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エフェクターに使う9V電池の選び方
2019/4/8
ギター機材レビュー
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Follow @mushmusicschoolマッシュミュージックスクール エレキギター科・アコースティックギター科・DTM科講師の竹内嵩です。
今回はマニアックな記事になりますが、
エフェクターに使う9V電池の種類によってサウンド面等に影響が出るのか?
コストパフォーマンスは?
など様々な面を見ていきたいと思います。
①マンガン電池とアルカリ電池
エフェクターによく使われる006P型乾電池(9V電池)には
「マンガン電池」と「アルカリ電池」の2種類があります。
結論から言えば
デジタルエフェクターやマルチエフェクター、電池駆動のミニアンプ等
→アルカリ電池。
アナログエフェクターなど「消費電流量の少ない機器」
→マンガン電池
といった区別がいいでしょう。
下記で深く掘り下げていきます。
②アルカリ電池のメリットと活用法
アルカリ電池のメリットはなんといっても電圧が安定して長持ちなところ。
なので消費電流の大きいデジタル仕様のコンパクトエフェクター、マルチエフェクター、バッテリー駆動のモバイルアンプなどの機器にはアルカリ電池を使います。
また、デジタル系の機器は一定の電圧以下になると作動しなくなります。
そのため、 容量が減ってくると電圧が下がるマンガン電池に対し、長く9V電圧を保ってくれるアルカリ電池はデジタル機器向きと言えるでしょう。
しかし、
マンガン電池に比べてアルカリ電池の方が電池の液漏れを起こしやすいようです。
電池の造りが雑だとどちらにせよ液漏れのリスクはありますが、 特にアルカリ電池は長いこと入れっぱなしにしない方がいいでしょう。
③マンガン電池のメリットと活用法
マンガン電池はとにかく価格が安いのが強みです。 いかがでしたでしょうか? ①エフェクター等によく使われる9V電池には「マンガン電池」「アルカリ電池」の2種類 ①例えばBOSSのOD-1 OverDrive、SD-1 SUPER OverDriveなど回路のシンプルな歪み系エフェクターはほどんど電池を消費せず、
それに加え、少ない電流量で休み休み使うと電流量が少し回復するのも特徴です。
その点を加味してもマンガン電池よりもアルカリ電池の方が長持ちすることがほとんどですが、アナログエフェクターに使うのであればマンガン電池でも十分であることが多いです。
なので消費電流量の少ないアナログエフェクター、アクティブギターであればマンガン電池をチョイスした方がコストパフォーマンス的にお得です。
容量が減ってくると電圧が下がるため、マルチエフェクター等デジタル機器とは相性が悪いです。
下記に本日のまとめと実践ガイドも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!まとめ
②デジタルエフェクターやマルチエフェクター、バッテリー駆動のモバイルアンプなど消費電流の大きな機器には「アルカリ電池」を使う。
③アナログのコンパクトエフェクターやアクティブギターには「マンガン電池」で十分賄える。実践ガイド
同じBOSSの歪み系であるBD-2 Blues Driverは複雑な回路で消費電流量も多いようです。
②電池やエフェクター機器の主な特徴を挙げました。
とはいえエフェクターやプリアンプ、ミニアンプ、モバイルアンプの機種などによって、電池の消耗具合は異なります。
説明書等でエフェクター消費電流量が何mA(ミリアンペア)かを調べてみるのもいいでしょう。
今回の情報を元に是非実際に試してみてください。
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