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マッシュミュージックスクールボーカル科パフォーマンス科の講師として熱くレッスンさせて頂いておりますLILY'J(リリージェイ)です!! 

あっという間に令和元年が過ぎ去り令和2年の幕開けとなりました。
皆さんにとって、新元号一発目の年はいかがでしたか?
私にとってはまさに大きな『変化』となる第1章でした。
良くも悪くも変化というものはとても大きな意味を成すものです。

しかし人は皆平均的に『慣れ』というものに親しみや居心地の良さを覚えやすく、無意識の中でその物事を維持しようとしてしまうものです。
反面『変化』というものには、憧れ以上に恐れや不安を抱きやすく無意識に距離を置こうとしてしまうものなのです。

一見矛盾している様にも思えますが、 人は慣れの中に一定期間以上浸っていると恐れや不安を超越し、違う景色を覗いてみたいと言った心理に駆られるようになって来るのです。
それが所謂『成長』です。
すなわち、何事も変化無くして成長は出来ないという事になります。

歌も同様で、 不安や恐れの超越の先には必ず素敵な進歩が待っています!!
本日はそんな成長する為の秘訣についてを書いてみようかと思います♪




 

 

 

 

①知る

皆さんはご自身の歌声を聴いた事はありますか?
この質問で返って来るほとんどの答えが 『無いです』。

実際にご自身の歌声を聴いた事が無いという方がほとんどなのです。
同時に、ご自身の歌声の問題をちゃんと自覚出来ている方というのも多くはいません。

一体どういう事なのでしょうか?

例えば
『親密な関係の友人が見た目は元気でも実は深刻な風邪を引いてる』
といった場合、皆さんはどうやってその風邪の存在に気が付く事が出来るでしょうか。

咳が無ければ見た目だけでは普段と変わり映えが無い為、その存在に気付く事は出来ません。
しかし会話をした際、声が鼻声だったりガラガラカスカスなオカマ声になっていたらどうでしょうか?
いつもとは違うその様な声を聞き、『交通事故に遭ったの?!』『パートナーと喧嘩した?』などとは思いませんよね。
一発で風邪だと分かります。

この様に、聴覚からの情報力というものは実に詳細なものなのです。
自身の歌声を聴かずしてそこに一定以上の成長というものは存在しないという事です。
何事も知らずしては始まりません。
まずは勇気を持ち覚悟を決めて、 自分の歌声を聴いてみて下さい。
これまで思っていた自身の歌声と実際の歌声に衝撃的な格差を感じる事になるかもしれません。
まずは自分自身の本当の歌声を知る事から♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②研究

 

皆さんはお気に入りの一曲を練習する際どうやって練習していますか?

『ひたすら歌う』
『ひたすら本人の曲を聴く』

そうですよね!
それはとても大事な事です。
しかし、単にそれだけの方法では一定以上の上達は望めません。

皆さんはひたすらその曲を歌う際、何処に注意しながら歌っていますか?
本人の曲を聴く際、どこに注意して聴いていますか?

実は普段何気無く繰り返しているその行為こそちょっとしたポイントがあり、歌のクオリティーに大きな差が出てくるのです。

一体どういう事なのか?
例えば 『目の前のキャンドルの火を吹き消そうとしました。ですが、何度やってもなかなか消えません。』
皆さんはそんな時どうするでしょうか。

『息の力を変えてみる』
『息の吹く角度を変えてみる』
『説明書を読んでみる』

その火を消す為、上記の様に自分なりに色々と試行錯誤してみるのではないでしょうか?
皆さんが日頃あらゆる分野において無意識のうちに当たり前に行っている自分なりの試行錯誤。
この流れがとても重要なポイントになるのです。

実は、歌というものは一曲の中が予想以上に繊細かつ複雑に出来ている為、その内部の一つ一つときちんと向き合って行く必要があるのです。

先程の一例を用いれば、
1フレーズ1フレーズ・一文字一文字が全て全く違ったタイプのキャンドルで出来ているといったニュアンスでしょうか。
なので、歌という物は一曲の中を本当に繊細に研究して行く必要があるものなのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③意識

 

皆さんは歌を歌う際、何かを意識していますか?

