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君の神フレーズは聞こえるか?〜神田の生徒日記〜
2022/3/14
生徒日記
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Follow @mushmusicschool皆さんこんにちは。
マッシュミュージックスクール代表の湯澤真人講師に、ギターを中心とした「作曲・DTM」のレッスンを受けている神田恭平です!
私は学生時代にアジカンのコピーバンドでリードギターしかやったことがありません。
そんな正真正銘の作曲初心者の私が曲を作るにあたって、当レッスンで学んだ知識やコツをご紹介できればと思います。
ミックス作業を進めていく中で、各トラックの音量バランスが適正かどうか分からなくなることはありませんか?
本日はそんな悩みが生じた時に持つべき大切な視点についてお話します。
①ミックス作業とは?
まず初めにミックス作業とは何か、簡単に確認したいと思います。
ミックス作業とは、
各トラックの音量バランスや音色を調整する作業
のことを言います。
今回はその中で、音量バランスの取り方についてお話ししようと思います。
②「自分で作ったフレーズが曲の中で聞こえるか?」という視点を持つことの重要性
ドラムやベース、ボーカルなどの音量バランスを自分なりに整えた後、曲全体を聞いた際、音量バランスが適正かどうか分からなくなることはありませんか?
特に初心者の人は、迷子になりやすい作業だと思います。
私自身、「これでちょうど良いかな!」と思った翌日には、別の音量バランスの方が良いと思えたり、音量バランスの調整にはとても苦労します。
長い時間ミックス作業をしていると、耳が疲れてしまい、聞こえ方自体が変わってくる、ということも原因のひとつと言えるでしょう。
作業に熱中するのも良いですが、適度な休憩とるようにしましょう。
それが良い曲を作ることに繋がるはずです。
話を戻しますが、音量バランスについて迷子になった際は「自分が作った各パートのフレーズがしっかりと聞こえるかどうか」を意識的に確認することが大切になります。
聞き取りにくいフレーズを見つけるだけなので、基準が分かりやすく、作業自体も単純化できます。
そして聞き取りにくいフレーズを見つけたら、音量のバランスを再調整する必要があります。
そのフレーズはなぜ聞き取りにくいのでしょうか?
③音量バランスを整えるコツ
続いて、音量バランスが悪い原因を見つけるコツと調整方法についてお話したいと思います。
なぜそのフレーズが聞き取りにくいのかを考える際、その楽器が曲の中で高音域・中音域・低音域のどの部分を担うパートなのかを考えることが大切です。
例えば、低音域を担当しているベースパートが聞き取りにくい場合は、ベースの音量を上げるほか、高音域・中音域を担うパートの低音域部分を削る必要があります。
この調整はEQで行うことになりますが、今回は音量バランスについての話なので、EQの細かい調整方法については割愛させていただきます。
その他、そもそも必要なフレーズかどうかを検討する必要があります。
例えば、高音域を担うベルのフレーズが聞き取りにくい場合、ベル以外に高音域を担うパートがいくつあるのかを確認してみましょう。
中音域・低音域を担うパートの高音域を削ったとしても、そもそも高音域を担うパートが多すぎては、埋もれてしまうのも当然でしょう。
楽器の数を増やし過ぎてしまうのも初心者あるあるなので、本当にそのパート(フレーズ)が必要かどうかを検討することも大切でしょう。
私自身、『やるぞ!』と思って、最初から最後までミックス作業をやってみたのは初めての経験でした。
・音量バランスで何が正解か分からなくなる
・楽器の数(不要なパート)を増やし過ぎてしまう
という、初心者あるあるの悩みにもしっかり悩まされました。。。
作曲は経験が非常に大切だと思うので、これからも誰もがぶつかる壁にぶつかりながら、少しずつ前に進んでいきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは!
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