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ギターパートの作り方 8ビート編
2019/10/7
ギター作詞・作曲・編曲・DTM
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Follow @mushmusicschoolマッシュミュージックスクール エレキギター科・アコースティックギター科・DTM科講師の村瀬恭久です。
今回はDTMやバンドで
「ギター以外のパートが出来ていてそこにギターを入れたいんだけど、どうやって入れたら良いかわからない」
という初心者の方に向けた内容になっています。
パートの考え方にルールはありませんし、方法は無限にあって論理的に説明できることではないのですが、いくつかのよくあるパターンをご紹介します。
今回は8ビートの歪み系・バンド系サウンドに絞ってご説明します。
冒頭部に動画解説。
それ以降は文章・音源での解説になっています。
①ベースとユニゾン
ユニゾンというのは互いが同じことを演奏するという意味です。
ギターとベースのユニゾンは定番です。
少しブリッジミュート気味に演奏することが多いです。
②ユニゾン+カッティング
ベースとのユニゾンに高音域のカッティングでリズムにアクセントを加えます。
低音弦はミュートで高音はノンミュートで弾くことが多いです。
③ユニゾン+フレーズ
ベースとのユニゾンにアクセントとなるフレーズを加えます。
イントロなどでよく聞かれます。
④アルペジオ+ストローク
ギターの場合、白玉とストロークの中間のような、あるいは軽くアルペジオしながらストロークを交えるということをよくやります。
譜面にきっちりかけるものではなく、なんとなくの雰囲気で弾くことが多いです。
⑤アルペジオ
アルペジオのフレーズをきっちり聞かせたい場合、歪を少し軽くしたほうが良い事が多いです。
3度の音を入れる場合、あまり歪みが強いと綺麗に聞こえないことがあります。
⑥オスティナート
オスティナートというのは同じフレーズを繰り返すことです。
和音(コード)が変わっても同じフレーズを繰り返すことで浮遊感、広がりが生まれます。
いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめと実践ガイドも書き記してあります。
ご自身の音楽生活に役立ててください!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てください。
村瀬恭久講師の執筆ブログ記事ページ
まとめ
①ベースあるいは他の楽器の動きを把握する
②他の楽器の補強をするか、別の事を担当する
③拡がりを出したいのか、抑制したいのかを考える
④歌の邪魔をしない
実践ガイド
①上記のテクニックを組み合わせてパターンを作ることもできます。
①+② 低音ミュート + カッティング
①+④ 低音ミュート + ストローク
②+⑤ カッティング + アルペジオ
①+④+⑥ 低音ミュート + ストローク + オスティナート
②ギターのバッキングというのはその人の個性に委ねられる部分が非常に多く、なかなか譜面で説明することが出来ません。
色々なギタリストのバッキングを聞いて、ただコピーするだけでなくその手法の元になる考えをアナライズ(分析)してみましょう。
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