フォローしてもらうと新着記事のお知らせが届きます!
Follow @mushmusicschool
津吹龍辰直伝!レコーディング&ミックスコラム 第18回「サラウンドミキシングの流れ」
2019/8/9
レコーディング
フォローしてもらうと新着記事のお知らせが届きます!
Follow @mushmusicschoolマッシュミュージックスクール ドラム科・DTM科・レコーディング・ミックス・マスタリング科講師の津吹龍辰です!
毎月「9」の付く日に「レコーディング・ミックスコラム」を掲載!
レコーディング・ミックスしてるけどなかなかうまくいかない方、レコーディング・ミックスしたい方、レコーディング・ミックスしたことが無い方、レコーディング・ミックスに全く興味が無い方、、
音楽を愛する全ての人に向けて発信していきます。
皆さんこんにちは!
もう世間は夏休み突入ですね。
皆さんはどちら行かれるんでしょうね?
僕は昨日まで釜石で復興支援ライブを釜石市TETTOでライブミックスしてました。
また詳細は載せますね!乞うご期待で~w
さて、前回のライブレコーディングからミキシングカンパケ間での流れで、 2000年くらいから家庭内で映画館的なサウンドを堪能できる「サラウンド」という形式がかなりポピュラーになってきましたね。
本日はこのお話をしていきます。
①サラウンドとは
このサラウンド。
映画館などでは、20.1chディスクリートといって21個のスピーカーを使って臨場感を出すスタイルが多くあります。
最近は4DXとかすっごいですよねw
家庭用では5.1chで、
①前方にL-C-R(左、中央、右)
②後方にL-R
③前方の中央近くに重低音サブウーファー(5.1の.1ですね)
5つのスピーカーと1つのサブウーファーで構成されています。
名称
手前左・・・LF(レフトフロント)
手前右・・・RF(ライトフロント)
手前真ん中・・・C(センター)
後ろ左・・・LB(レフトバック)
後ろ右・・・RB(ライトバック)
.1・・・SW(サブウーファー)
通常のCDミキシングではL-Rの右左で2chで構成されているのに比べてかなり沢山のスピーカーから出してますね。
音聞いたらホント感動しますよw
なので、CDマスターは2つのトラックで作ってるのに対してDVDマスターは2chのトラックと5.1chのトラックが入ってます。
5.1がない場合再生できないと困りますもんねw
②テクノロジーの進化で同期がすごく楽に
その昔、映画やライブの絵がらみ(業界用語)の時は、映像のビデオとオーディオのマルチトラックレコーダーをシンクロさせて映像を見ながら、あのとき何やってたかなど確認しながらミキシングしていきます。
最近はビデオもハードディスクになってクイックタイムムービーなどのファイルが主流になってきました。
Pro Toolsの中にファイルインポートすると映像データが入ってきまして、音のタイミングをクリックですぐに微調整出来るのです。
ほんっと便利な時代になりました。
③サラウンドのミキシング行程
データの取り込みが完了して、同期などの準備ができましたら、まずは通常通りに音量・音質などのバランスを取っていきます。
kick , snare , hat , tom , top , bass , guitar , pf , vo……….etc
そして、5.1chの行程に入るのです。
「どの音をどの方向から出すか?」
これは決まってないので自由なんですよ。
例えば、
歌が四方に楽器隊に囲まれて演奏してるなら
↓
後ろからドラム
前からピアノ
左右からギターベース
なんて面白い事もやれちゃうんですw(プログラムによりますがw)
制作段階でどんなDVDにしていくか、話し合いながら作っていきます。
そして、①で説明した名称のマスタートラックに割り振っていきます。
手前左・・・LF(レフトフロント)
手前右・・・RF(ライトフロント)
手前真ん中・・・C(センター)
後ろ左・・・LB(レフトバック)
後ろ右・・・RB(ライトバック)
.1・・・SW(サブウーファー)
こんな感じでサラウンドを仕上げて参ります!
下記に本日のまとめも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!
次回はそのTETTOでやった内容に少し触れていきたいと思います。 その後またミックスに戻ってみたいと思います。
このコラムでは、いろんな質問もお受けいたしますので、 お問い合わせから僕宛にメールくだされば、お答えいたします!!!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。
それでは皆様お元気で! いつもご視聴ありがとうございます。
津吹龍辰講師の執筆ブログ記事ページ

まとめ
①サラウンドは映画館などで沢山のスピーカーを使って臨場感を出す形式の事!
家庭用では5.1chで、5つのスピーカーと1つのサブウーファーで構成されている!
②スピーカの名称
手前左・・・LF(レフトフロント)
手前右・・・RF(ライトフロント)
手前真ん中・・・C(センター)
後ろ左・・・LB(レフトバック)
後ろ右・・・RB(ライトバック)
.1・・・SW(サブウーファー)
③ミキシング行程
データの取り込み
↓
同期などの準備完了
↓
通常通りに音量・音質などのバランスを取る
↓
5.1chの行程に入る。
「どの音をどの方向から出すか?」
これは決まってないので自由!
おすすめ記事
-
津吹龍辰直伝!レコーディング&ミックスコラム 第70回「インターネットライブ配信を徹底解説!:ツアー編」
2021/1/19
-
津吹龍辰直伝!レコーディング&ミックスコラム 第33回「2020年以降の音楽制作」
2020/1/9
-
イメージングマイスターは感情表現マスター?!
2019/8/21
-
音楽の三大要素とは!?
2018/11/21
-
津吹龍辰直伝!レコーディング&ミックスコラム 第100回「自然の環境は音楽制作と等しい:100回記念プレゼント告知!」
2021/11/19
-
津吹龍辰直伝!レコーディング&ミックスコラム 第58回「プロになるまでの僕の経験〜第9章:新スタジオでの新体験編〜」
2020/9/19
-
Native Instruments:サードパーティー製KONTAKT音源を活用しよう!第3回:Spitfire Audio – Spitfire Solo Violin(前編 : 概要とサウンドメイキング)
2021/5/14
-
【ボイストレーニングに取り組む時に重要なこと】
2023/6/24
-
EDM楽曲のリミックスに挑戦してみよう! (前編 : リミックス~ステムミックスの考え方編)
2020/5/26
-
ブルース熱が再燃!〜江田の生徒日記〜
2019/10/1