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マッシュミュージックスクール ドラム科DTM科レコーディング・ミックス・マスタリング科講師の津吹龍辰です!
毎月「9」の付く日「レコーディング・ミックスコラム」を掲載!
レコーディング・ミックスしてるけどなかなかうまくいかない方、レコーディング・ミックスしたい方、レコーディング・ミックスしたことが無い方、レコーディング・ミックスに全く興味が無い方、、
音楽を愛する全ての人に向けて発信していきます。

皆さんこんにちは!
先週は長崎に別のビジネスの構築と打ち合わせで行った参りました。
自然がいっぱいでかなり良い所でした。
今やインターネットがあれば世界中どこでも仕事できますね。
事務所とスタジオが作れそうなでっかいお家も8LDKで4万で借りられますからねw
いろいろアイデア出まくりでワクワクします。


さあ!
本日は、「ミキシングの本質は2つある」について語ってみようと思います。


プロの失敗談シリーズ記事はこちら
「第1回目:失敗とは何か?」
「第2回目:失敗の構造と種類」
「第3回目:レコーディング中のミス」
「第4回目:他人の言う事を聞かない」


ライブ配信解説ブログ記事はこちら
「インターネットライブ配信を徹底解説!:ツアー編」

「インターネットライブ配信を徹底解説!:PAの基本原則編」
「インターネットライブ配信を徹底解説!:PAの本番中の仕事」
「インターネットライブ配信を徹底解説!:現場での急なトラブル」

 

これまでの質問回答はこちら
「第1弾:訓練法・機材関連」
「第2弾:オーケストラのミックス」
「第3弾:マイクについて」
「第4弾:音楽の価値・人生観」
「第5弾:楽器練習・音楽で名を上げる」
「第6弾:自立と依存」
「第7弾:ピッチ補正」
「第8弾:理想の音楽を作りたい」
「第9弾:低音について/伝えることについて」
「第10弾:ミックスの流れについて」
「第11弾:音楽活動をするにあたって」
「第12弾:ライブ鑑賞で意識していること」
「第13弾:ボーカルマイクについて・ギターのミックスについて」
「第14弾:ボーカルの音量・ミックスの着地点」
「第15弾:ボーカルが浮いてしまう・アナログコンプの掛け録り」
「第16弾:ミックスの上達方法を知りたい」
「第17弾:ミックスの完成とは?」
「第18弾:ボーカルの歯擦音に対する考え方」
「第19弾:専門外の楽器をかっこよくする・リバーブの正解」
「第20弾:おすすめのHA・プロの指標」
「第21弾:本番前の行動・ドラム演奏用シューズ・覚悟の決め方」
「第22弾:REC時とMIX時のモニター・自分のミックスが小さく感じる」
「第23弾:リアルタイム書き出し・マイク1本でレコーディング」

 

「プロになるまでの僕の経験」シリーズはこちら
「プロになるまでの僕の経験」第1章の「中学・高校編」
「プロになるまでの僕の経験」第2章「高校時代・進路決め編」
「プロになるまでの僕の経験」第3章「専門学校に入学するためにやったこと・学園生活編」
「プロになるまでの僕の経験」第4章「就職編」
「プロになるまでの僕の経験」第5章「レコーディングスタジオ編」
「プロになるまでの僕の経験」第6章「エンジニア面接、さらに面接編」
「プロになるまでの僕の経験」第7章「新スタジオ工事・セッティング編」
「プロになるまでの僕の経験」第8章「モニタースピーカー調整編」
「プロになるまでの僕の経験〜第9章「新スタジオでの新体験編〜」
「プロになるまでの僕の経験〜第10章「アシスタントエンジニアの修行時の仕事内容編〜」
「プロになるまでの僕の経験〜第11章「アシスタントエンジニアの仕事内容(大規模スタジオ編)〜」





 

 

 

①アナログのEQは音が前に出る!

