ!」
と教わりました。
そうすると、1曲が何小節じゃなく、1曲は1元(1個)って感じることができました。
これかなり深いんですよね。
物事を1つにするって事。
大きく捉えるって事なんです。
②何トラックあっても最後はステレオ2ch
機能的にはレコーディングってマルチトラックの時代が1960年代くらいから始まりました。
1トラック→2トラック→4トラック→8トラック→16トラック→24トラック→
今では500トラック以上!すごい!
修行時代に教わったことは、
「この沢山あるトラックのフェーダーが全部合わさって、ステレオ2chと考えろ!」
でした。
なので今でも僕は何トラックあってもフェーダーはまっすぐですw
周りは本当びっくりされますが、単純にこれが基準なんです。
誰か触ってもまっすぐで元どうりw
あっちゃこっちゃバラバラのバランスでは再現出来ないでしょw
他の物事もそうやって、すべて基準を決めて一個にまとめる癖が出来てきました。
そもそも1トラックから始まったレコーディングですからw
最近の音楽は、録音技術もDAWになってたくさんの音数になってきました。
この複数の楽器たちは全てレイヤー(要素を重ねて音を作る)になってます。
なので、1セクションの楽器はレイヤーで1個という風に考えて見たらすごい楽チンです。
ミキシングのEQもしかりです。
音も低い周波数から高い周波数までがいっぺんに響いてます。
これぞまさに最大のレイヤーって感じです。
僕は細かいのが嫌いなんで音のレイヤーは高域、中域、低域、で考えるのでとっても簡潔にEQしてしまうので 100くらいのトラックきてもだいたい1時間半でバランスとっちゃいますね。(以前のトラックの考え方記事参照)
③EQやCOMPは絶対しなくても良い
だんだん話を広げていきます。
多くの方はミキシングで、EQ・COMPは絶対しなきゃダメって思い込んでる方かなり多いんですよ。
そうではなく、
そもそもその音が良い響きでレコーディングされてたらそのまんまでいいじゃんってことです。
余計なエフェクターや機械を通す度、音は劣化します。
どうしようもない時や沢山の音の中でバランス取るには最適でしょう。(以前のEQについての記事参照)
すべてを俯瞰して聞いてみて判断します。
常に全部の音が混じってから(全体像を見てから)判断して見ましょう。
これって人間関係にも共通します。
そう思ったらそうなります、思考は現実化しますから。
すべてを俯瞰して全体を見てから色々考えて見ましょう!
もちろん音楽に必要は機能的な知識(基礎)は入れてくださいね。
それではまた!!!
次回はひさしぶりに質問コーナーやってみたいと思いますのでどしどし質問よろしくお願いします!
いずれは動画でも色々お見せしたいと思います。
下記に本日のまとめも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!
まだまだ質問募集していますので、お問い合わせから僕宛にメールくださればお答えいたします!!!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。
それではまた!!
津吹龍辰講師の執筆ブログ記事ページ

まとめ
①音楽は小節で捉えるな!一拍一拍を線で捉えろ!
物事を大きく捉えて1つにするという事。
②沢山あるトラック数も最終的にはフェーダーの音が全部合わさって、ステレオ2chになると考えれば、とてもシンプル!
③ミキシングで、EQ・COMPは絶対しないといけないわけではない。
そもそもその音が良い響きでレコーディングされてたらそのままで良い!
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