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Follow @mushmusicschoolSpitfire Audioのフリー音源ライブラリー「LABS」をフル活用しよう!(前編 : LABSの概要とインストール方法の解説)
2021/8/5
作詞・作曲・編曲・DTM
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Follow @mushmusicschoolマッシュミュージックスクール DTM科・トラックメイク科講師の坂本竜太です。
今回はSpitfire Audioが無料で提供しているソフト音源ライブラリー「LABS」の解説となります。
オーケストラ音源を中心にハイクオリティーなシネマティック音源を多数リリースしているSpitfire Audioですが、「LABS」は同社が得意とする浮遊感のあるスケールの大きなアンビエントミュージックや映画の劇伴的な音楽に最適化された音源となっており、高価格帯の音源が中心の同社の音源のエントリーモデル的な位置づけとなっています。
LABSにはソフトピアノ、ストリングス、ホーンセクションを始め、ユニークかつ実用性の高い音源が多数揃っており音源自体も定期的に追加されていますので、この機会にぜひ導入してみてはいかがでしょうか?
前編となる今回は、「LABSの概要とインストール方法の解説」となります。
KONTAKTフォーマットに最適化されたサードパーティー製のソフト音源の活用方法シリーズ
Native Accessに対応していないサードパーティー製音源のセッティング方法
第1回 : Auddict : Celestial Voices Calypso(前編:音源の管理・サウンドメイキング)
第1回 : Auddict : Celestial Voices Calypso(後編:MIDIの打ち込みのコツ~キースイッチの使い分け)
第2回 : Impact Soundworks:VOCALISA – Slavic Women’s Choir(前編 : 概要とサウンドメイキング)
第2回:Impact Soundworks:VOCALISA – Slavic Women’s Choir(後編 : MIDIの打ち込みのコツ~キースイッチの使い分け)
第3回 : Impact Soundworks:Spitfire Audio – Spitfire Solo Violin(前編 : 概要とサウンドメイキング)
第3回 : Impact Soundworks:Spitfire Audio – Spitfire Solo Violin(後編 : MIDI打ち込みのコツ~キースイッチが不要とは?)
第4回:Spitfire Audio - ALBION V TUNDRA -オーケストラ音源(前編 : 概要とサウンドメイキング)
第4回:Spitfire Audio - ALBION V TUNDRA -オーケストラ音源(後編 : MIDIの打ち込みとサウンドのレイヤーのコツ)
第5回:Audiomodern – Opacity -シネマティック・ギター音源(前編 : 概要 ~ サウンドメイキング)
第5回:Audiomodern – Opacity -シネマティック・ギター音源(後編 : Opacityの実践的な活用方法~ストリングス音源とのレイヤーetc)
KOMPLETE ULTIMATEシリーズを使い倒したブログ記事・動画
第1回:ドラムトラック編 (STUDIO DRUMMER)
第2回 : Guitar Rigの活用 : 基礎編 (ギタートラック : イントロ & ベーストラック)
第3回 : Guitar Rigの活用 : 応用編 (ギタートラック)
第4回 : DAMAGEの使い方 ~ 活用方法
第5回 : ACTION STRIKEの使い方~活用方法
第6回 : THE GRANDEUR(ピアノ音源)の使い方~実践的なプラグインの活用方法
第7回 : BRASS ENSEMBLE - SYMPHONY ESSENTIALS -(ブラス音源)の使い方 ~ 実践的なプラグインの活用方法
第8回 (最終回) : RISE & HITの実践的な活用方法
動画解説
また、私が制作したものの中で
「KOMPLETE 12 ULTIMATE」のライブラリー中心に制作したサウンドトラック集
があります。
こちらも是非ご参考にしてください。
目次
①まずはデモ楽曲を聴いてみましょう
ますはデモ楽曲を聴いてみましょう。
デモ楽曲
今回のデモ楽曲は全て「LABS」のみで制作されています。
サウンドクオリティーはさすがSpitfire Audioといったハイクオリティーなものとなっており、 「LABS」は今回のデモ楽曲のようなアンビエントテイストな楽曲を始めバラードなどのポップスなどでも幅広く軽役してくれる音源となっています。
②LABSのダウンロード ~ セッティング方法
まず「LABS」はSpitfire Audioが提供しているアプリケーションをダウンロードして、 そのアプリケーション経由で全ての音源の読み込み~管理を行ないます。(上画像参照)
ではまず、「LABS」のサイトへアクセスしてみましょう。
このトップ画面の“FREE LABS”のロゴの下に記載されている下記のリンクから、Mac / Windowsどちらかのアプリケーションをダウンロードします。
Need help getting started? You will need the Spitfire Audio App in order to get LABS.
Download for Mac. Download for Windows. Read our FAQs.
