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【パワフルに歌える声を育てる】 身体感覚から鍛える3つのボイストレーニング法
2025/9/24
ボーカル
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マッシュミュージックスクール ボーカル科・作詞科・作曲・編曲科講師の藤本涼子です。
これまで「声量がない」「高音になると弱々しくなる」という悩みを持つ生徒さんを、ソーマティックボイスワークのメソッドを使って持続的で力強い声を出せるように導いてきました。
ポイントは、喉に負担をかけず、身体全体を声の楽器として使うことです。
目次
①力強い声は「声帯だけの力」では出ない

多くの方が「もっと大きな声を!」と意識して、喉の筋肉に力を入れてしまいます。
しかし、声帯は非常に繊細な組織で、大きな声を出すための直接的な筋肉ではありません。
本当のパワーは、息の支え(呼気圧)と共鳴腔の活用から生まれます。
つまり、声帯は音の“発火装置”であり、音量やパワーは身体全体の共鳴と空気の流れによって決まります。
②ソーマティックボイスワークメソッドのパワーアプローチ

ソーマティックボイスワークは、単なる「喉のテクニック」ではなく、
☑️解剖学(筋肉や骨格の理解)
☑️体性感覚(身体内部の感覚)
☑️呼吸と共鳴の統合
を重視したボイストレーニングです。
パワフルな声を目指す場合、まず身体の支えと響きの方向性を明確にします。
これは「息の押し出し方」や「喉の開き」といった曖昧な感覚頼みではなく、肋骨・横隔膜・骨盤底筋群などの実際の動きに基づきます。
③パワフルさを支える3つのトレーニング

トレーニング①:全身支え呼吸
まず吐く→吸うという呼吸の順番を守ります。
吸うときは肋骨を横に広げてキープしたまま、お腹を凹ませながら吐きます。
こ
れにより、歌声の基盤となる呼気圧が安定します。
ポイントは肩を持ち上げず、肋骨の拡がりを保つこと。
トレーニング②:母音フォームの精密調整
パワフルな声の基礎は、正しい母音のフォームから始まります。
舌や唇の余計な緊張は、声の響きや息の流れを妨げ、パワーを削いでしまいます。
全ての母音に共通するルールは、舌根が喉の奥に引っ込まないようにすることです。
あ:下顎を落とすように自然に口を開ける
い:口角を外側に引っ張りすぎず、唇の力を抜く
う:唇をすぼめすぎず、軽い丸みを作る
え:下唇を引っ張りすぎないよう注意
お:軽くあくびをしそうな状態(軟口蓋が少し引き上がる)
これらを鏡の前でゆっくり発声練習し、母音ごとの形を正確に再現できる筋肉感覚を身につけます。
母音の形が安定すると、響きの方向性も安定し、声量やパワーが格段に上がります
トレーニング③:重心移動+発声
立った姿勢で軽く前後左右に重心を移動しながら発声します。
こうすることで、喉周りの余計な緊張が取れ、全身の連動が生まれます。
息が苦しい状態で歌おうとすると音への集中力が鈍りますが、この方法なら呼吸と声のバランスを崩さずにパワーを維持できます。

まとめ
パワフルな声は、喉を酷使して大きな声を張り上げることではなく、全身の協調動作によって生まれます。
☑️母音フォームを整えて響きの基礎を作る
☑️響きの位置をコントロールして抜けを良くする
☑️全身の連動で”絞り出す”感覚ではなく、”鳴らす”方向へ。
パワーは「張ること」でなく、「響きと身体感覚の使い方」で生まれます。
毎日の小さな練習で、持続可能で力強い声が育ちます。

実践ガイド
今日からできる5分トレーニング
☑️母音を鏡の前で1分ずつ確認発声
☑️響きの位置を3パターンで試す
☑️足裏の感覚を保ったまま短いフレーズを歌う

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