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Follow @mushmusicschool楽曲コンテストへの応募で気が付いたこと〜神田の生徒日記〜
2022/2/14
生徒日記
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Follow @mushmusicschool皆さんこんにちは。
マッシュミュージックスクール代表の湯澤真人講師に、ギターを中心とした「作曲・DTM」のレッスンを受けている神田恭平です!
私は学生時代にアジカンのコピーバンドでリードギターしかやったことがありません。
そんな正真正銘の作曲初心者の私が曲を作るにあたって、当レッスンで学んだ知識やコツをご紹介できればと思います。
前回のブログでは、コンテスト応募に向けた準備についてお話させていただきました。
そして、つい先ほど応募曲が完成いたしました!
そのため、今回のブログでは、「楽曲コンテストへの応募を通して気が付いたこと」をお伝えしたいと思います。
①人に聞いてもらう意識
楽曲コンテストへの応募をとおして気が付いたことが大きく二つあります。
「①人に聞いてもらうという意識の大切さ」
「②テーマに沿った作曲の難しさ」
です。
まず一つ目が、人に聞いてもらうという意識の大切さです。
人に聞いてもらうという意識があるかないかで、作曲のクオリティが大きく異なると感じました。
今までは、人に聞いてもらうのではなく、レッスンで学んだことを作曲に活かす。
つまり、作曲技術の向上に集中していたというイメージです。
学んだことを曲に反映することができたら満足、という感覚でした。
しかし、コンテストに応募するということは、人に聞いてもらう曲を作るということです。
学んだことを曲に反映することが目標ではなく、人から「いいね!」と言ってもらえる曲を作ることが目標になります。
そのため、学んだことを曲に反映できていたら良い曲か?と聞かれれば、そうとは限りません。
コンテスト用の曲においては、第三者として聞いた時に「良い曲かどうか」を考えるため、スピーカーで聞いてみたり、イヤホンで聞いてみたり、散歩しながら聞いてみたりしました。
すると、歌詞が聞き取りづらい、低音が強くて疲れる、楽器が喧嘩して何かうるさい、などの様々な感想が出てきました。
今までは自分が作った曲を第三者として聞くという視点があまりなかったため、今回は、より良い曲にするために修正したいと思える点がたくさんでてきました。
どうすれば改善されるのか、レッスンを思い出したり、ネットで調べたり、試行錯誤の繰り返しでした。
このように、人に聞いてもらうという意識を持つだけで、細かい点に気が付いたり、技術的な疑問もたくさん出てきますし、それらひとつひとつを丁寧にクリアしていくことで、曲の完成度も高くなると感じました。
②テーマに沿った作曲をする難しさ
気が付いたことの二つ目が、テーマに沿った作曲の難しさです。
今までは作りたい曲を好きな人に向けて好きなように作っていました。
しかし今回のコンテストは、ボーカロイドの得意分野である「アップテンポ」と「早口」を活かした曲を、マジカルミライというイベントのファンに向けて作る必要がありました。
これだけで、歌詞や曲調などのある程度の方向性が決まってしまいます。
決められた枠の中で何をどのように表現するのか、いわゆる表現の幅は、経験に大きく左右されると感じました。
早口の曲について、聞くこと、作ること、どちらにおいても経験が乏しかった私にとっては、歌詞を考え、メロディーに落とし込む作業が一番苦労しました。
心地良い語呂が見つからず、結果としてあまり早口にはできなかったと思っています。
ボーカロイドに興味を持ったのが最近のため、「ボーカロイドの曲」に対する知識も経験も浅かったのです。
これからは、どんなテーマが与えられても、苦労せずに「いいね!」と言える曲が作れるよう、ボーカロイドを含め、様々なジャンルの曲をたくさん聞きたいと思います!
③コンテストに応募したことで課題が見つかる
ということで、コンテストへの応募で気が付いたことをお伝えしました。
この経験では、レッスンの集大成となる作品ができたと思います。
なので大満足です!とは、全くなりませんでしたが…(笑)
むしろ、次回への課題が見つかり、やってみたいことが沢山できた、という印象です。
例えば、
✔︎ボーカロイドらしい早口でリズムの良い歌詞とメロディーを作りたい
✔︎ギターパートの録音とアレンジが上手くできるようになりたい
✔︎様々な楽器を使ったアレンジの幅を広げたい
✔︎ミックスにおける音量バランスの取り方を訓練したい
✔︎EDM等異なるジャンルの楽器の使い方をもっと知りたい
今回の経験では、人に聞いてもらうという意識を持って作曲を行ったことで、多くのことに気が付くことができました。
今後は、もっともっとたくさんの曲を作って経験値を高め、良い曲を作っていきたい!と思いました。
皆さんも、コンテストへの応募で気が付くことがたくさんあると思いますので、機会があれば是非参加してみてください!それでは!
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