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マッシュミュージックスクール エレキギター科アコースティックギター科DTM科講師の村瀬恭久です。

「楽器ができたら楽しいだろうなぁ」と、楽器を始めるのを検討し始めた、多くの人に見られる2大「悩み」といえば

「何から始めたらいいんだ?」
「習ったほうが良いのか…」

が挙げられると思います。
絵画、スキー、ゴルフ、楽器…ジャンルによらず「何かを始めたい」を相談すると、決まって下記のようなことを言う人がいます。

「絶対最初は習ったほうが良いよ。そのほうが上達も全然速いし、変な癖がつくと後で後悔する」
ネットでもよく見られる意見です。
さて、これはどこまで正しいのでしょうか?
ミュージックスクールのブログとしては「習う」推しの一点と行きたいところですが、
ここは冷静に、それぞれを客観的に検証し、それぞれのメリットを見てみることにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①独学のメリット

自分で好きなように弾きながら練習することの最大のメリットはやはり

・お金がかからない
・自分のペースでできる
・通ったりしなくていい
・時間を気にしなくていい
・宿題を出されたり、自分の好きな曲だけできる
・先生との相性が気になる

などです。

現在は楽器人口の増加やインターネットや動画サイトの台頭により、以前に比べると飛躍的に情報量が増え、独学でもかなり楽器を学びやすい環境になっているのは間違いないでしょう。
また、
「何をどの順番で練習するといい」
とか、
「これが出来ない場合はこの方法を試すと良い」
というような技術習得理論についての理解が進み、その知識が広く共有されるようになりました。
それらを本でも動画でも知ることが出来ます。

そういう意味では、現在は独学で楽器を学ぶには過去最高の環境と言えるでしょう。
それに独学は、相性の合わない先生と苦痛の時間を過ごすこともありませんし、遠方まで通う時間も要りません。
興味のない課題を出されて本末転倒になることもありませんし、レッスンに払うお金を楽器やコンサートに使うこともできます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②習うメリット

 

それでは習う必要はもうないのでしょうか。
いえ、それでも習うメリットはいくつかあります。

・間違いを正してくれる
・正しい方向に導いてくれる
・習得の順番に迷わなくてすむ
・自分に最適な練習方法を提示してくれる
・情報を整理し、必要な情報だけを与えてくれる


さらに人によっては以下のこともメリットと感じることがあります。

・習うことで目的意識、モチベーションが保てる
・習慣付けができる
・日常とは別の世界を味わえる
・コミュニケーションが楽しい、人間関係の世界が広がる

①で述べたとおり、今は動画が無料でいくらでも見られます。
お手本演奏が簡単に手に入れられる時代です。
ですからただ演奏がうまいだけの先生に習う必要はほとんど無くなったといってもいいでしょう。
憧れのミュージシャンの演奏している手元のアップの動画が腐るほどあるのですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③「習う」最大のメリットが2つある

私の考える「習う」最大のメリットを2つ挙げます。

 

 

 

 

3.1 インタラクティブ

 

最大のメリットは「インタラクティブ」なことです。

インタラクティブとは
情報の伝達が一方的にではなく双方向に起きること。

つまり講師が貴方の演奏を客観的に見て聞いて「こうしたほうが良い」と発見し、提示してくれることなのです。
それにより早く間違いに気づき、効果的な練習をし、自分の進みたい方向に迷わず進む手助けになります。
こればかりはYou TubeにもAIにも今の所できません。
十数年後には現存の仕事は殆どAIに取って代わられることはほぼ確実なわけですが、一節によると「そう簡単にはAIにはできない仕事」の筆頭に挙げられるのが「楽器講師」だそうです。

前述の通り、近年アレクサンダー・テクニックを始め、微妙な感覚や現象を科学的に解明しよう、解析しようという方向に進み、様々な分野で知識の共有が進んでいます。
かつては
「聴いて盗むもの」
「フィーリングは教えられるものではない」
と捉えられていたことが言語化して教えられるようになってきました。

しかしこれはなかなか自分だけでは、特に初心者にとっては理解しにくい概念です。
何よりも自分の身体を客観的に見ること自体が難しいわけですから。
そういう意味では他人に見てもらいアドバイスを貰う、というのは上達において非常に効果的な方法なのです。
私自身ギターを初めて20年ほど経ってから始めて「習い」ました。
「ありゃま!そうだったんだ、全然知らなかった。」
ということが沢山ありました。

優秀な講師は貴方のレベルを見極め、これくらいだったら少し頑張ればできるだろうというギリギリのラインを見つけて課題を提案します。
その課題を適切にこなす過程で間違いがあれば修正し、徐々に正しい身体の使い方を覚え、テクニックが少しずつ身についていくわけです。
これは本やYou Tubeにはできない芸当です。

逆に言うとただ模範演奏を見せて「こうやってごらん」というだけの講師のレッスンを受けるくらいなら、もしかするとYou Tubeで好きなミュージシャンの演奏を聴いてるほうがマシかもしれません。

 

 

 

 

3.2 モチベーション

 

もう一つのメリットは モチベーションです。

極論を言うと、自分で多角的に自分を見て、自分の録音を聴いて自己の欠点を見つけられて、どうすれば良いか解決法もわかって、モチベーションが保て、自分を律して定期的に練習できる人は他人に習う必要はありません。

しかしなかなかこういう人はいませんよね。
ついつい怠けてしまって、気がつくと一ヶ月以上楽器に触ってない、買った楽譜を開いてもいない…
ということにもなりかねません。
次のレッスンまでに課題をある程度こなそうと意識することで定期的に練習し、目標を掲げることができます。

 

 

 

 

3.3 最後に

 

前述の
「絶対最初は習ったほうが良いよ。そのほうが上達も全然速いし、変な癖がつくと後で後悔する」
という言葉は上記の意味では、ある程度真実と言えます。

人に習うことで

・自分以外の視点で自分の演奏を見ることができる
・新たな発見もある

なにより始めたてだと、これで合っているかどうかわからないまま続けることになり、不安でもあり、遠回りでもあります。

 

結論になりますが「習う」か「独学」かは二者択一でどちらが正しいと決められることではありません。
自分の目的・性格・生活パターンによって大きく変わります。

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめ実践ガイドも書き記してあります。
ご自身の音楽生活に役立ててください!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てください。

村瀬恭久講師の執筆ブログ記事ページ

 

 

 

 

 

まとめ

人に教えられるのは嫌だ。
自分の道は自分で探したい。
別にうまくなりたいわけじゃない。
これ以上、人に会いたくない。

という人は独学

とにかく速くうまくなりたい。
分からないことを質問したい。
何をしたら良いか分からないので不安だ。
習い事が好き。
取っ掛かりだけ掴めればあとは自分でやる。 
仲間がほしい。

という人は習うのがいいでしょう

 

実践ガイド

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クラスの雰囲気もわかりますし、何より自分が本当に続けたいのかどうかが実感できます。




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