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皆さん、新年明けましておめでとうございます!!
マッシュミュージックスクールボーカル科パフォーマンス科の講師として熱くレッスンさせて頂いておりますLILY'J(リリージェイ)です!! 
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

手や足先の冷えが辛いシーズンになって来ました。
もうすっかり冬将軍の到来ですね。
皆さんは毎年いつ頃から暖房をつけ始めますか?
私は最長でも11月半ばが我慢の限界で、12月突入前はもうすっかり暖房にお世話になってしまっている状態です。笑

寒くなるとどうしても家に引きこもりがちになってしまいますが、歌は正しい発声で歌う事で冷え切った身体もたちまちポカポカになります♪♪
楽しく歌を歌って身体も温まるなんて一石二鳥ですよね!!
是非積極的にカラオケへ行ってみてはいかがでしょうか?

歌は一種の防寒対策としても使えます♪笑
上手く活用し、快適でハッピーな冬をお過ごし下さい。

本日は体もポカポカ温まる正しい発声法についてを何処よりも分かりやすく書いちゃいます♪




 

 

 

 

①呼吸の種類と違い

1.1 胸式呼吸の仕組み

 

皆さんは歌う際ご自身の『息の流れがどの様になっているか』について意識を向けてみた事はありますか?
人間の身体というものは、実に繊細に出来ており面白く奥深い物です。

まずは大きく息を吸ってみて下さい。
皆さんの体はどの様に変化しましたか?
恐らく息を吸った時、胸が膨らみ肩が上がったのではないでしょうか。

では続いて、その取り込んだ空気を吐き出してみましょう。
皆さんの体は先程と比べてどの様に変化したでしょうか?
恐らく膨らんだ胸と上がった肩共に元に戻ったのではないでしょうか。

これが所謂、吸った空気が胸側へ入るスタンダードな呼吸法『胸式呼吸』になります。
大半の方々は普段この方法で呼吸をして、日々の生活をしている状態となります。

 

 

 

 

 

 

1.2 腹式呼吸の仕組み

 

それでは次に仰向けに横になり同じように大きく息を吸ってみて下さい。
皆さんの体はどの様に変化しましたか?

先程に比べて、胸の膨らみはさほど感じられず肩も上がらず、代わりにお腹が膨らんだのではないでしょうか。
 
これが所謂、吸った空気がお腹側へ入る呼吸法『腹式呼吸』になります。

 

 

 

 

 

 

 

1.3 体内に入る空気の比率

 

この様に呼吸の種類は、 横になる事によって胸式呼吸から腹式呼吸へ変化するのです。
体内に入る空気の比率をイメージで例えると、

胸式呼吸=胸側9:腹側1
腹式呼吸=胸側2:腹側8

の様な形が平均的な割合になります。

実は息を吸う際の空気が入り込む場所は、意識次第で上記に加え

胸側7:腹側3
胸側5:腹側5
胸側0:腹側10

など自由に変化させる事が出来るのです♪
是非皆さんもまずは2つの呼吸の違いと体の動きの変化の差に意識を向けてみてみて下さい♪♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②腹式呼吸

 

2.1 なぜ腹式呼吸が良いの?

 

①で述べた様に呼吸には種類があり、その種類により体内に取り込む空気の場所の比率が変化します。
皆さんご存知の通り、 歌唱の際、推奨される呼吸法は『腹式呼吸』になります。
何故歌唱に適しているのが腹式呼吸なのでしょうか?

それは空気の入る容量の差が鍵となります。
胸周りに比べてお腹周りの方が入る空気の容量が圧倒的に多いという事なのです!

分かりやすいイメージはこちらの記事を参考にしてみて下さい♪
「今すぐ確認!誰でも分かる基本発声の簡単セルフチェック♪」

 

 

 

 

 

 

2.2 歌唱に最適な比率

 

①で述べた様に、息を吸う際の空気を入れる場所の比率は意識次第で自由に変える事が出来ます。
ズバリ歌唱に最適な比率は胸側0:腹側10です。

胸側に流れずお腹側により多くの空気を取り込むには、
よりお腹の下側に空気を入れるイメージがポイントとなります。

お腹にはひょうたん型の大きな風船が縦にあり、空気の入る容積が上側より下側の方がより広いイメージをしてみて下さい。
まずは仰向けに横になった状態で、より下腹部に空気を入れるように挑戦してみて下さい♪♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③腹式発声

 

3.1 腹式発声とは?

 

腹式呼吸が出来ても、それを実際に使って腹式発声をするというのはまた少し話が違ってきます。
腹式呼吸が出来たので実際に歌唱してみると

・結局いつもの胸式呼吸に戻ってしまっている
・お腹に空気を入れてるつもりになってしまっている

実際に初期の段階はこのパターンになってしまっている事が非常に多いです。
腹式発声は、その名の通り腹式呼吸を使った発声です。

空気を下腹部に取り込み、取り込んだ空気を息として吐き出す際声帯を通して声にする。
これが腹式発声です。

 

 

 

 

 

 

3.2 なぜやっているつもり・出来ているつもりになりがちなの?

