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マッシュミュージックスクール ドラム科講師の横田拳章です!

ダイエットのため、美しい体のため、はたまた強くなるため、モテるため。。。
「筋トレ」ってみなさんしたことありますか?

今回は「ドラマーのドラマーによる、ドラマーのための筋トレ」について書いていきます。ムキ。


 

 

 

 

 

 

①そもそもドラムに筋肉って必要?

   

情報が溢れかえっているこの現代。

「余計な力はドラムに必要ない」
「ドラムのための体づくりをしよう!」
「無駄な筋肉は邪魔になる」

そんな話を耳にしたことがあるかもしれません。
どれも一理ありますし、人によって合う合わないもありますし、
一概に 「間違ってる!」「合ってる!」なんてモノはございませんが、
何を信じていいかわからない、そんな方のためにもはっきりと断言いたしましょう。

「体を動かしている以上、筋肉は100%必要」です。
っていうのも、別にゴリッゴリのムキムキになる必要はないし、 ドラムってやっぱり重労働なんだ。。。。と尻込む必要もございませぬ。

人間、歩くだけだって筋肉を使いますよね?
そのくらい当たり前~な話なんです。

「別に普段しんどかったわけじゃないけど、筋トレ始めたら足取りが軽くなる」
くらいのお話です。



 

 

 

 

 

 

 

 

②「なかなか自宅ではドラムが叩けない・・・」なら叩かず鍛えよう!

さて、本当ならば「ドラムを叩くための筋肉」は「ドラムを叩く」ことで最も効率よく身に付けることができるのですが、

「なかなかドラムセットの前で練習する時間が取れない。。。」
「アパートなので電子ドラムもおけない。。。」

などいろいろな理由でいつでも好きな時に音を出すというわけにもいかないことが多々あるかと思います。

そんな時にこそ、「ドラム筋トレ」の出番です!
今回は私が実際に音を出せない時にやっていて、かつ効果を実感できた 「ドラム筋トレ」を紹介していきます。

 

 

 

 

2.1 指のトレーニング:その1


①両腕を肩と平行に前に伸ばし、中指が真上を向くように手のひらを広げる。

②手の位置は動かさないままグーにして、手のひらの水滴を弾くように勢い良く手を広げ、①の状態に戻す。
そしてこれを100回繰り返す。 

 

 

 

 

 

2.2 指のトレーニング:その2


①両腕を肩と平行に前に伸ばし、今度は手のひらが真上を向くように広げる。

②小指から親指へと流れるようにグーにしていく。
そしてこれも100回繰り返す。

 

 

 

 

2.3 足のトレーニング


①気をつけの姿勢でまっすぐ立ち、かかとをしっかり地面につけた状態で つま先を上げる、下げる、上げる、下げる。。。。とスネの筋肉が悲鳴をあげるまで繰り返す。

 


いかがでしょうか?
簡単な動きではあるんですけど、やってみるとこれけっこうキツイんですよね。

このトレーニングは、
スティックのコントロールに重要な指をコントロールする筋肉
ドラムのフットペダルをコントロールする際に使うスネの筋肉を鍛えることができます。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③ちゃんとドラムセットに応用しよう!

ドラムセットやスティックに触れられるときは触れて、
「あ~筋トレと同じ筋肉使ってるな~」とか思いつつ、
筋肉と脳みそをつなげる作業をしましょう!これ、大事です!

あとあと、②の冒頭でも述べましたが、 「ドラムを叩ける筋肉」をつけるためには、おそらくドラムを叩くのが結局一番効率が良いのです。
音を出せる場所にいた時は
、なるべくドラムを叩いてあげたほうが一般的には効果的です。



まあ、でも世の中効率ばかりがすべてじゃありませんから。
たまにはスティックを持ちたくない日があったり、筋トレ自体にハマったりすることもあります。
自分の好きなように、ドラムと自分の身体を愛してあげてくださいね。






いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!


 

 

 

 

 

まとめ

①ドラムに筋肉は必要!

②ドラムを練習したいけど、今現在音が出せる環境にない。。。
そんなときは、ドラムで使う部位を的確に鍛えるトレーニングをしよう!

③それでもたまには音楽スタジオなどで、ちゃんとスティック持って叩いてみよう!

 

実践ガイド

①ドラムの「脱力」をするためには、そもそも基礎的な筋肉が必要です。
最初から「力を抜いて叩く」のではなく、 しっかりと完成させてから、肉体にゆとりを持たせていきましょう。

②筋肉を鍛える際には「痛み」の種類に注意!
筋肉にジワーッとくる痛みは問題ナシ(成長の兆し)だが、骨や筋に違和感を覚える痛みを感じた時は無理に続けないこと!

③紹介したトレーニングはあくまで一例です。
いろんな人と情報交換をしたり、ネットで調べてみたりしても面白いかもしれません。
人間は面白いもので、体格も違えば筋肉のつきやすさ、得意な動きも変わってきます。
日々ドラムを叩いていく中でオリジナルの筋トレなんかも思いついたりするかもしれません。
そんな時は、私にも教えてくださいネ。



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