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リムショットの使い方「オープンリムショット」と「クローズドリムショット」
2019/7/31
ドラム
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Follow @mushmusicschoolマッシュミュージックスクール ドラム科講師の西尾務です!
「スネアの音には◯種類の音がある」と何種類かの見解があります。
超ザックリと大きく分けて3種類に分類すると、
普通のスネアのショット
オープンリムショット
クローズドリムショット
今回はこの2種類のリムショットの叩き方・使い方を紹介したいと思います。
目次
①オープンリムショットは自由自在に叩けるように目指しましょう!
オープンリムショットの叩き方
打面のヘッドとリム(端のリング)をスティックで同時に叩くことで、アタック感のある音を放つ奏法です。
最初の練習のうちはリムとヘッドを同時に叩く成功率が低いです。
(リムだけを叩き「カチ」っと外したり、普通にヘッドだけを叩いたり)
ただ、一度出来るようになるとつい多用したくなることもあります。
ここで注意!
この奏法は高音でかなり大きな音量が出ます。
むやみに乱用するとただただ耳に痛いドラムになってしまいます。
なので、ある程度扱いに注意が必要ですが使いこなせば音楽のボルテージが上がった時などに最適な奏法の一つになります。
一度できるようなったら、
今度はオープンリムショットでも力を抜いてボリュームコントロールができるようにしましょう!
また、オープンリムショットはスネアだけではなくタム類にも使用します。
慣れきたらタム回しでもオープンリムショットを使用したらカッコ良くなるでしょう!
②クローズドリムショットの奏法に正解は無し!?良いと思う音を色々探りってみよう!
クローズドリムショットの叩き方
スティックを逆さまに持ち、人差し指と親指でスティックつまむ。
↓
打面の中心に手を優しく載せ手首をコントロールし叩く。
打面をミュートすると同時にスティックもリムに当てる奏法
これはあくまで基本的な方法ですが、結論 「良い音がすればOK」です!
上記の持ち方が良い音鳴りがすることが多いのは確かです。
しかし、その時のスティックの形状やスネアの種類など様々な条件と状況により、音が変化し上記の持ち方がベストな音になるとは限らないこともあります。
スティックの向きも逆ではなく通常の向きのほうが良い時など、法則性が様々なので基本的に「良い音が出ればなんでもあり」のスタンスで良いかと思います。
クローズドリムショットは「カッ!」っと独特の音が出ます。
J-POPのバラード曲で使用されていることもあります。
しかしJ-POPでは比較的使用頻度は少なく、J-POPをメインで聞いてこられたかたは、聞き馴染みのないかたももしかしたらいらっしゃるかもしれません。
ところが、他のジャンルでクローズドリムショットは非常に多く活用されてまして、
この技術はドラマーとして「できない・知らない」はさすがに厳しいかもしれませんので是非抑えておきたいところです。
③セッションではクローズドリムショットやオープンリムショットを有効活用しましょう!
巷で行われているセッションイベントなどのドラマーの役割は、
他のプレイヤーのソロを引き立てるためのメリハリをつけること
これが非常に重要でしょう。
例えば、
フロント楽器の人が小さい音で演奏している時は、クローズドリムショット
バンド全体のボルテージが上がってきた時は、オープンリムショット
・普通のストローク
・クローズドリムショット
・オープンリムショット
これらを駆使すると、同じ8ビートでもボリュームコントロールを簡単に3段階にすることができます。
逆に言えばどんなリズムパターンでも、最低でも3段階のボリューム調整ができるようにしたいですね!
セッション初心者の方は、まずはここをおさえて練習してみましょう。
いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめと実践ガイド書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。
西尾講師の執筆ブログ記事ページ
まとめ
リムショットはドラムのメインであるスネアの音色が増えることで飛躍的に表現力が増します。
これができるようになると、リムショットをしない状態には戻れないほど表現の幅が広がります。
リムショットができない方はいち早く修得し、様々な楽曲で実践してみましょう!
実践ガイド
①アクセント移動のトレーニングでオープンリムショットを取り入れましょう!
任意のタイミングで自由にオープンリムショット打てるようになるためには、基礎的なアクセント練習でアクセントの部分を全てオープンリムショットにしてみましょう。
意のままに操れるようになると、とてもカッコ良いフレーズが叩けるようになります!
②クローズドリムショットは良い音がなるポイントを研究するべし!
ただ「カッ!」と鳴ればOKと事務的にならず、一番良い音が鳴る場所を研究してこだわりの綺麗な音のクローズドリムショットを目指しましょう。
③場面に応じて自由に使い分けられるようになろう!
たとえ譜面に指定があったとしても、ライブ本番でリハーサル以上にボルテージが上がってオープンリムショットにしたり、
逆に本来のバンドより人数が少ない場合などはスネアのショットの指定があったとしてもクローズドリムショットを使うなどしてアレンジに差を作ったり、
その場の状況に応じて使い分けられるようになりましょう!
④オープンリムショットの参考動画として是非オススメなのはマーチングドラムです!
マーチングドラムはスネアひとつで
・普通のストローク
・オープンリムショット
この2種類の音だけをメインにして高度なテクニックで、オープンリムショットを操り、一度たりとも外しません!
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