 

それはズバリ普段のスタンダードな呼吸法、胸式呼吸が自動スイッチだからです。
胸式呼吸は意識せずとも自動的に行える物に対して、腹式呼吸は意識しないと行えない手動スイッチなのです。

大半の日本人の腹式呼吸スイッチは横になっている状態時のみ手動スイッチから自動スイッチに切り替わります。
逆に言えば、起きている状態の時は意識しない限り自動スイッチの胸式呼吸の方が優先されてしまうという事なのです。

 

 

 

 

 

 

3.3 腹式発声にするための改善法

 

まずは声を出すイメージを根底に、意識高く腹式呼吸の手動スイッチを息を吸う度に毎回ONにする所から練習してみましょう♪
取り込んだ空気を楽にスッと吐いてしまうのでは無く、お腹に力を加え圧を掛けながら鋭くつ強い息を出すのです。

ステップ①
下腹部にMaxに空気を取り込む

ステップ②
①の状態のまま不意打ち腹パンチを喰らうイメージする
お腹全体にグッと力が入りますよね?
この状態が基本根底ラインになります。

ステップ③
②の状態のままその力の入った下腹部部位にある空気を鋭く強く出す


以上が実際の腹式発声時の重要ポイントとなります!
是非全工程を意識して挑戦してみて下さい♪♪

 

 

 

 

 


いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめ実践ガイドも書き記してあります。
あなたの音楽生活がより楽しいものになりますように♪
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。
もし気になる事がありましたらお気軽にお問い合わせください!
体験レッスンのお申し込みもいつでもお待ちしております♪

Lily'J講師の執筆ブログ記事ページ

 

 

 

 

まとめ

①『胸式呼吸』息を吸った際胸が膨らみ肩が上がる。
『腹式呼吸』胸の膨らみは然程感じられず肩も上がらず、代わりにお腹が膨らむ
呼吸の差=空気の入る場所と比率の差

【イメージポイント】
空気を入れる場所と比率は意識で自由に変化させる事が出来る
歌唱に最適な比率→胸側0:腹側10


②『腹式呼吸』空気が入り込む場所の比率の割合が圧倒的にお腹側にある呼吸形態
歌唱に適している=腹式呼吸=胸周りに比べてお腹周りの方が入る空気の容量が圧倒的に多い

【イメージポイント】
お腹に大きな風船が縦にヒョウタン型にあるイメージ=空気の入る容積が上側より下側の方がより広い


③胸式呼吸=自動スイッチ
腹式呼吸=手動スイッチ

★起きている状態=意識しない限り自動スイッチ(胸式呼吸)の方が優先されてしまう
★横になっている状態=腹式呼吸が手動スイッチ→自動スイッチになる


④腹式発声=お腹に入れた空気をそのまま吐き出すだけ(腹式呼吸)ではその意味を成せない
★取り込んだ空気を楽にスッと吐いてしまうのでは無く、お腹に力を加え圧を掛けながら鋭くつ強い息を出す

【イメージポイント】
①.空気は下腹部にMax入れる
②. ①の状態のまま不意打ち腹パンチを喰らうイメージ=お腹にグッと力が入る
③. ②の状態のまま下腹部部位にある空気を鋭く強く出す

実践ガイド

 ①横になり(強制的に腹式呼吸の状態にする)体のどの部分がどうなるかに意識を集中してみて下さい。
次に立った状態で同様に体の動きの変化に意識を集中してみる。
以上を交互に繰り返し、それぞれの差を意識高く分析してみて下さい。

次に、それぞれ意識とイメージで逆の状態に持って行ってみて下さい。
仰向けの状態→胸式呼吸(お腹に入れず胸に空気を入れる)
立っている状態→腹式呼吸(胸に入れずお腹に入れる)
それが出来た時には自由自在に好きな場所に好きな比率で空気を入れられるようになっているでしょう♪

②横になった状態でおへそ指横に二本下辺りがひょうたんのくびれ下側部位の中央とイメージし、Max空気を取り込んだ際そこが一番トップになるよう意識して空気を入れてみるようにして下さい。
それが立った状態でも100%再現出来るようになったら腹式発声の下準備となる腹式呼吸は100点です♪

③腹式呼吸が出来るようになったら、本文③の工程をします。
口は『い』の形(歯と歯を噛み合わせ横に口を開いた状態)、
発音は『S』(『す』よりも子音をメインに強くだす音の感じ)で発声してみて下さい。
ご自身がGをやっつける殺虫剤のスプレー缶になったイメージで!
口から真っ直ぐ先にGが居るとイメージし、強く鋭い息でやっつけて下さい!
吐くSの息がガス漏れの様な音にならず、本当に開封したてのスプレーの様な音になるように出せるようになったら、どんどん反復する速度を速めて行ってみて下さい。
それも出来たならもう腹式発声の基盤は出来上がりました。
Sでは無く通常の文字で同様の感覚のまま発声してみましょう。
きっと声量が増して高音も楽に出るようになっているでしょう♪




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