『何を意識すれば良いか分からないから特に何も』
レッスンの際にそんな回答をよく耳にします。

✔︎音を外さないように歌う事
✔︎滑舌
✔︎丁寧に歌う事

歌を上手に歌うには、意識しなければならない項目が多々あるのです。
一定以上に歌を上達する為には、その『意識』の角度がポイントとなります。

人には得意不得意があります。
当然ながら、得意な部分ばかり意識を置いていても成長は出来ません。
まずは『不得意』をしっかり自身で把握出来ているか否かが上達への架け橋となるのです。

ですのでその為にもまずは本記事①~②のステップを必ず順にしっかり踏む事が重要なポイントとなります。

 

 

 

 

3.1 どこに意識を向けるか


では、それを踏まえた上で何をどう意識して行けば良いのか?
自身の歌声をよく知り研究を重ねたなら、意識を原曲を歌声と自分の歌声の差に向けて、その差についての答え合わせをしてみましょう。

✔︎声質に差がある
✔︎ビブラートの種類が違う
✔︎本人独特のテクニックが出来ていない

原曲を歌っている本人との歌声の差の詳細が浮き彫りになるでしょう。
そうすると、初めて自身の不得意分野が見えてきます。
自身の不得意と対面出来たなら再び②のステップに戻り、その研究結果を意識しながら歌ってみる。
またそれが出来たなら、再びステップ①~順に。。。

上記ステップをひたすら繰り返しながら、回数を重ねる毎により詳細に細部へと意識を向けて歌って行くようにしましょう♪

 

 

 

 

 


いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめ実践ガイドも書き記してあります。
あなたの音楽生活がより楽しいものになりますように♪
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。
もし気になる事がありましたらお気軽にお問い合わせください!
体験レッスンのお申し込みもいつでもお待ちしております♪

Lily'J講師の執筆ブログ記事ページ

 

 

 

 

まとめ

①自身の歌声を聴かずしてそこに一定以上の成長というものは存在しない
・自分自身の歌声を知る
・これまで思っていた自身の歌声と実際の歌声の格差を知る

②『ひたすら歌う』『ひたすら本人の曲を聴く』
単にそれだけの方法では一定以上の上達は望めない
・一曲の中が予想以上に繊細かつ複雑に出来ている為一つ一つときちんと向き合って行く
・自分なりに色々と試行錯誤
・繊細に研究して行く必要がある

③一定以上に歌を上達する為には、『意識』の角度がポイントとなる
・『不得意』をまずはしっかり自身で把握出来ているか否か
・①~②のステップを必ず順にしっかり踏んだ上で意識をその曲を歌っている本人の歌声との差に向ける→その差についての答え合わせ
・再び②に戻り研究結果を意識しながら歌う
・①~③のステップを重ねる→回数を重ねる毎により詳細に細部へと意識を向ける

実践ガイド

①先ずは動画でも録音でもどんな形でも良いので自身の歌声を録音して聴いてみて下さい。
最初は自身で思っていた声と実際の声が違いすぎて戸惑うかと思いますが、日常的に繰り返して行く事で耳が慣れ、その差が縮まって行きます。
まずはその差を埋め、自身の歌声が一致して聴く事が出来るようになる所からです。

②最初は一曲サラッと聴いてみて下さい(歌ってみて下さい)

次は歌詞に意識を向けながら聴いてみて下さい(歌ってみて下さい)

次にビブラート部分だけに意識を向けて聴いてみて下さい(歌ってみて下さい)

次は1番だけ繰り返し聴いてみて下さい(歌ってみて下さい)

次は2番だけひたすら繰り返してみて下さい(歌ってみて下さい)

次は1フレーズずつ聴いて行ってみて下さい(歌って行ってみて下さい)

次は1言葉ずつ 次は一文字ずつ
※更にオリジナル項目をどんどん増やして行ってみて下さい♪

③ ②のスタイルで本人の歌声を聴いたなら、次に自分も重ねて歌ってみましょう。
ズレを感じたならその部分を再度本人だけで聴いてみましょう。
続けて同じ部分を歌ってみましょう。
※ズレが生じない様意識しながらズレが無くなるまで②~③を繰り返し続けてみましょう。




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