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マッシュミュージックスクール ピアノ科講師木村滋子です。

今回も前回記事「反復標語、音符の省略、指を動かしづらい時」に続けて五線譜の読み方超入門編です。
知らないと演奏に困る楽典とその他をお届けします。

 

 

 

 

 

①オクターブの音符の省略

オクターブ音は音程の距離があるので、記譜の際に広く場所をとってしまいます。
そのためオクターブの省略はよく使われますので覚えておきましょう。

①1オクターブ高く演奏するものと、1オクターブ低く演奏するものを下に記します。





②オクターブの音を省略すると下のようになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②装飾音と奏法



楽曲では装飾音がしばしば使われますが、その主なものを下に記します。
上段が装飾音の省略記号
下段が実際の演奏音・奏法
になります。









 

 

 

 

 

 

 

 

③「魂の一球」と「魂の一音」


5月末よりテニスの四大大会(三大?大会)の一つの全仏オープン戦で日本の錦織圭選手が、男子シングルス4回戦で死闘を繰り広げました。
その試合の中で解説者が「魂の一球!」と連呼していましたが、この「魂の一球」とはどういうことか?

「一球一球に魂を込めると、命を吹き込む如くボールが生きて、意思通りに飛んでくれる」
という言葉を聞いたことがあります

4時間、5時間の長時間の試合で、一球一球を全力で魂を込めてボールを打ち続けるというテニスは、本当に過酷なスポーツで大変な世界だと思います。
その大変な世界の中でも世界ランキング10位以内の選手はいつでもどんなボールでも魂を込めて打てるのだろうと思います。


もちろんテニスだけでなく何をやるにしても全ての世界において、奥が深く簡単なものなんて何一つ無いなと、老年期に差し掛かる私には思えます。
子供の頃からピアノを長年続けていて、趣味であっても大変な世界に足を踏み入れたなと思ったことがありました。
「ただ音を出すだけ、ただ楽曲が弾けるだけでは駄目なんだ!どうすれば人の心に届く音が出せるのだろう?」
と悩んだこともありました。
今頃初めて少し見えた気がします。

私には才能がありませんから、大袈裟に言わせてもらえば、「心」「魂」を
込めて一音一音を大事に弾くしかないなと、それも自分の為の音ではなく、聞く人の心を想って弾くことが大事なのではないかと思っています。
(音大受験の方は、必ず一音一音に魂を込めなければならないと思います。魂の入っていない、おざなりの音を出していては試験官にすぐ分かってしまいます。)


初心者の方は特に左手の4・5の指を自由自在に動かすことが難しいので、まず「魂を込める」演奏ではなく、
指先に神経が行っているか、ご自分が指をどう動かしているのか、自覚できるまでは練習を続けましょう。

 

 

 







いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめ実践ガイドも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!

 

 

 

 

まとめ

①音符の省略・装飾音も楽曲にはよく出てきますので、ピアノ等を特に練習している方は、これらを理解して覚えておきましょう。

②できる方は、「一音一音に魂を込めて」弾きましょう。


 

実践ガイド

① ①②でよく使われる省略をまとめてノート等に書き留め、忘れたらいつでも確認できるようにしましょう!

②「一音一音に魂を込める」ことが難しい方は、指先が一音一音、鍵盤をどのように押して(置いて)いるのか、力加減を自覚できるようになるまでは、練習を続けましょう。




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