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マッシュミュージックスクール ピアノ科講師木村滋子です。

前回記事「超入口編!〜譜表〜」に続けて五線譜の読み方超入門編です。
今回も知ってそうで知らない楽典の基礎をご紹介します。

ト音記号の書き方一つ見ても、この人は基礎から習ったのか、我流でやっているのかが分かるので、ひと通り基礎を覚えておきましょうね。

 

 

 

 

 

①ト音記号の書き方と本当の意味を知っていますか?

 

 

1.1 ト音記号の意味

🎼と書かれた音部記号をト音記号と言いますが、これは実は第二線がト音であることを示したものなのです

第二線がト音と決めてくれますと、譜表の全部の線と間の音の名前が決まります
これを下部に記します。


また、このト音記号で記された譜表を高音部譜表と呼び、ピアノでは右手で弾くことが多いです。

なお、🎼はGが変化して模様化したものです。

ではなぜ、Gが変化したものなのでしょうか?
日本での音名のト音が、ドイツ語の音名のGに当たるからです。



ハ、ニ、ホ、へ、ト、イ、ロ
(日本)
C、D、 E、 F、 G、 A、H (ドイツ)

 

 

 

1.2 ト音記号の書き方

次にト音記号の書き方を記します。
ファの音から始まり、円を書きながら上に進み、第3線でUターン、下に円を書きながら向かって第1線でUターン、上に向かって斜めに進み、Uターンして下に向かいます。
気をつけたいのは、第4線で交差することです。
 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

②よく聞く4拍子の曲って何?

楽譜を見て曲の一番最初の音部記号(ト音記号やへ音記号)の右に書いてあるのが拍子記号で、4拍子の曲とは、4分の4拍子の曲のことです。

分数で書き、下の数字は1拍に数える音符の種類を表し、上の数字は拍子の数を表します
つまり1小節(楽譜では、譜表を区切る縦の線をじゅうせん、又は縦の線と言い、その一区切りを小節と言います。)に4分音符(しぶおんぷ=しぶんおんぷ)が4つ(4拍)あるということを表します。

そしてこれは強拍、弱拍がよく分かるように区切ったものです。小節の始めの音は普通は強拍(強く弾く)が多いです。






 

 

 

 

 

 

 

③曲に人柄が出る!

料理にも人柄が出るそうで、同じ食材でも、優しい人は優しい味、性格の強い人は調味料の多いハッキリした味等、性格が出るそうで、同じようにピアノの曲にも性格が出ます

優しい人はフォルテで強く弾く音でも、キンキンした音ではなく、深いよい音が出ますし、せっかちな人は弾く速度が最初から速く、どんどん曲が速くなって、一定の速度で弾けない、又優しすぎる人は、フォルテでも強く弾けないということがあります。

生まれつきの性格は、なかなか変えられませんが、せっかちな人に関しては、これでもかという位、ゆっくりで一定の速さで弾ける様に練習しましょう。






いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめ実践ガイドも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!

 

 

 

 

まとめ

①ト音記号の本当の意味は、第二線がト音であることを示していることです。

②4拍子の曲とは、4分の4拍子の曲のことです。

③曲に人柄が出るので、感情の起伏を無くして、自分を無の状態にして、ピアノの前に座りましょう!

 

実践ガイド

①ト音記号の書き方は、何度も書いて練習して身につけましょう!

②4拍子の曲は、1、2、3、4、1、2、3、4、と拍が連続して繰り返し出てくるので、そのリズムを身につけましょう!

③自分を無の状態にして、曲を弾いても自分の癖や性格がどうしても出てしまうので、せっかちな人はまず、これでもかという位にゆっくり弾いて、メトロノームを最遅にして合わせられる様に練習して、曲の途中でどんどん速くなるのを防ぎましょう!



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