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Follow @mushmusicschool津吹龍辰直伝!レコーディング&ミックスコラム 第210回「寄せられた質問にお答えしちゃうコーナー!㉔:新しいジャンル・ライブクオリティー・ノリとは」
2024/12/9
スクールレコーディング
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マッシュミュージックスクール ドラム科・DTM科・レコーディング・ミックス・マスタリング科講師の津吹龍辰です!
毎月「9」の付く日に「レコーディング・ミックスコラム」を掲載!
レコーディング・ミックスしてるけどなかなかうまくいかない方、レコーディング・ミックスしたい方、レコーディング・ミックスしたことが無い方、レコーディング・ミックスに全く興味が無い方、、 音楽を愛する全ての人に向けて発信していきます。
ハイみなさん!こんにちは!
今年最後の質問コーナーとなりますが、たっくさんのご質問いただき有難うございました。
さらにクオリティーアップした質問に涙して読ませていただきましたw
皆さんのステップアップを目指して回答していきます。
物事の成功は先人の経験談により、それを自ら想像していくことで成し遂げられるという原理原則があります。
僕の答えは一例に過ぎませんが、皆さんはそれを糧にたくさん想像して、実験して、結果という現象を楽しんでくださいね!
ということで本日は、「寄せられた質問にお答えしちゃうコーナー!㉔:新しいジャンル・ライブクオリティー・ノリとは」を語っていきます!
プロの失敗談シリーズ記事はこちら
「第1回目:失敗とは何か?」
「第2回目:失敗の構造と種類」
「第3回目:レコーディング中のミス」
「第4回目:他人の言う事を聞かない」
ライブ配信解説ブログ記事はこちら
「インターネットライブ配信を徹底解説!:ツアー編」
「インターネットライブ配信を徹底解説!:PAの基本原則編」
「インターネットライブ配信を徹底解説!:PAの本番中の仕事」
「インターネットライブ配信を徹底解説!:現場での急なトラブル」
これまでの質問回答はこちら
「第1弾:訓練法・機材関連」
「第2弾:オーケストラのミックス」
「第3弾:マイクについて」
「第4弾:音楽の価値・人生観」
「第5弾:楽器練習・音楽で名を上げる」
「第6弾:自立と依存」
「第7弾:ピッチ補正」
「第8弾:理想の音楽を作りたい」
「第9弾:低音について/伝えることについて」
「第10弾:ミックスの流れについて」
「第11弾:音楽活動をするにあたって」
「第12弾:ライブ鑑賞で意識していること」
「第13弾:ボーカルマイクについて・ギターのミックスについて」
「第14弾:ボーカルの音量・ミックスの着地点」
「第15弾:ボーカルが浮いてしまう・アナログコンプの掛け録り」
「第16弾:ミックスの上達方法を知りたい」
「第17弾:ミックスの完成とは?」
「第18弾:ボーカルの歯擦音に対する考え方」
「第19弾:専門外の楽器をかっこよくする・リバーブの正解」
「第20弾:おすすめのHA・プロの指標」
「第21弾:本番前の行動・ドラム演奏用シューズ・覚悟の決め方」
「第22弾:REC時とMIX時のモニター・自分のミックスが小さく感じる」
「第23弾:リアルタイム書き出し・マイク1本でレコーディング」
「プロになるまでの僕の経験」シリーズはこちら
「プロになるまでの僕の経験」第1章の「中学・高校編」
「プロになるまでの僕の経験」第2章「高校時代・進路決め編」
「プロになるまでの僕の経験」第3章「専門学校に入学するためにやったこと・学園生活編」
「プロになるまでの僕の経験」第4章「就職編」
「プロになるまでの僕の経験」第5章「レコーディングスタジオ編」
「プロになるまでの僕の経験」第6章「エンジニア面接、さらに面接編」
「プロになるまでの僕の経験」第7章「新スタジオ工事・セッティング編」
「プロになるまでの僕の経験」第8章「モニタースピーカー調整編」
「プロになるまでの僕の経験〜第9章「新スタジオでの新体験編〜」
「プロになるまでの僕の経験〜第10章「アシスタントエンジニアの修行時の仕事内容編〜」
「プロになるまでの僕の経験〜第11章「アシスタントエンジニアの仕事内容(大規模スタジオ編)〜」
①やったことのないジャンルの取り入れ方
こちらが寄せられたご質問です。
Q.
質問です。
津吹先生は自分が取り組んだことのない新しいジャンルの仕事を依頼された際はどうされてますでしょうか?
また、新しいジャンルのものを勉強・取り入れていく時の方法などをご教授頂けますと幸いです。
新しいというか、やったことのないスタイルですよね。
そういった場合は他の作品をたくさん聞きますね。
音楽の変化って基本は変わらないですよね。
きっと音楽のスタイルも、音響機器の発展が〜という理由もあると思いますね。
最近だとでっかいステレオコンポなんかで全く聞かないし、ハイエンドオーディオなんか高くて変えないとか。
ハイエンドオーディオは単純に聞きに行って貰えばいいんですが、めんどくさくてそれすらやらない方ばかりですよね。
自分にない文化は自分から情報を取りに行けばいいんじゃないかと。
僕はいきますよ、取りにw
行って見たり聞いたりしたら、今ある中でやれることがわかると思いますよ。
いい質問ですね!有難うございました!
