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Follow @mushmusicschoolボーカルレコーディングのコツ・注意点 Vol.1
2018/11/5
レコーディング
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Follow @mushmusicschoolマッシュミュージックスクール 代表でエレキギター科・アコースティックギター科・作詞科・DTM科・トラックメイク科・レコーディング科講師をしています湯澤真人です。
本日はボーカルレコーディングのコツや注意点についてお話しします。
「〜を歌ってみた」の動画など、一般の方も手軽にレコーディングできるようになりました。
内容が多いので複数回に分けて記事を掲載します。
①歌う3時間以上前には起きる
寝起きの状態は「副交感神経」が優位の状態です。
「副交感神経」とは体のメンテナンスや脳の記憶整理をしているモードです。
全然アクティブではないのです。
この状態で歌ってしまうと
「んわぁ〜、んたぁ〜、んしぃ〜」
このように(少し大げさですが)、
非常に立ち上がりの悪い寝ぼけた歌になってしまいます。
体の状態を「交感神経」優位=アクティブモードにすることを強くおすすめします。
そのためには最低でも3時間以上前には起きると良いでしょう。
合わせて準備運動や発声練習の心得がある人は歌う前に十分にやっておきましょう。
②歌詞は口がズレない場所に置く
マイクに向かって歌う時、かなり歌い慣れている曲でない限り歌詞を見ながら歌うでしょう。
この時に左右や斜め下などに歌詞を置くとそちらを向いて歌った時に、
口がマイクから外れてしまうので要注意です。
マイクに自分の声を録音して制作するので、
口がズレるとサウンドが変わってしまいます。
できればマイクの真後ろの目線ちょっと上あたりに歌詞が見えると良いでしょう。
目線がズレすぎると自然と顔もズレた方向を向きがちです。
それで口もズレてしまうので気を付けましょう。
③低い音域はマイク近め、張り上げる時は軽く上向き
ボーカルはギターやピアノなどの楽器に比べて非常に音量差が激しい楽器です。
そのためレコーディングでもボーカルのバランスにはかなり気を配ります。
歌う人も歌いながらバランスを取れるようになるとなお良しなのです。
そのテクニックの一つとしてマイクとの距離感があります。
Aメロ(曲の入りのメロディー部分)などは低い音域のメロディーであることが多いです。
音域が低いと歌の難易度が上がり、なかなか声量が出なかったりします。
この時はマイクにギリギリ近い位置で歌うと近接効果により音量が稼げます。
逆にサビ(曲の一番盛り上がる伝えたい部分)などは高い音域のメロディーであることが多いです。
しかも張り上げたりもするので自然と声量は上がります。
録音レベルも余裕でピークを超えて割れてしまうことも多々あります。
この時は少し斜め上を向きマイクから口を反らすことによって音量を落とします。
このようにしてマイクと口の距離感を気にしながら歌うことでよりバランス良い
ボーカルレコーディングが出来るようになります。
覚え方も「〜したら〜する」といったイフゼンプランニングに設定したりすれば
習慣化され自然と覚えることができるでしょう。
いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめと実践ガイドも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!
また、皆さまからの様々なご質問もお受けいたしますのでお気軽にお問い合わせください。
当スクールのレッスンが気になった方は無料体験レッスンを行っておりますので是非遊びにいらしてください。
湯澤真人代表・講師の執筆ブログ記事ページ
まとめ
①歌う3時間以上前には起きる。
②歌詞は出来るだけ口がズレない場所に置く。
③低い音域はマイク近め、張り上げる時は軽く上を向く。
実践ガイド
①ボーカルレコーディング前日は夜更かしをしないようにしよう。
もしギリギリで起床してしまったら熱いシャワーなどを浴びて強制的に体を目覚めさせるという手段もあります。
②マイクの後ろに歌詞を置きづらい時はブーム付きマイクスタンドをもう一つ用意してブームを伸ばしてそこに歌詞を貼り付けてぶら下げると良いでしょう。
ブームを斜めにすることで少し上にして歌詞とマイクが被さるのを防ぐこともできます。
③足を動かしてしまうと基準の位置がわからなくなってしまいます。
マイクに近付く時は足を動かさず上体を前に、
張り上げる時は足を動かさず上体を後ろに反らすようにしましょう。
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