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フェイクから広げる表現の幅〜神田の生徒日記〜
2020/8/7
生徒日記
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Follow @mushmusicschool皆さんこんにちは。
マッシュミュージックスクール代表の湯澤真人講師に、ギターを中心とした「作曲・DTM」のレッスンを受けている神田恭平です!
私は学生時代にアジカンのコピーバンドでリードギターしかやったことがありません。
そんな正真正銘の作曲初心者の私が曲を作るにあたって、当レッスンで学んだ知識やコツをご紹介できればと思います。
今回はボーカルパートの新しい表現方法「フェイク」を取り入れることによって、表現の幅を広げることができたため、ご紹介したいと思います。
①フェイクって何?
現在、私が作っている曲の終わり方について先生からコメントがありました。
「この空白にはフェイクを入れた方が良いと思うよ!」
と。
フェイク?英語か何か?
という感覚で、音楽においては初めて聞いた言葉でした。
フェイクとは、
歌い方のテクニックのひとつで、本来のメロディーの一部のリズムや音程を変えて歌う。
という意味があるようです。
②フェイクを入れて劇的に変わった!
元々は8小節のギターソロのアウトロだったのですが、
歌が終わってから曲の終わりに向かってアウトロを盛り上げたい。
という気持ちで、その手前に8小節を付け足して、合計16小節にしました。
その気持ちは先生にも読み取っていただき、その付け足した前半8小節についてのコメントだったのです。
サビ歌詞の最後を「行くぞ」という力強い言葉で締めてそのあとアウトロで更に盛り上げたい予定だったのですが、盛り上がるギターソロのアウトロ後半8小節に辿り着く前のアウトロ前半8小節には特に何も入れていなかったのです。
確かに、言われてみれば先生の言うとおり、歌の終わり際からアウトロ後半8小節の間の物足りなさが目立っていました。
しかし!
その隙間にフェイクを入れるだけで曲の印象が大きく変わりました!
今回は「行くぞ」というサビ歌詞の最後のメロディーを流用しながら、フェイクを取り入れることにしました。
これにより、自然とアウトロ前半8小節を盛り上げることができ、歌の終わりから、熱量を下げることなく、アウトロの後半8小節へと繋げることが出来ました!
わずかなテクニックではありますが、曲を聞いた印象が大きく変化したためとても感動しました。。。
自分がイメージする「曲の終わりにかけて盛り上げたい」という表現に近づいたのです。
③今回学び得たこと
今回のことで学んだこと
まずは自分がどのような表現をしたいのかを明確にすること。
さらに、その表現に近づけるために色々な表現方法を知っておくことが非常に大切なことだと実感しました。
今後のレッスンでも、未知なる表現方法を獲得していきたいと思います!
余談ではありますが、フェイクの部分には歌詞をつけてもつけなくても良いということで、メロディーに「Wo」「La」「Yeah」などの言葉をのせることがあるようです。
これを聞いて、BUMP OF CHICKENがよく使っている表現がそうなのかも…と思いました。
あの表現がフェイクというのかは分かりませんが、自分が今まで好きで聴いていた曲について、曲を作る立場となって聞き直してみると新たな発見がありそうな気がしました。
音楽の聴き方が今までよりも豊かになっていると感じる今日この頃です。
次回のレッスンが非常に楽しみです!
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