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2019/1/17
ギター
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Follow @mushmusicschoolマッシュミュージックスクール ギター科講師のだいしょーです。
みなさんは自分の理想の音を出せていますか?
理想の音があってもそれを実際に作るのはなかなか難しいものです。
今日は音作りに大切な基礎についてお話ししていきます!
①各ツマミのキャラを知ろう
アンプによって様々なツマミがありますが、全てを一気に覚えたり使いこなすのはとても難しいです。
まずは "これを覚えておけば音作りの質は格段に上がる!"
というものをわかりやすく紹介させていただきます。
全体の音量の調整
TREBLE(トレブル)
高音部分の調整
MIDDLE(ミドル)
中音部分の調整
BASS(ベース)
低音部分の調整
GAIN(ゲイン)または DISTORTION(ディストーション)
どちらも音を歪ませるためのツマミ
低めにするとクリーンな音になり、高めにするとドライブがかかり歪んだ音になる。
REVERB(リバーブ)
リバーブ(残響)の調整 0 だと残響はなく、右に回していくにつれて残響が深くかかる。
②音作りはフラットから
ツマミのキャラはわかったけど
「実際にどんな数値で音を作っていいかわからない」
という人もいると思います。
これは、僕自身も経験した誰もが通る道だと思います。
そんな時はまず音作りをフラットから始めてみましょう!
フラットというのは、いわゆるそのアンプの標準の音のことを指します。
アンプによって、フラットな状態はそれぞれです。
メモリが 10 あるから 5 が フラットなのかといったらそうではありません。
まず自分が使っているアンプのツマミのフラットを調べてみましょう。
フラットな状態でギターを繋ぎ音を鳴らしてみて、
「音抜けが悪くモコモコしてるな...」
と思ったらベースを下げてトレブルをあげてみる。
「なんだが理想より音が薄い...」
と思ったらミドルを上げたり、ベースを上げてみるのもいいでしょう。
このように、自分の耳で理想の音に少しづつ近づけていくことで、自分のギターや使っているアンプの特徴を掴むことができます。
③同じ機種のアンプでも環境によって音は変わる
一度理想的な音ができたら、その設定でどの環境でも同じ音が出るのか?
答えは NO です。
アンプは使っている環境によって少しずつ音が変わり、聴こえ方も違ってきます。
鳴らす部屋の広さ・バンド内の音・人がどのくらいいるのかどうか、
など様々な理由で、低音がたまりやすかったり、高音が吸収されやすかったり、場所によっても音が変わります。
だからこそ大切なのは自分の理想の音を自分の耳で覚えておくことなのです。
④プロだって音作りは常に最善を探し続けてる。
音というのはとても繊細なものです。
いくら使っているアンプや自分のギターことをネットなどの知識で知り尽くしていたとしても、実際その場所で音を作る時に頼りになるのは自分の耳なのです。
自分の理想の音を明確に持って、
その中で
「あ、やっぱりこっちの音の方が好きだな。」
「このバンドならこの音の方が合ってるな。」
と、自分の耳で感じながら模索して理想の音を追求してみてください。
きっと、あなたの憧れるプロのギタリストだって音作りは常に最善を探し続けているはずです!
いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめと実践ガイドも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!
まとめ
①基本的なツマミは TREBLE(高音)、MIDDLE(中音)、BASS(低音)、 VOLUME(音量)自分で聴いて足りないツマミを調整する!
②初めてのアンプでも音作りに困ったらフラットから調整!
③いつもと同じ設定でも同じ音は出ない!
理想の音をいち早く覚えよう!
④常に理想の音を探し求めるのが耳を鍛える近道!
実践ガイド
①各ツマミを 10 にしたり 0 にしたりすることで音の違いを理解できます。
②アンプのつまみを全て時計方向 12 時にする。
高音が足りないと感じたときは TREBLE を上げる。
低音が出すぎているなど感じたときは BASS を下げる。
このように自分が聴いた音で気持ちの良い音を探そう!
③同じ設定なのにいつもの音が出ない!
そんなときはいつもの設定で何が足りないのかを考えてみましょう。
音の太さが足りない場合は BASS を上げる。
音がもう少し抜けてほしい場合は TREBLE を上げる。
※ MIDDLE は中音ですが上げると高音も足させるアンプもあるので TREBLE だと耳が痛いと感じたときは MIDDLE を上げてみましょう。
④アンプから音を出しているときは時間の許す限り色々なツマミをいじってみましょう。
ギターが上手くなったり調べれば調べるほど出したい音も変わってきます!(良い意味で!)
音作りにゴールはありません!!!
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