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ボーカル必見!喉の上手なケア方法!
2019/1/21
ボーカル
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Follow @mushmusicschoolマッシュミュージックスクール ボーカル科講師・アコースティックギター科講師の阿部将也です。
「冬」
それはボーカルにとって最も厳しい季節。
乾燥、風邪、喉の冷え…。
非常に嫌な季節ですよね。
また、インターネットを誰でも使える時代になり、多くの情報が手に入る反面、自分に適していない間違った情報を掴まされることもあるかと思います。
例えば多くの人が疑問に思っている「加湿」
簡単なようで実は奥が深い加湿。
加湿をした気になってはいませんか?
他にも、のど飴、タバコ、コーヒー、お酒… 喉に関して悪影響なのか良い影響なのかはっきりしないものが多いと思います。
今回は実体験を基に、私がどう感じたかも含めてお話できればなと思います。
しっかり喉をケアして、いいボーカルライフを送ろう!
①これは絶対ダメ!喉に悪影響を及ぼすものたち。
これは絶対にダメ!というものだけを紹介していきます。
初めに伝えておきますが、喉はとても繊細です。
ストレスも喉に直結してしまうので我慢し過ぎるのはかえって悪影響な場合があります。
自分自身と相談しながら取り組んでみてください。
1.1 アルコール
歌う前日、歌っている最中、歌った直後のアルコールはなるべく控えましょう。
年間100本以上ライブをしたことがある私が言うので間違いないです。
中には「酒を飲んだ方が声が出る!」と豪語する輩もいるでしょうが、その方々も当然飲まない方がいい歌が歌えます。
絶対にやめましょう。
しかし、ライブ前日の夜どうしても飲みたくなることがあると思います。
緊張や興奮で飲みたくなる気持ちは分かります。
そこはグッとこらえるか、飲むとしても缶ビール1本程度にしましょう。
何回も私が失敗してますので、お墨付きです。
1.2 寝不足
実はアルコールの次にこれがダメ。
お金がないバンドマン達は本当に頑張っています。
「車中泊で1時間くらいしか寝られなかった…。」
「ネカフェに泊まったけどうるさくて寝られなかった…。」
等多くの嘆きを聞いてきました。
案の定、ライブでは後半に失速、大体の人は喉が絞まってきます。
喉が絞まると、当然ですが声が嗄れます。
低音のふくよかさが無くなります。
ライブでお客がCD1枚買ってくれるかもしれなかったのに、声が出なかったせいで売れなかった。 。
と思いたくないならケチらず寝られるところに泊まるか、バンド費用から出しましょう!
1.3 タバコ
もちろんダメです。
しかし、ずっと喫煙してきた方なら理解できると思いますが、我慢するのはほぼ不可能です。
そこで考え方を変えましょう。
ライブ前日とライブ直前だけ本数を減らしましょう。
減らすだけでいいです。
惰性で吸うことを止め、本当に無理な時は我慢せず吸いましょう。
辞められるなら辞めた方がいいですが、無理そうならこの方法で乗り切りましょう。
②正しい加湿
加湿しなさい!
とよく言われます。
加湿はウイルスの繁殖を防いでくれたり、静電気を防いでくれたりします。
あとは喉の加湿です。
単刀直入に言うと、 マイ吸入器を買いましょう!
喉、鼻両用のものがおすすめです。
花粉の時期もありますしね。
加湿するタイミングですが、違和感を感じたときにするのは当たり前ですが、 歌う前に吸入しましょう。
それも何度か吸入します。
私の場合は長尺の場合最低2回はします。リハーサル前と本番前です。
私の感覚ですが、喉が嗄れにくくなります。
いつまでも伸びやかな声で歌えると思います。
2時間のライブでもしっかり加湿を行えば余裕でこなすことが出来ました。
(もちろん鍛錬もありますが、加湿しない場合と比べてです。)
吸入器は安くはないですが自分に合ったものを選んで、レッツ加湿です!
③それでもダメな時は…
いかがでしたでしょうか?
はい。
誰しもあります。
何をやっても声が出ない時。
私も一度だけライブ中に全く声が出なくなったことがあります。
そんな時は、病院です。笑
耳鼻咽喉科にかかってください。
そこで、
「〇月〇日にライブがありますが、どうにかならないでしょうか?」
と正直にお医者さんに聞きましょう。
最良の方法を提案をしていただけるはずです。
後はしっかり休みましょう!
歌の練習は治ってからでいいのでとにかく体を休めることに集中しましょう!
下記に本日のまとめと実践ガイドも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てください。
阿部将也講師の執筆ブログ記事ページ
まとめ
①アルコールは控えること!
寝不足には気を付けること!
タバコは極力控えること!
我慢のし過ぎは良くないので自分自身としっかり相談してライブに臨みましょう!
②マイ吸入器を買いましょう!
違和感を感じたときはもちろん、歌う前にも加湿を行うと尚良しです!
③大ピンチの時はしっかり病院に行きましょう!
我慢すると多くの人に迷惑がかかる場合があります…。
実践ガイド
①ライブの前日はしっかりと休息を取れるように早い時間に寝ましょう!
前日にスタジオを入れることもありますが、歌い過ぎないようにした方がいいです。
あとは急な飲み会の誘いにも乗らない強靭な精神力を培いましょう!
②加湿器を持ち運べるようにキャリーケースを用意しましょう!
車がある方は積みっぱなしでもいいと思います。
必ずライブ前に加湿できる環境を用意しましょう!
③病院では多くの質問をされますが、必ずすべて正直に答えましょう。
お医者さんはその症状及び喉の具合からお薬を処方いたします。
「どうしても歌いたいです!」
と伝えても、
「無理です。」
と言われた場合大人しくキャンセルしましょう。
その判断もいいアーティストには必須です。
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