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音の性質を利用して曲を作る!〜神田の生徒日記〜
2020/12/3
生徒日記
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Follow @mushmusicschool皆さんこんにちは。
マッシュミュージックスクール代表の湯澤真人講師に、ギターを中心とした「作曲・DTM」のレッスンを受けている神田恭平です!
私は学生時代にアジカンのコピーバンドでリードギターしかやったことがありません。
そんな正真正銘の作曲初心者の私が曲を作るにあたって、当レッスンで学んだ知識やコツをご紹介できればと思います。
今回は、音の性質を利用して自分が意図した雰囲気の曲を作るコツを学んだのでご紹介します。
①歌詞の雰囲気と曲調を合わせたかった
とあるレッスンで新しい曲を先生に見せた時のことでした。
「歌詞の雰囲気に対して曲調が明るすぎないだろうか。」
という疑問を先生から投げかけられました。
私自身、その疑問は素直に受け入れられました。
それは、歌詞を考えた時点で「こんな曲調にしたいな」という考えはあったのですが、その曲調をどのように表現すれば良いのかが分かっていなかったからです。
②音の性質を利用して曲を作る
「曲を作る時は、メロディーが大切!」
と考えて、DAW画面上で音を並べて良さそうなメロディーができたら、そこからベースやドラムのパートを考えて…
という流れで曲を作っていたのですが、
「良さそうなメロディーって何?」
「そのメロディーは歌詞の雰囲気と合う?」
「歌詞とイメージする曲調は合っている?」
と聞かれると黙ってしまいます。
そこで、自分が意図した雰囲気の曲を作るコツを教えていただきました。
「音の性質を利用して曲を作る。」
ということでした。
実は、最初の頃のレッスンで大体の説明を受けていたのですがその時は内容を理解していませんでした…(汗)
では、音の性質とは一体何でしょうか。
③それぞれの度数が異なった性質を持っている
Key=Cとして、ドレミファソラシの「ド」を基準とした場合、ドが「1度」、レが「2度」、ミが「3度」…と表します。
これらの音程は度数と呼び、それぞれの度数が異なった性質を持っているのです。
(※更に、Key=Cの楽曲で使えるダイアトニックコード上でそれらの音はコードごとに度数の呼び方が変わります。
例:
Cメジャーコードの時の「ミ」は「3度」
Dマイナーコードの時の「ミ」は「2度」
例えば、
A君は元気な子。
B君は物静かな子。
C君は泣き虫な子。
といったようにA君、B君、C君にはそれぞれ異なった特徴があるように、
1度は〇〇な音
2度は〇〇な音
3度は〇〇な音
…というような性質があるということです。
この〇〇の中には1つの答えがある訳ではなく、人それぞれによって表現が異なるようです(レッスンでは先生が考える〇〇を教わることができます)。
そしてこれらの性質を自分なりに理解して、うまく利用することにより、自分が意図した雰囲気の曲を作ることができるようです(今日は元気いっぱいに遊びたいからA君と遊ぼう!といった感じでしょうか…)。
さらには、度数毎に「トニック(安定)」、「ドミナント(不安定)」、「サブドミナント(やや不安定)」といった性質の分類があり、
これらも合わせて理解し、曲作りに生かすことが、自分が意図した雰囲気の曲を作る第一歩となるようです。
自分が意図した雰囲気の曲を自由自在に作れるようになったら曲作りがより楽しくなることは間違いありません。
そんな日を目指して曲作りに励みたいと思います!
次回のレッスンが非常に楽しみです!
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