ダウンロードしたアプリケーションを起動するとサインインの画面が表示されますので、まだSpitfire Audioのアカウントをお持ちでない方は「CREATE ACCOUNT」でご自身のアカウントを作成したのちサインインします。
③LABSの音源のダウンロード先を指定する
アカウントを作成しサインインすると「LABSの音源をダウンロード~格納しておく場所を登録」します。
✔︎ご自身のPCの容量に余裕がある方:PCのHDD(SSD)
✔︎サードパーティー製の音源は一括して外付けSSDで管理したいという方:外付けSSD
を選択すると良いでしょう。
ちなみに筆者は「LABS」の音源はPC内部のSSDに格納し、その他のSpitfire Audio製品は容量が大きいため外付けSSDに格納しています。
④使用したい音源をダウンロード / インストールする
サインインすると上画像のようにSpitfire Audio製品が一括で管理できる画面が表示されます。
画面上部のタブはそれぞれ下記のようになっています。
◉「My Products = 所有しているSpitfire Audio製品」
◉「LABS = LABSの音源一覧」
◉「Downloading = 各種音源のダウンロードの進捗状況」
◉「Settings = アプリケーションを立ち上げた時にオートログインにするか?やインストール先の変更や管理」
また、画面下部のタブはそれぞれ下記のようになっています。
◉「NOT INSTALLED = 購入やダウンロードをした音源でまだインストールされていない音源一覧」
◉「INSTALLED = インストール済みの音源一覧」
◉「UPDATES = インストール済みの音源のアップデートの有無の確認」
先述の通り、「LABS」の音源は定期的に追加されていきますので、Spitfire Audioのメールマガジンを登録しておくと新作音源がリリースされる度にメールが届きますのでオススメです。
⑤LABSをDAWで使用する
ではダウンロードした「LABS」の音源をDAWで呼び出してみましょう。
今回はLogic Pro(AU音源)での解説となりますが、他のDAWでも構成は同じになっています。(上画像参照)
◉ソフトウェア音源を選択
↓
◉AU音源を選択 (Logic Proの場合)
↓
◉Spitfire Audioを選択
↓
◉LABSを選択
上記のステップで進むとデフォルトの音源が立ち上がります。(下画像ではPercussion : Percussion)
画面上部の音源名をクリックするとその他の音源が一覧で表示されますので使用したい音源をクリックして呼び出します。
いかがでしたでしょうか?
Spitfire Audioの音源はハイクオリティーながらも高価格帯の音源が中心となっているため気軽に購入できる音源ではない中で、「LABS」はそのエントリーモデルでありながらもフリー音源とは思えないハイクオリティーな音源となっていますので、同社の音源の購入を検討されている方には最適なライブラリーとなっているかと思います。
ぜひ今回のブログを参考にしていただき、皆さんの楽曲でも使ってみていただければと思います。
次回は「後編 : LABSの音源の解説とサウンドレイヤーのコツ」の解説となりますのでお楽しみに!
下記に本日のまとめと実践ガイドも書き記してあります。
ご自身の音楽生活に役立ててください!
質問等ありましたらお気軽にお問い合わせください。
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てください。
坂本竜太講師の執筆ブログ記事ページ
【坂本講師が「KOMPLETE 12 ULTIMATE」のライブラリー中心に制作したサウンドトラック集】
KONTAKTフォーマットに最適化されたサードパーティー製のソフト音源の活用方法記事・動画
Native Accessに対応していないサードパーティー製音源のセッティング方法
第1回 : Auddict : Celestial Voices Calypso(前編:音源の管理・サウンドメイキング)
第1回 : Auddict : Celestial Voices Calypso(後編:MIDIの打ち込みのコツ~キースイッチの使い分け)
第2回 : Impact Soundworks:VOCALISA – Slavic Women’s Choir(前編 : 概要とサウンドメイキング)
第2回:Impact Soundworks:VOCALISA – Slavic Women’s Choir(後編 : MIDIの打ち込みのコツ~キースイッチの使い分け)
第3回 : Impact Soundworks:Spitfire Audio – Spitfire Solo Violin(前編 : 概要とサウンドメイキング)
第3回 : Impact Soundworks:Spitfire Audio – Spitfire Solo Violin(後編 : MIDI打ち込みのコツ~キースイッチが不要とは?)
第4回:Spitfire Audio - ALBION V TUNDRA -オーケストラ音源(前編 : 概要とサウンドメイキング)
第4回:Spitfire Audio - ALBION V TUNDRA -オーケストラ音源(後編 : MIDIの打ち込みとサウンドのレイヤーのコツ)
第5回:Audiomodern – Opacity -シネマティック・ギター音源(前編 : 概要 ~ サウンドメイキング)
第5回:Audiomodern – Opacity -シネマティック・ギター音源(後編 : Opacityの実践的な活用方法~ストリングス音源とのレイヤーetc)
KOMPLETE ULTIMATEシリーズを使い倒したブログ記事・動画
第1回:ドラムトラック編 (STUDIO DRUMMER)
第2回 : Guitar Rigの活用 : 基礎編 (ギタートラック : イントロ & ベーストラック)
第3回 : Guitar Rigの活用 : 応用編 (ギタートラック)
第4回 : DAMAGEの使い方 ~ 活用方法
第5回 : ACTION STRIKEの使い方~活用方法
第6回 : THE GRANDEUR(ピアノ音源)の使い方~実践的なプラグインの活用方法
第7回 : BRASS ENSEMBLE - SYMPHONY ESSENTIALS -(ブラス音源)の使い方 ~ 実践的なプラグインの活用方法
第8回 (最終回) : RISE & HITの実践的な活用方法
【今回の音源を使用した講師制作の参考楽曲 : YouTube】
まとめ
①LABSはフリー音源ながらもSpitfire Audioの真骨頂ともいえるシネマティック音源のクオリティーをしっかりと再現!この機会にぜひ導入してみよう!
②現在は各メーカーともにそれぞれのアプリケーションを介しての一括管理が主流!
この機会に導入の流れを覚えよう!
③LABSに限らずダウンロードした音源は各DAWの仕様(AU / VSTなど)に応じて格納されているので、音源の管理~呼び出しの流れを覚えよう!
実践ガイド
今回の流れをオーディオデータと画像で解説
デモ楽曲
画像解説
①LABS_SPITFIRE_AUDIO_APP
②LABS_TOP
③サインイン画面
④LABS音源のインストール
⑤LABS音源のダウンロード
⑥LABS音源をDAWで使用する
⑦LABS音源のデフォルト画面
⑧LABS音源の音色の選択
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