さて今週は先日行った軽井沢RECのミックスに着手しています。
今回はピアノの弾き語り+ウッドベースです。
このアルバムは久々にアナログでミックスをやってまして、 Protools→Digi002インターフェイスからパラアウトをアナログミキサーに立ち上げてます。(下図参照)
前回のコラムで説明したバンドリミッターを外す効果を狙ってます。
EQもアナログなのでどんどん引っかかって前に出てきます。
アナログのハーモナイズは倍音がまとまって音に深みが増します。

作業的にはデジタルでバウンスしたものと、アナログ通して録音したマスター音源を聴き比べますが圧倒的に奥行きが出ました!
今回はこのやり方を採用して作業を進めてみます。(コンピューター内でミックスするときにボーカルだけ抜けない時は、このアナログミキサーでリレコしたら音がめちゃめちゃ前に来ますよ!
レコーディングも一発録りで、他マイクをいっぱい被らせてセパレーションなしです。
かなりエネルギーが高い作品になりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

②115Vでディティールまで聞く!

そうそう、今回の仕事で新たにパワードスピーカーを購入しまして、イタリアのRCFのパワードモニターを導入しました。
音のトルク感と立ち上がるスピード感・ツヤはバッチリで、理想以上の資産の表現をしてくれます。
パワードはみなさんはきっと100Vで使ってらっしゃる方が多いと思いますが115Vの昇圧機を使って電源のトルク上げればさらにスピーカーのトルクが上がります。
これで変なEQしなくてもディティールがしっかり鳴ってくれます。
本当の音が鳴ってるはずです。
お試しあれ!(サウンドハウスで5000円?くらいで売っていたと思います。これで十分です。投資はなるべく少なくw)

 

 

 

 

 

 

 

③ミキシングってなんだろう

ここで問題提起
「そもそもミキシングってなんだろう?」


本質は2つあります。

①録った音より良くする。
②録った音をそのまま伝える。

だいたい皆さんがやってるポップスやロックはレコーディングした音をエフェクトして曲の表現をつけていく①のやり方です。
これでEQ,Comp,Revなどのテクニックを使って下駄を履かせるみたいなw
それで価値観をつけていく。

個人的にあまり僕はお勧めしません。
「後でどうにかなる!」
これになっちゃうからあまり好きではないです。

ですが、
「こういった方向性で仕上げてプロダクションする!」
この取り組み方ならオッケーです!
これらは意味が全く違いますからね。


②のそのまま伝えるは、バイノーラルレコーディングといって
「その場の聴いた感じをそのまんま表現する!」
これが一番難しいのです!
いわゆるクラシックはこれにあたります。
本物の音を知らないと出来ません。

機械というのは通すだけで効果が出るものなのでDAWプラグインを入れるだけでも十分楽しめますよ。
今回はJAZZなので①②割と半々な感じですが昔のスタジオ録音でなくホール録音だったので、もう少しハイブリッドな感じで仕上げていきます。

あとは機能的なエンジニアリング作業では

✔︎リップノイズ消したり
✔︎最後のフェルマータにノイズがないか?
✔︎綺麗にフェードアウトしてるか

これらをヘッドホンできっちり確認します。

ということで色々語りました。
モニターの電源など皆さんもぜひやってみてください!

それではまた!

 

 




 






今回はここまで、次回に続く!
下記に本日のまとめも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!
まだまだ質問募集してるので、お問い合わせから僕宛にメールくださればお答えいたします!!!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。

それではまた!!

津吹龍辰講師の執筆ブログ記事ページ


 

 


 

 

まとめ

①アナログミキサーのEQを使えば音が前に出る!
アナログのハーモナイズは倍音がまとまって音に深みが増す。


115Vの昇圧機を使って電源のトルク上げてディティールをしっかり鳴らせば余計なEQしなくて済む!

③ミキシングとは?

①録った音より良くする。
②録った音をそのまま伝える。



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