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マッシュミュージックスクール ピアノ科講師木村滋子です。

前回記事「強弱記号、リズム感」に続けて五線譜の読み方超入門編です。
知らないと演奏に困る楽典とその他をお届けします。


 

 

 

 

 

①速度標語を知っておきましょう!

楽曲の速さを表す言葉を速度標語といいます。
これは普通楽曲の初めの音符記号の上に書かれます。

♩= 60  
M.M.♩=60 など
(数字は、その時々で違います。)

例は1分間に4分音符を1拍として、60回数える速さを示すものです。
数字が変われば1分間に数える回数も変わります。

この速さをはかる機械をメトロノームといい、1815年にウィーンのジョン・メルツェルが考案したものだそうです。
なお(M.M.)と記される場合もありますが、これはメルツェルのメトロノームの頭文字をとったものだそうです。

では、 ♩=60の速さとは、具体的にどう考えればいいのでしょうか?
心臓の拍動数が1分間にだいたい60回から70回位とすると、この心臓の拍動と同時の速さで弾けばいいと考えてもよいのではないでしょうか。
(心臓の拍動には、1分間に50回から100回と幅があり、個人差も大きいですが、ご自分の安静時の拍動数を知って一拍をその拍動にあわせて曲の速さの感じを掴んでみてもいいでしょう)

因みに拍動数が少ない人ほど長寿で、拍動数の多い人は平均寿命より寿命が・・・という俗説もあるようです。
ネズミとゾウでは、拍動数の少ないゾウの方が圧倒的に寿命が長く、拍動数の多いネズミの寿命は、わずか2、3年らしいです。

話が逸れてしまいましたが、下部に速度に関する標語を示します。




 

 

 

 

 

 

 

 

②「継続は、力なり」を身をもって感じたことはありますか?


歳を重ねること=失うものが多い
ではないと私は考えます。

確かに歳と共に色々なものが失われて行きます。(体力に始まり記憶力、鋭い感覚、筋肉量、視力、意欲、美貌等数知れず)

しかし、 音楽等の芸術・文化・技術等は重ねて来たものが多ければ多いほど深みや広がりが出てきて、若い時には到底できないと思われたものでも、20年経ち30年経つうちに、難なくできるようになることが往々にしてあるのです。

例えばピアノ。
音大受験をする方は18歳の受験までに技術、叙情性、表現力等を完成させなければなりません。
が、その時間制限とは関係なくピアノを続けていくことで、技術以外の(技術は年々指が固くなっていくので、難しくなっていきますが)
叙情性や表現力の方が上達していくことが可能になっていきます。

私事ですが、20代では到底難しくて弾けないワと思っていた曲が30年以上ピアノをやり続けた今では、簡単に感じて無理なく弾けるようになれたので、続けてきて良かったと実感しています。

このあきらめずにやり続けることの大切さを是非皆様にも知って頂きたいと思います。
シニアで初心者の方でも1年目には全然弾けなかった曲が、3年、5年と習い続けていくうちに、無理なくレガートに(優雅に)弾けるようになるのです。
まして小さいうちから習い始めて何十年のブランクがある方であってもまたレッスンを続けていけば、ブランクは解消されます。
まさに「継続は、力なり」ですね!
  






 

 

 

 

 

 

 

③引き込まれる音楽を探す為に「音楽の旅」に出てみましょう!


ご自分が引き込まれるほどの音楽を聞いていますか?
好きな音楽のジャンルで、同じ曲を複数の違った人間の演奏を聞くことも勉強になります。
ピアノなら色んなピアニストの演奏、オーケストラでは色んな指揮者の曲を聴き比べると、こんなにも違うものかと耳を養うこともできます。
そして自分の好きなピアニスト、指揮者を探すのも楽しみの一つとなります。

かくいう私も引き込まれる演奏には、なかなか出会えていないのですが、忘れられない人の音楽(歌声)が30年以上前に一度ありました。
それは今は無き「銀巴里(ぎんぱり)」という都内にあった生演奏のクラブ?で若かった頃の三輪明宏さんがそこで歌っていらっしゃいました。
そこで聞いた一曲の歌声に感動したことを未だに覚えています。

夜も更けていたので、早く帰らなきゃ帰らなきゃと頭では分かっていたのですが、体が耳がその歌声を聞きたくて体が動かないのです。
まさに酔いしれるというのは、あのようなことを言うのかと初めて体験したことでした。
あんなに心が引き込まれた歌声を聞いたのは、後にも先にもこれ一回だけでした。

音楽をやっている方もこれから始める方も、ご自分が引き込まれる音楽を探す「音楽の旅」に出てみましょう!







いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめ実践ガイドも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!

 

 

 

 

まとめ

①速度標語の語義が「普通の速さ」や「歩くような速さで」など、言葉だけでは見当がつかないのです。

その速さを正確に表す為、メトロノームがありますのでこれを使って練習しましょう!


②「継続は力なり」を信じましょう。
あきらめずにレッスンを続けているうちに、演奏の腕は上がりますのでやっていきましょう!

③心が魅了されて、引き込まれる音楽を探してみましょう!


 

実践ガイド

①基礎編を練習している方で最初はメトロノームに曲を合わすことがむずかしいと感じる方もいらっしゃいます。
しかし、メトロノームに合わせて一定の速さで弾くことは大切なので、耳でメトロノームの音を聞きながらピッタリと弾く速さを合わせられるまで練習しましょう!

②レッスンの成果を3年単位、5年単位と長い目で見てみましょう。続けていくうちに、何年か前に弾いた曲が簡単に上手に弾けるようになっているはずです。

③シニアの方でしたら、好きなジャンルだけでなく色んなジャンルの曲を聞いてみて、心が引き込まれる曲を探す「音楽の旅」に出ることを楽しみの一つにしてみましょう!


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