ぜひ活用してください! はい、では次のご質問です。
②ライブ演奏の出来を安定させたい
こちらが寄せられたご質問です。
Q.
何度もライブをやっていると、自分の出来が良い時と悪い時に分かれてきます。
その時の体調や精神状態が関わっていると思うのですが、ライブ演奏クオリティーを安定させる秘訣などありましたら是非教えて欲しいです。
これ簡単です。鏡の法則です。
朝起きてご自分の顔見ますよね。そうしたら今日は良い感じとか、あーなんか調子悪ー、みたいなことありますよね。
そしたらどうしますか?良い調子に調整しませんか?
そうすると、良い感じになった感覚が分かりますよね。
これが楽器演奏の場合は、「録音」なんですよね。
練習やライブを必ず記録しておく。
そうしたら、お客さん目線や、相手目線で自分の現状を確認できますよね。
これを長くやることなんです。
そしたら、ライブ中に全ての音が聞こえてきます。
モニターがあってもなくても関係なくなりますよ。 全ては自分次第なんです。
こう演奏したんだけど、自分で聞いて、ちゃんとそう聞こえてるか?録音物を毎回聞く。
これががだんだん一致してきます。
プロが安定してるのは、そこなんです。
プロの皆さんはやってます、必ず。
ぜひやって見てください!全ては経験ですね!
回数打てば命中率上がります。原理原則です。
はい次の質問です!
③ノリはどうやって出すの?
こちらが寄せられたご質問です。
Q.
質問です。
・津吹先生は演奏したり作曲したりする際、ノリは意識しておられますか?
・ノリを出そうと思ったら何がどう変わるのでしょうか?
・ノリとはどのようにして出すものなのでしょうか?
私はノリというのを「自然と身体が動くような感覚」だと考えています。
先日エレクトロ系の楽曲でDTMレッスンをしてもらっていた際、キックとスネアのサウンドを変えることでノリが出てきたことが少し分かり、特にキックが心臓にズンズン響くような音がノリが出るのかな、というような気がしました。
ですが、ジャンルが変わってスティービーワンダーの「superstition」などはズンズン響かなくてもノリがあるように感じます。
結局、ノリというのがどのようにして出てくるのか、落とし込むことが出来ていない状態です。
はい、この質問もかなり多いんですよね。
先日ベーシストのお友達が、高橋マコトさんのライブ行った際、
「僕気づいたんですが、津吹さんのドラムのノリとなんか似てるなって。。どうなってるんですか??」
って、これ色んな方に結構言われます。
僕は完全に青山純さんですがwまことさんも大好きですよw
楽器ってアンサンブルですよね。
全ては相対なんですよ、相関関係。
まず、ノリって「縦ノリ」「横ノリ」ってありますよね。
縦ノリは上から下、横ノリは右から左もしくは左から右。
単純にこの方向で振り付けしながら演奏してみてください。一気に出来ます。だってそうノってるからw
僕はドラマーですが、この楽器で全てノリを出せます。
理論的に言ったら「拍の中で距離を図る」です。
キックを中心の軸とするなら、スネアのタイミングや出音をコントロールして、ちょっと前かちょっと後ろかで随分ノリは変わって聞こえます。
(下図参照)
あと、音質もです。
低い音は遅れて聞こえます。
高い音は早く聞こえます。
タイミングが調整できるようになったら音色でもやってみましょう。
そうしたら、
ベースはキックとの相関関係(ベースのタイミングも前にしたり後ろにしたり)、
歌はスネアとのタイミングの相関関係で考えて、どの辺で叩けばどんなノリに聞こえるか?
ボーカリストに歌いやすいか確認しながら意思の疎通を通わせてみましょう。
そして一個前の質問のように録音です。
自分がここで叩いた!と確信した位置で録音して、プレイバックして、ちゃんと一致してるか、を確認してみます。
これを繰り返して縦ノリ、横ノリをやってみましょう!
勝手に体が動く音楽になっているでしょう!
今回はこの3つの質問回答をお送りしました!次回もご質問にお答えしてまいります。
それではまた!!
今回はここまで、次回に続く! 下記に本日のまとめも書き記してあります。 ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!
まだまだ質問募集してるので、お問い合わせから僕宛にメールくださればお答えいたします!!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。
それではまた!!
津吹龍辰講師の執筆ブログ記事ページ
まとめ
①やったことのないスタイルを取り入れる時は関連作品をたくさん聞く!
自分にない文化は自分から情報を取りに行く
②鏡の法則で調子を安定させよう
音楽の場合は「録音」
練習やライブを必ず記録して自分の現状を常に確認
演奏した感触と録音物がだんだん一致してくれば演奏が安定するぞ
全ては自分次第!
③ノリとは「相関関係」
キックを中心の軸とするなら、スネアのタイミングや出音をコントロールして、ちょっと前かちょっと後ろかでノリは変わって聞こえる
音質、低い音は遅れて聞こえて、高い音は早く聞こえる
タイミングが調整できるようになったら音色でもやってみよう
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