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マッシュミュージックスクール ボーカル科作詞科アコースティックギター科講師阿部将也です。


バンドで作詞を任された!
作曲はできるけど作詞が稚拙になってしまう!
楽曲が台無しになってしまった!

様々な作詞の悩みを抱えている人がいると思います。

詞は歌がある楽曲において作品の方向性が決まる超超重要なファクターです。

例えば、日本でよく使われる技法としてリフレインというものがあります。
同じ言葉を何回も使うということですが、その言葉を強調させるというメリットがあります。
つまりは耳なじみが良くなるということですね。

今回はリフレインのような飛び道具的な技法ではなく、もっと根幹の大事な部分についてお話したいと思います。

 

 

①作品のコンセプトを決めよう

   

まずは作品のコンセプトを決めましょう。
コンセプトとは俳句でいう季語のようなものです。

それは夏の歌なのか、冬の歌なのか、恋の歌なのか、盛り上げソングなのか。
ここがしっかりしていないと作詞は必ず行き詰ります。
仮に書けたとしてもそれは軸がブレブレで伝わりにくいことが多いです。

コンセプトを決めるにあたって大事なことは「とにかくノートに書く」です。

例えば桜の曲が書きたいとします。
イメージをどんどんノートに書いていきましょう。

卒業、出会い、ピンク、など、、

本当に何でもいいです。書きまくりましょう。
その中で自分が書きたいものが見つかってくるのでその文字をどんどん濃くしていきます。

するとコンセプトがしっかりしたノートが出来上がるのです!
でもまだここまででは腑に落ちない人がたくさん出てきます。
では次章に進みましょう!!

 

 

 

 

②誰に向かって歌っているのか明確にすべし



今回の最大のポイントです。
「誰に向かって歌うのか」
ここが非常に大事です。

先ほどコンセプトが決まったと思いますが、そのコンセプトの中に誰がいましたか?桜であれば、友達、恋人、家族などを思い浮かべるでしょうか。
なら次はその人に向かって何を伝えたいか考えましょう。

愛なのか、感謝なのか、色々あると思いますが、
ここで大事なのは「思いをはっきりさせる」ことです。

ここがしっかりしていれば、「ありがとう」という言葉の微妙なニュアンスをコントロールできます。
例えば、「いつもありがとう」という言葉も失恋の曲ならばこれから何か起きるかもしれない、という伏線になります。

誰かに対する感謝の曲であれば、最も楽曲で歌が映える場所に配置すればストレートにその意味が伝わるはずです。

大事なのは「誰に」「何を」歌っているのかです。

もし「誰に」が見つからない場合はフィクションで作りましょう。
その際、年齢、性別、職業、性格、自分との間柄、家族構成、趣味くらいまでは決めましょう。
馬鹿らしいと思うかもしれませんが、これをするだけで説得力が格段に上がります。
すぐにノートを買いに走るべきです!!




 

 

 

③韻を踏んでみよう



最後になりましたが、これです。
韻を踏んでみよう。

いやいや、ラッパーじゃないよ?
という人続出のこの話題。

全然違います。

歌謡曲、ポップス界隈の天才と言われる方々はみんな踏みまくっております。
しかもかなり韻は気にしております。

例を一つだけ挙げます(本当にキリがないので後はご自身で探ってみてください・・・。)

宇多田ヒカルさんの「Flavor of Love」という曲があります。
冒頭の歌詞ですが「ありがとうと」と歌っています。

母音に注目します。
「aiaouo」ですね。

その後のサビの頭ですが「ダイヤモンド」と歌っています。
この母音ですが「aiaouo」なのですね。


・・・で?
という人も多いでしょう。

しかし、これが無ければ耳なじみが良くならないのです。
つまりリフレインと似た効果を期待できます。
その上、リズムがいい
のです。
メロディ乗りが格段に良くなります。

しかし、コンセプトと誰に向けて歌うかという方が何倍も大事です。
この項目はそれをクリアした方のみ、チャレンジしてみてください。






いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめ実践ガイドも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!

まとめ

①とにかく思ったことをノートに書きまくるべし!

②「誰に」「何を」を的確に決めるべし!

③韻は耳なじみと、メロディ乗りの良さを生む!

 

実践ガイド

①0から生み出すことが難しいと感じた人は一度好きな歌詞を研究してみましょう。
コンセプトが見えてくるはずです。
そして、その思ったことをノートに書いてみましょう。
そのノートこそがあなたが目指す作詞の第一歩です。

②初めは単純に好きな人について書いてみることをお勧めします。
好きな人と歩いた景色と一人で歩く景色では見え方がどう違ったのか、対比してみるのも面白いですね。
「好き!」という気持ちで溢れているならその思いをより細分化して書きましょう。
嫉妬しているならどんどん暗い世界に没入してみましょう。
初めはやりすぎくらいがちょうどいいです。

③例えば簡単な韻を踏んでみましょう!「~したい、~期待、~芝居」等、語尾を揃えるだけでも随分とプロっぽくなります。
そして歌ってみましょう。
リズムの良さを体感していただけるはずです!

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