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皆さん、こんにちは!!
マッシュミュージックスクールボーカル科パフォーマンス科の講師として熱くレッスンさせて頂いておりますLILY'J(リリージェイ)です!

すっかり秋ですね。
夏の猛暑からの急激な温度変化にやられて体調は崩していませんか??
秋になると一気に乾燥しやすくなります。
以前御紹介した『喉ケア法』を上手く活用し、積極的に喉ケアをして乾燥知らずな潤いのある喉を保ちましょう♪

喉が痛む要因には乾燥の他に発声に問題が生じているといった事も考えられます。
皆さんはきちんとした正しい発声が出来ていますか?
ご自身の今の歌声が、正しい発声から成り立っているものなのかという事について疑問や不安を感じた事があるかと思います。

『私って喉で歌ってしまってるのかな?』
『これって腹式発声出来ているのかな?』
『思うように声が出せないのはなんでだろ?』

本日はそんな、皆さんが一番知りたい歌の基本部分について今すぐ自分で確認出来る簡単なセルフチェックポイントと共にお教えしちゃおうと思います♪




 

 

 

 

 

①腹

皆さんは日頃歌を歌う際、どんな声の出し方をしているでしょうか?

✔︎『歌っていて気持ち良い』
✔︎『スカッとストレス発散になる』
✔︎『どんなキーでも力まず楽に出せる』
✔︎『マイクを使わなくてもカラオケルーム内に響き渡るくらい声が出る』


上記全てに当てはまった方は素晴らしいです。
ちゃんとした正しい発声で歌えていると言って良いでしょう♪
では一体、このように正しく発声する為にはどうしたら良いのでしょうか。。。


その答えこそ、いわゆる歌の世界の代名詞とも呼べる『腹式発声』と呼ばれるものになります。

腹式発声。
頭が痛くなる程よく聞きますよね。。。
ですがどのサイトを見ても、まるで理科の勉強や病院に来たかのような専門用語が並べられているだけ
『結局素人な自分には何を言っているのかサッパリ分からず…。』
と、理解に苦しんでいる方も少なく無いのではないでしょうか。

そこで、小学生でも理解出来るとっておきの簡単な腹式呼吸のイメージをお伝え致します!

 

1.1 普段の呼吸は胸式呼吸



今、普通にしている呼吸は恐らく息を吸った時に胸が膨らんだり肩が上がり、吐いた時それらが元に戻るといった形になっているのではないでしょうか。
それが俗に言う胸式呼吸です。

この空気の入れ方(吐き方)で歌を歌っていると、歌う際に必要な息を効率良くコントロール出来ないのです。
その為、もっと効率を良くしようとする結果、首回りなどに余計な力が入ってしまい喉が痛くなってしまったり、気持ちの良い声が出せないという事になってしまうのです。

 

 

1.2 腹式呼吸で気持ちの良い声を

 


では腹式呼吸で息を吸ったり吐いたりするとどのようになるのでしょうか。
胸式呼吸とは違い
息を吸った時に胸はほぼ膨らまず肩も上がりません。
その代わり
息を吸った時にお腹が膨らみ、吐いた時元に戻るといった形になります。

 

 

 

 

1.3 腹式呼吸のイメージの仕方

 

もう少し噛み砕いて行きましょう。
息を入れる場所を2つ持っているとイメージして下さい。
1つは胸辺りにに。もう1つはお腹辺りに。
その場所を2つの風船とイメージして頂ければと思います。

①胸式呼吸は息を吸った時、胸部分の風船が膨らむイメージ。
それに合わせて肩も上がる。

②腹式呼吸は息を吸った時、お腹部分の風船が膨らむイメージ。
それに合わせてお腹が膨らむ。


何故歌う時に良いとされる風船は胸ではなくお腹の方なのでしょうか。

2つの風船は大きさが異なります。
胸の方はお祭りのヨーヨー、つまり水風船サイズ。
お腹の方はパーティーなどで天井に浮いている風船サイズ。

歌は言わば空気を使った遊びです。
より多くの空気を使えた方が遊びがいがありますよね♪

是非皆さんも、息を吸った時吐いた時にご自身の体がどのようになっているかを確認しながら容量の多いお腹の風船を使って思いっきり遊べるようになって下さいね♪
お腹の風船を上手く使えるようになると楽に気持ち良くずっと歌っていられるようになりますよ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②喉

歌を歌う際によく 『喉を開いて』『喉から声が出てる』『喉に力が入っている』というような言葉をよく聞きますよね。
皆さんが歌っている際はどうでしょうか?

