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マッシュミュージックスクール ドラム科DTM科レコーディング・ミックス・マスタリング科講師の津吹龍辰です!
毎月「9」の付く日「レコーディング・ミックスコラム」を掲載!
レコーディング・ミックスしてるけどなかなかうまくいかない方、レコーディング・ミックスしたい方、レコーディング・ミックスしたことが無い方、レコーディング・ミックスに全く興味が無い方、、 音楽を愛する全ての人に向けて発信していきます。

ハイみなさん!こんにちは! 
最近はかなり落ち着いてしまったので、この1週間は毎日夜メバル釣りに出ております。
海は季節も遅れてまして、大体2週間遅れな感じで春がやってきた感じです。
先々週は大潮であまり釣れなかったので、これはもしかしてということで2周遅れての大潮で、かなり大爆釣で、毎日のようにメバルの煮付けや刺身で盛り上がっております。


これだけ爆釣していましたのでテストモードに入り、タックルチェックをして、どんなルアーでどんな動きでどんな潮回りで釣れるか、どんな場所に魚がついてるのかの実験をやっておりました。

さて、前回応募いたしました質問コーナーに行きたいと思います。
マッシュからたくさんのご質問のテキストがやって参りました。
皆さん今回も素晴らしい質問ありがとうございます。
それでは答えていきたいと思います。

ということで本日は、「寄せられた質問にお答えしちゃうコーナー!㉗:話の合う友達がいない・アナログノイズ・ネット上での音量感・スリーピースバンド」を語っていきます!

プロの失敗談シリーズ記事はこちら
「第1回目:失敗とは何か?」
「第2回目:失敗の構造と種類」
「第3回目:レコーディング中のミス」
「第4回目:他人の言う事を聞かない」

ライブ配信解説ブログ記事はこちら
「インターネットライブ配信を徹底解説!:ツアー編」
「インターネットライブ配信を徹底解説!:PAの基本原則編」
「インターネットライブ配信を徹底解説!:PAの本番中の仕事」
「インターネットライブ配信を徹底解説!:現場での急なトラブル」

これまでの質問回答はこちら
「第1弾:訓練法・機材関連」
「第2弾:オーケストラのミックス」
「第3弾:マイクについて」
「第4弾:音楽の価値・人生観」
「第5弾:楽器練習・音楽で名を上げる」
「第6弾:自立と依存」
「第7弾:ピッチ補正」
「第8弾:理想の音楽を作りたい」
「第9弾:低音について/伝えることについて」
「第10弾:ミックスの流れについて」
「第11弾:音楽活動をするにあたって」
「第12弾:ライブ鑑賞で意識していること」
「第13弾:ボーカルマイクについて・ギターのミックスについて」
「第14弾:ボーカルの音量・ミックスの着地点」
「第15弾:ボーカルが浮いてしまう・アナログコンプの掛け録り」
「第16弾:ミックスの上達方法を知りたい」
「第17弾:ミックスの完成とは?」
「第18弾:ボーカルの歯擦音に対する考え方」
「第19弾:専門外の楽器をかっこよくする・リバーブの正解」
「第20弾:おすすめのHA・プロの指標」
「第21弾:本番前の行動・ドラム演奏用シューズ・覚悟の決め方」
「第22弾:REC時とMIX時のモニター・自分のミックスが小さく感じる」
「第23弾:リアルタイム書き出し・マイク1本でレコーディング」


「プロになるまでの僕の経験」シリーズはこちら
「プロになるまでの僕の経験」第1章の「中学・高校編」
「プロになるまでの僕の経験」第2章「高校時代・進路決め編」
「プロになるまでの僕の経験」第3章「専門学校に入学するためにやったこと・学園生活編」
「プロになるまでの僕の経験」第4章「就職編」
「プロになるまでの僕の経験」第5章「レコーディングスタジオ編」
「プロになるまでの僕の経験」第6章「エンジニア面接、さらに面接編」
「プロになるまでの僕の経験」第7章「新スタジオ工事・セッティング編」
「プロになるまでの僕の経験」第8章「モニタースピーカー調整編」
「プロになるまでの僕の経験〜第9章「新スタジオでの新体験編〜」
「プロになるまでの僕の経験〜第10章「アシスタントエンジニアの修行時の仕事内容編〜」
「プロになるまでの僕の経験〜第11章「アシスタントエンジニアの仕事内容(大規模スタジオ編)〜」

 

 

 

 

