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Follow @mushmusicschool響く歌声にするには体の◯◯を使え!?
2019/1/15
ボーカル
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Follow @mushmusicschoolマッシュミュージックスクール ボーカル科講師の伊藤貴也です。
本日は響く歌声にするやり方についてお話させていただきます。
皆さんの周りには「歌が上手い人」はいますか?
よく友達とカラオケにいくという方は、友達の中で歌うまいねって言われる友達がいるのではないですか?
あるいはボイストレーニングに通ってる方は、先生の声を聞いて歌上手いなあと思ったりしませんか?
「この人は歌がうまい!!」と思わせる大きな要因の一つとして、声が響いているということが言えます。
「声量も大きいけど、叫んでいるわけではなくて、とても聞きやすい綺麗な歌声」となるのは、この声の響きに関係があるのです。
声の響く量が少ないと、マイクに声が乗らない。
つまり抜けの良い声になりません。
地下のライブハウスなどでバンドを聞いていると、
「なんかこのバンド全然ボーカルの声聞こえないな…」
という経験はありませんか。?
あれも声の響く量が少ないことが大きな要因の1つとして言えるのです。
どうやったら響く声にすることができるのか、皆さんにお話いたします。
ぜひご覧ください!!
目次
①響く声にするためには体の〇〇を使う!?
どうやったら、プロみたいなきれいで声量の大きい声質になれるのか?
それは、まさしく「声を響かせること」です!
では、どうやって響く声になるのでしょうか?
どうやったら響く声になるのかを考える前に、まず実際に響いている楽器に注目してみましょう。
例えば、ギターはどうでしょうか。ギターを鳴らすと音は響きますよね。
実はギターが響く理由はギターの中身が空洞になって、そこに音の振動を送ることで響く量が増えているからなのです。
つまり、響く声を出すためには、僕らの体の中にある空洞に声を当てることが重要であると言えます。
では、僕らの体の中にある空洞とは一体どこなのでしょうか。
それは、 鼻 ・口 ・胸 です。
この部位は空洞になっています。
それを利用して声の振動を送ることで、響く声を手に入れることができるのです。
この響きを「共鳴」といいます。
②いちばん大事な共鳴区は「鼻」
歌う上で、一番大切な共鳴区は「鼻」です。
この鼻の共鳴を「鼻腔共鳴」といいます。
なぜなら、鼻腔共鳴がきちんと出来ていれば、
・声質が柔らかくなる
・音程が取れるようになる
・高い音が出しやすくなる
・声量が格段にあがる
など、メリットがとても多いからです。
それでは、鼻腔共鳴をするにはどうすれば良いか、それは「ハミング」です。
「フフフーン♪」ってやつですね。
でもここまでは、インターネット記事でよく書いてあります。
しかし、実際にどうやったら正しいハミングができるようになるのかまでは書いていないことが多いです。
そこで、今日は正しいハミングのやり方についても説明していきます!
③ボイストレーニングをしている方必見!!よく言われている鼻腔共鳴の本当のやり方とは!?
正しいハミングをするために重要となる要素は3つです。
1)鼻の一番奥から空気を通す
2)3本の通り道の一番下の通り道に空気を通す
3)鼻の出口は「外側鼻翼軟骨」
1)鼻の一番奥から空気を通す
鼻の一番奥から空気を通す方法としては、普通のハミングじゃないやり方をします。それは、一度鼻に空気を引っ掛けてから音を鳴らすことです。
すると「クフンクフン」という音になります。
これは、鼻の一番奥に息をぶつけてから空気が出るという形になるので、鼻の一番奥の感覚がわからない方に最適な方法になります。
2)3本の通り道の一番下の通り道に空気を通す
鼻の一番奥から空気を通したら次は、鼻の出口にまで向かう通り道を考えます。
実は鼻の奥から鼻の出口までには3本の通り道があります。
「下鼻道」「中鼻道」「上鼻道」です。
響く量を増大させるためには、この3本の道の一番下の道、つまり「下鼻道」に息を通すようにします。
引用元:https://health.goo.ne.jp/medical/body/zukan/9/article-5.html
それでは、「下鼻道」に息を通すやり方を説明します。
「下鼻道」に息を通すためには鼻から息を出すときに音をたてて鳴らします。
(イメージとしては鼻の中が砂嵐みたいになっている感覚)
この状態は鼻の筋肉を使うことで、「上鼻道」と「中鼻道」の通り道を塞ぎ、「下鼻道」だけから空気が出るようにしているのです。
最初はこれができない方がとても多いので、あまり気にせず何回も練習してできるようにしていきましょう。
わかりやすいやり方としては、鼻から息を出そうとしてみて、息を出すのを止めてみてください。(鼻に力を入れる)
そこから、少しずつ力を緩めて空気を出そうとすると砂嵐みたいな音になります。
3)鼻の出口は「外側鼻翼軟骨」
「下鼻道」を通ったら、次は鼻の出口を考えます。
鼻の穴を指で触ってそこから、少し上に動かします。
そうすると、鼻の左右に固くなってる部分があると思います。
この部分の少しとなりにある骨に指を当ててハミングします。
このとき、指の部分に振動が来るように意識をしながらハミングします。
そうすると抜けの良いハミングに変わります。
上手くいかない場合は少し指でその部分を上に押し上げるとやりやすいです。
いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめと実践ガイドも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てください。
伊藤貴也講師の執筆ブログ記事ページ
まとめ
①体の空洞に声を当てて歌を響かせる。
②一番大事な空洞箇所は「鼻」。
「鼻腔共鳴」と呼ぶ。
③正しいハミング
「クフンクフン」「砂嵐」「鼻の骨に指を当ててハミング」
実践ガイド
①ハミングは簡単なようで、とても奥の深いボイストレーニングです。
とにかく最初は、「全くできない!」となることが多いでしょう。
大切なことは、「いかに日常生活に取り入れさせることができるか」です。
日常生活にある暇な時間や、空き時間などを使って色々なハミングのやり方を試してみてください。
②色々なハミングを試したり、砂嵐をやってみたりすると、いつのまにか脳の神経が鼻の感覚を覚えてくるようになります。
例えば、皆さんは足の指を広げたり、閉じたりすることはできますか?
また、耳などを動かすことはできますか?
これらの動作はできる方とできない方がいると思います。
あまり使わなくなると脳の神経がそこの感覚を忘れてしまって、伝達が上手く行き届かなくなってしまうからなのです。
つまり、また足の指を自由に動かせるようになりたいと思ったら、ひたすら足の指を触ったりして感覚を芽生えさせてあげるのです。
それと一緒で鼻も今は感覚が芽生えてない人が多いので、どんどんそこに刺激を与えてあげることが大切なのです!
③ハミングの最中に自分の出してるハミングが合っているのかどうかの判断は難しいです。
人に聞いてもらうか、自分のハミングを録音してみるなどという作業が必要です。
録音して、聞いて、また違うことをしてみる。
これの繰り返しが一番の近道なのです!
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