『自分ではどうなのか分からない!!』
そう聞こえて来ます。笑

✔︎『長時間歌っていると喉が枯れてしまう。』
✔︎『高音が出難く、出す際には喉が痛くなる。』
✔︎『どのキーを歌っても声に太さの幅が無くキンッとした軽く細い声。』 ✔︎『歌っていて全然気持ち良くない。』

上記のいずれか一つでも見に覚えのある方は
喉に余計な力が入ってしまっていたり
喉を閉めて歌ってしまっている
いわゆる『喉声』状態であると言えるでしょう。

この状態では喉を傷付けてしまいやすい状態にある為、喉に痛みを伴ったり声が枯れてしまうと言った事態に陥ってしまいます。
せっかく楽しく長く歌っていたいのにそうなってしまうのは悔しいですよね。

ですのでそうならないようにする為には、 余計な力を入れず喉を開けて歌う必要があるという事になるのですね。
では一体、喉が開き空気が通る感覚というのはどういったものなのでしょうか。


皆さん、『あくび』をしてみて下さい。
今、あくびをした際どうなっていましたか??
これでもかと言う程に口が思いっきり開き、トトロかと思うくらいに思いっきり空気を吸い込みましたよね?

喉に力が入らず楽に沢山の空気が通るのはこの感覚です。
大きな口を開ける事で口内のキャパが広がり、それに付随して喉も開きます。

是非あくびをする際、口を最大限に開けて溜め息を吐くようにラフに声を出してみて下さい。
それだけでキンキンしていた細い声に丸みと深みと幅がプラスされたような声色になるでしょう。

 

 

 

 

 

 


いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめ実践ガイドも書き記してあります。
あなたの音楽生活がより楽しいものになりますように♪
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。
もし気になる事がありましたらお気軽にお問い合わせください!
体験レッスンのお申し込みもいつでもお待ちしております♪

Lily'J講師の執筆ブログ記事ページ

 

 

 

 

まとめ

①お腹の風船に空気を入れるイメージで。
・息を吸った時・・・胸はほぼ膨らまず肩も上がらずお腹が膨らむ。
・吐いた時・・・元の状態に戻る

②喉に力が入らず楽に沢山の空気が通る『欠伸』をする際の感覚。
・大きな口を開ける事で口内のキャパが広がり、それに付随して喉も開く。
・欠伸と同じくらいの口を開ける。
・溜息を吐くようにラフに声を出す。

実践ガイド

①お腹に空気を入れる際は同時に同じ位置の背中側にも入ります。(風船は球体なので前方だけではないのです。)

難易度★☆☆
【イメージだけでお腹に空気を入れるのが難しい方は横になってみて下さい。】
仰向け→お腹側に空気が入る感覚がよく分かりやすいです。
うつ伏せ→背中側に空気が入る感覚が分かりやすいです。

難易度★★☆
【横になった状態でお腹の風船に空気を入れ、抜く感覚が掴めた方】
次に座ってその感覚を意識的に再現してみて下さい。

難易度★★★
【座って同様に再現出来た方】
立って同様に再現してみて下さい。

※お腹に空気を入れる際は、胸下(お腹の上の方)では無く、おへその下辺り(お腹の下の方)を中心に入れてみて下さい。

② ①の要領でお腹に空気を入れられるようになったら、その要領でお腹(下部)にMax空気を入れてみて下さい。

次にその入れた空気を自然に吐いて下さい。

これを何度か繰り返して下さい。

慣れてきたらその空気を吐き出す際に自然体で少しずつ声を足して行ってみて下さい。
※無理に声を出そうとするのではなく、吐き出す息に声を少しずつ乗っけて行くようなイメージで。(発声というよりも声混じりの溜め息といった要素で。)
※この際に口は、あくび同様のイメージで大きく開けて!



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