①話の合う友達がいない

こちらが寄せられたご質問です。

Q.
高校に入学して兼ねてより入りたかった軽音部に入部しました。
しかし私の好きな音楽・ジャンルに合う友達がおらず、話題も合わなそうでだんだん辛くなってきました。
このような状況の場合、津吹先生でしたらどうしますか?


はい、この質問あるあるですね。
というか僕も高校入った時に軽音部みたいなブラスバンドに入りました。
僕がやっている音楽はちょっとマニアックなフュージョンをやっていたので、なかなか合うやつもいませんでしたね。
けど、これは逆に別のジャンルも練習できるということで彼らが聴いている音楽をたくさん傾聴していくことにより、かなりの音楽の幅が広がったと思います。

なんでもマイナスに捉えるのではなく、今起こっている事は正しいという原理原則によりこれを生かさなければならない。
もったいないですね。活かしましょう。

また、自分の好きな音楽の練習をしている時に、その演奏がめちゃめちゃ素晴らしかったとすると、周りのお友達は「その曲何?」と自分から周りに影響を及ぼすことになります。
周り人たちも、自分が聞いた音楽に影響受けて、好きになったはずです。
という事はあなたが周りに影響与えられるくらい練習ができたら良いのではないかと思います。

そんなことをしているうちに僕なんかは掛け持ちバンドが10個になりました。
当時は耳コピがすごく得意でしたが、 プロになった時にはもう楽譜でばっかり仕事しているために全く耳コピが遅くなりまして、バンドって大変ですね。笑
まずは周りの人と仲良くなるために、その人たちの関心を一緒にしていきましょう。がんばって!
いやぁ、なんか僕も懐かしくなってきました。こんなことありましたね。
難しい音楽をやればやるほど気が合う人はいませんと言うのはあるあるですね。

皆さんも周りに自分の好きな音楽を影響させるくらい、頑張って魅力的な演奏を聞かせてあげて下さい。

はい、では次のご質問です。





 

 

 

 

 

 

 

 

②アナログに通すとノイズが入る




こちらが寄せられたご質問です。

Q.
以前、津吹講師がおっしゃっていた「アナログミキサーに通すと音抜けが良くなる」記事を拝見しまして、早速試してみました。
確かに音抜けは良くなったのですが、同時に「シューー」というヒスノイズ?のようなものも付いてしまいます。
なのでノイズ除去プラグインなどでそれらを除去しています。
これは接続ケーブルや接続方法、設定などに問題があるのでしょうか?


このアナログでやるときに問題なのはやはりノイズ問題であります。
ノイズが出るという事は、インピーダンスマッチングの問題でございます。

もしくは配線している場所にたくさん余計な電源があったりしていると、その電位差でノイズが発生するという原理原則があります。
今一度周りの配線を確認してやってみてはいかがでしょうか?

ノイズ消すプラグインはもちろんあるのですが、それをやる前に配線関係はしっかりと把握した上でノイズが出ないように良いケーブルを使ったりして、あまり長いケーブルを使わなかったり、ノイズが出るような原因があるような配線の仕方は避けたほうがいいと思います。
聞きたい音に被って入ってる音をなくすプラグインはクラリスと言うのもありますが、電気的ノイズは消えないと思います。
僕も自宅でやる時は、やっぱりこのノイズは出ました。 配線周りをしっかり確認してリレコしていきましょう。

はい次の質問です!






 

 

 

 

 

 

③自分がアップした音源の音量感が他よりも小さく感じる




こちらが寄せられたご質問です。

Q.
どんなに音圧を上げて大きい音量で楽曲を作っても、You Tube等に自分の音源をアップすると、ある一定の音量まで下げられてしまいます。
それはネットでも調べて分かってはいたのですが、他のアーティストの音源だとそれを凌駕する音量感のものが多数ありました。
これはレコーディングの時点で違うのか、ミックス・マスタリングの時点で違うのか、それとも何か他の理由なのか、ご教授頂けますと幸いです。


この音量を上げるっていうのはメーター上で上がっているのか、本当にスピーカーから出ている音圧が上がっているのか、ちょっと聞かないと分かりませんが、
先日の仕事でVimeoとYouTubeに音源を上げたた時、確かにYouTubeはすごく小さかったですね。
データの転送問題なのか、こちらも音圧を上げてはいるのですが、多分サイト側でコントロールされていると思います。

そして他のアーティストの曲が大きいのも確かにありました。
何か政治的なものでしょうか?
これはGoogleがコントロールしているのでよく分かりませんが、ちょっとその曲がどれぐらい上がってるのかを聞かしていただきたいです。

