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曲作りはイメージから 〜神田の生徒日記〜
2019/5/21
生徒日記
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Follow @mushmusicschoolこんにちは。
マッシュミュージックスクール代表の湯澤真人講師に、今年の2月からギターを中心とした「作曲・DTM」のレッスンを受けている神田恭平です!
私は学生時代にアジカンのコピーバンドでリードギターしかやったことがありません。
そんな正真正銘の作曲初心者の私が曲を作るにあたって、当レッスンで学んだ知識やコツをご紹介できればと思います。
今回は「曲作りって何から始めれば良いの?」
という疑問に対する答えがちょっと意外なモノだったためご紹介いたします!
私は音楽を聴き始めてから作詞作曲を1人で手掛けているアーティストに憧れていました。
バンドの曲を作ってしまうのだから、ギターだけではなく、ベースも弾いたことがあり、ドラムのことも知識として知っている。
なおかつメロディーを作るためのちょっとした才能が備わっているのだろうと考えていました。
そんな考えの中、
「じっくり時間をかけてでも自分で作曲がしてみたい!」
と思いマッシュミュージックスクールに入学しました。
作曲をするにあたり、ギター片手にコード進行とメロディーをなんでも良いから適当に作ってみよう!
その他にもベースを弾いてみたり、ドラムの練習をしてみよう、など言われるんじゃないだろうかと想像していました。
じっくり時間をかけてでも教わりたいと考えていたため、ある程度の覚悟はできていたつもりです。
レッスンで先生にまず言われたことは
「神田君はどんな曲作りたいの?」
というあまりに簡単な質問でした。
その質問の答えは簡単です!!
…と思ったものの、頭の中ではロックでカッコいい曲!
という漠然としたイメージはありましたが言葉で表現しようとするとなかなか表現出来ないものです。
そうなのです。
この簡単そうに見えて答えるのが難しい
「どんな曲を作りたいか」ということをどれだけ具体的に言葉で表現できるか。
ということが曲作りにおいてとても重要なのです!
このどんな曲を作りたいかが具体化できていないと一貫性がない曲が出来上がってしまう。
なんてこともあるかもしれません。
例えば、
「カッコいい曲」という抽象的なイメージだけで曲を作り始めてしまった場合、
カッコいいの基準が曖昧で、
1番はとても明るい曲調でギターのフレーズが目立ち、
2番はとても暗い曲調でベースのフレーズが目立つ、
そんな曲ができることがあるかもしれません。
その場合、曲全体として聞いた時に、結局この曲は何を思って作られたのか、一貫性が保たれず非常に分かりづらい構成になってしまうなんてことがあるかもしれません。
これが「受験生を応援するためのテンションが上がるカッコいい曲」という具体的なイメージを持って曲を作り始めた場合、
「AメロとBメロは若干暗めでも良いが、サビはとにかく明るい曲調でメロディーが目立つ構成にして、聴き手が歌い手に応援されるような感覚を感じられる構成にしよう。」
と考えることができたり、
「応援されるような感覚を感じるためには間奏にギターソロを入れたほうが良いのか入れないほうがいいのか…」
等々、具体的なイメージがあると、曲を作っていくに当たり、非常に明確な道筋が見えてくるのです。
この「どんな曲を作りたいか」という具体的なイメージ持つことが、曲を作る第一歩と考えることができるのではないでしょうか。
テレビや雑誌に掲載されているアーティストのインタビューを見ることがあると思いますが、 新曲はこんなことやあんなことを考えて作った曲です。
と、皆さん色々な思いを語っているかと思います。
それはどれだけ具体的にどんな曲を作りたいかを考えた末にできることなのだと、このレッスンを通して学びました!
ということで、曲作りを始めてみたい人は「どんな曲を作りたいか」を具体的に考えてみるのはいかがでしょうか。
次回のレッスンが非常に楽しみになっています!
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