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マッシュミュージックスクール 代表エレキギター科アコースティックギター科作詞科DTM科トラックメイク科レコーディング科講師をしています湯澤真人です。

本日は作詞のコツについてお話しします。

作詞は文字数が決まった中でリスナーにストーリーを伝えて感動をさせたり、高揚をさせたりします。
ただ伝えたいことを書き連ねただけでは単なる作文になってしまい、
楽曲のメロディーの良さや特徴を台無しにしてしまいかねません。
文字数を守ることは楽曲を活かすことにつながります。

今回はその一つのテクニックとして決められた文字数でも情報量の多い作詞方法をご紹介します。
是非ご覧ください。

 

 

 

 

 

 

①五感を感じさせる文章にしよう

     

五感とは、

視覚(見る)
聴覚(聴く)
嗅覚(嗅ぐ)
味覚(味わう)
触覚(触る)

のことです。
これらの行動には様々な情報が含まれています。
触ることで「ゴツゴツしてるんだ」「柔らかいな」「イボイボがある」
などの情報を得られます。
味わうことで「甘い」「しょっぱい」「苦い」
などの情報を得られます。

一つの行動少ない文字数で多い情報量を表現できるのです





 

 

②五感フレーズを考える

それでは五感を感じさせる五感フレーズを考えてみましょう。

例えば
「皮」「絹」など素材をイメージすると触り心地、触覚を刺激します。
「青」「透明」「灰色」などの色は視覚を刺激します。
「コロン」「タバコ」など単体が匂いを発するものは嗅覚を刺激します。
「梅干し」「味噌」など味が濃いものは味覚を刺激します。
「擦り切れる」「ささやく」など動作が行われている時に発する音は聴覚を刺激します。

ざっと1例を挙げただけでもこれだけ出てきます。
他にも探せばいくらでも出てきますし、それらを選び取ることが作詞者の個性にもなるでしょう。



 

 

 

③五感フレーズと単語をくっつける

五感フレーズがわかりました。
あとはそれらを効果が出そうな単語とくっつけるだけです。

例えば、
「絹のような髪」
単なる長くて綺麗な髪にとどまらず、絹のような触り心地の良い艶やかな髪を想像できます。
その髪の持ち主へのリスペクトとしても最大限生かされているでしょう。

「テキーラみたいなキス」
単純なキスにとどまらず、テキーラのような熱くしびれるキスなのだと想像できます。
2人のキスの熱量の高さを感じさせています。

「息を殺して隠れる」
単に隠れるのではなく、呼吸音を聞かせないよう注意を払って静寂さが伝わってくるのを想像できます。

このように五感フレーズを備えた単語と目的となる単語をくっつければその一文だけでかなりの情報量を表現することができます。
だらだらと説明文を書き連ねていたり、
感情の起伏のみを書いていると文字数が膨大になってしまい、
結果楽曲の良さを殺してしまいます。

 









いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめ実践ガイドも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!
また、皆さまからの様々なご質問もお受けいたしますのでお気軽にお問い合わせください。
当スクールのレッスンが気になった方は無料体験レッスンを行っておりますので是非遊びにいらしてください。

湯澤真人代表・講師の執筆ブログ記事ページ

 

 

 

 

まとめ

①五感を感じさせる文章は情報量が多い。

②五感を刺激するフレーズを考える。

③五感フレーズと目的となる単語をくっつける。

 

実践ガイド

①普段から様々な言葉の表現をするようにしましょう。
実際に口に出して声を発した方が自分の嗅覚・触覚・視覚を刺激して学習効果が高まります。
「感じたことは言葉にする(頭の中でもOK)」
などのイフゼンプランニングをおすすめします。
また、少し難解な小説を読んだり壮大な映画などを見るようにするのも語彙力アップにつながります。

②日常の生活で五感のどれが反応しているか、刺激されているのかを意識するようにしましょう。
これは瞑想の工程に似ています。
集中力もアップするので相乗効果も期待できるでしょう。

③目的となる単語に対して意外なものを組み合わせるほど個性的な歌詞になります。
意外なものすぎると理解できる人がいなくなり、評価もされづらくなります。
しかし誰もが考えつきそうな組み合わせほど当たり障りのないものになります。
みんなが想像しやすく、かつ意外な組み合わせが多くの人から共感を得ることができます。



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