あとはマスタリングで上げるというよりも、やはりミキシングでちゃんと解像度を理解した上で音圧を上げていくと言う作業していかないとですね。
例えば44.1kHzでレコーディングしたものは、その限られた44.1kHzの解像度でしか音量は入りません。
しかし96kHzでレコーディングされたものをミックスして44.1kHzにダウンコンバートすると全く音量が違います。
レコーディング後でもよく考えた上でやられてみてはいかがでしょうか?
少なからず、僕らプロはトラッキングする時は96kHz以上では必ず録っているとは思いますが、 僕の見解はそんな感じです。

 

 

 

 

 

 

 

④スリーピースバンドで気をつけること




こちらが寄せられたご質問です。

Q.
津吹先生に質問です。
「スリーピースバンドの曲を作る時に意識する事」をお伺いいたしたく存じます。
宜しくお願いいたします。


某大手の専門学校で20年位講師をやっていました。
スリーピースバンドも多数存在していましたが、良くないスリーピースバンドの一番の原因はタイミングがみんなバラバラなんですね。

例えばすごく大きなフルオーケストラはコンダクター1人なのに、なぜタイミングが合うのでしょうか?
そしたら3人や2人でやっているバンドでなぜタイミングが合わないのでしょうか?
これらを課題として、この20年間ずっと同じ授業をやってきました。

曲に対するアプローチやリズムパターンを把握した上で、 何拍目にアクセントを置いて刻むとか。
まずはこの基本となるリズムの取り方、ここを重点的にアプローチしていきます。

曲には、イントロ、Aメロ、Bメロ、サビ、といったように、各セクションでリズムパターンが違うと思います。
この時にバンドをやってる皆さんは、ただ楽器を弾くことだけに一生懸命になり、1番大切なリズムを全く無視してたり、分かっていないとかでバラバラなんです。
僕がバンドをプロデュースをする時、まずは「そのタイミングさえ合っていれば、こんな楽しい事はない」というところからスタートします。
曲の構成的には、単純なコード進行、そこに単純なメロディーを乗せていくだけ、しかしタイミングさえ良ければこんなかっこいい曲なんだ!とすることで全然別の表現になっていきます。
例えばEコードで8Beatパターンでセッションをしてみて、タイミングを1拍目だけ取るとか、2拍目だけ取るとか、 同様に3拍目だけ、4拍目だけとアクセントの練習をみんなで合わせてやってみると良い曲ができると思います。
まずはみんなの息を合わせる。
たったこれだけなんです。
これが皆さんできていないのです。
そのためにはまずみんなで演奏している音を、みんなで鏡を見て練習してるようにしっかり客観しましょう。
録音したりして、みんなでこのタイミングが良いとか悪いとか意見を出し合いながらやってみてください。
するとまた違う世界が見えてくるでしょう。


以上、今回の質問は初心に帰ると言う感じでしたね。なかなか懐かしい経験が思い出されました。
皆さんもいろいろ生活していると慣れてきて、それがないがしろになっていきます。
しっかりと人生の軸を持って、自分の自己を他人に影響されず自分から周りに影響を出せるよう日夜頑張ってください。
後半はまた次回!!

 

 

 

 

 

 

今回はここまで、次回に続く! 下記に本日のまとめも書き記してあります。 ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!
まだまだ質問募集してるので、お問い合わせから僕宛にメールくださればお答えいたします!!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。

それではまた!!

津吹龍辰講師の執筆ブログ記事ページ

 
 

まとめ

①軽音部で趣味の合う友達がいない
これは逆に別のジャンルも練習できるので彼らが聴いている音楽をたくさん傾聴して音楽の幅を広げてみよう、今起こっている事は正しい
また、自分の演奏で周りに影響を与えられることもできるぞ!日々練習!

②ノイズが出るという事は、インピーダンスマッチングの問題か配線確認
配線している場所に余計な電源がたくさんあると、その電位差でノイズが発生するという原理原則がある


③ミキシングではちゃんと解像度を理解した上で音圧を上げていくと言う作業をしていこう
96kHzでレコーディングされたものをミックスして44.1kHzにダウンコンバートすると全く音量が違うぞ

④良くないスリーピースバンドの一番の原因はタイミングがみんなバラバラなこと
「タイミングさえ合っていれば、こんな楽しい事はない」というところからスタートしよう
まずはみんなの息を合わせる。



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