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マッシュミュージックスクール DTM科講師の湯澤真人です。

本日は楽曲のアレンジについてお話しします。

作曲・アレンジをしていると楽器数・トラック数が
多すぎたり、少なすぎたりしていると指摘されることがあります。

深く考えずにノリで作っているとそういう事も起こりますし、
「じゃあ、何を増やせばいいんだ?」
「何が要らないんだろう?」
と考えこんでしまいます。

この記事では必要なもの不必要なものを分けていくためのシンプルな考え方をご紹介していきます。
内容が多いので複数回に分けて記事を掲載します。


 

 

①人間の体や衣服で考える。

     

まずはタイトルにも書かれているとおり、楽曲の構成要素を人間に例えていきます
人間と言ってもざっくりとした要素で構いません。

本記事では、

①顔(象徴)
②骨(骨格)
③体(肉体)
④衣服
⑤アクセサリー

と分けていきます。

上記の順番が人間の構成要素の優先順位とも言えるでしょう。
これを楽曲の要素に当てはめて考えていくのです。


 

 

 

 

 

 

②主旋律は顔

顔はその人を象徴する非常に重要な部位です。
年輪を重ねると深みのある顔になります。
生き様やたたずまいにも関係してくるでしょう。

これを楽曲に例えるならば
主旋律=歌メロ・楽曲の中心となるメロディー

どのような音階(スケール)なのか、
どういった譜割り(リズム)なのか、
どのくらいの速度(テンポ)なのか、

時間軸の把握・楽曲の展開の仕方など、
主旋律の情報だけで曲を理解できると言っても過言ではありません。

このメロディーの在り方によって他の楽器の在り方が変わります。
他の楽器を先導する役割を担っています。



①元気で明るいメロディー

 

 

②物哀しいメロディー

 

 

③クラシカルなメロディー

 

 

 

 

 

 

③低音進行は骨格

骨・骨格は人体を支える上で重要な部位です。
骨組みがしっかりしていないと全て崩れてしまいます。

これを楽曲に例えるならば
低音進行=ベースなど
メロディーやコードの中で一番低い音域を担当しているもの

なぜこれが骨になるのかというと、
和声の一番下の基音(ルート音)はそれより上の和声の感情・色合い・雰囲気を操作できるからです。

こちらをお聞きください。
①C(メジャー) 構成音(ド・ミ・ソ) 基音(ド)


②Am7(マイナーセブン) 構成音(ラ・ド・ミ・ソ) 基音(ラ)


③FM9(メジャーナインス) 構成音(ファ・ド・ミ・ソ) 基音(ファ)

 

 

「ド・ミ・ソ」の構成音は変わっていないのに、一番低い音が変わるだけでかなり雰囲気が変わってしまいます。

 


また、ドラムはリズムを刻みますが、ベースはこれに加えて音の長さも担当しています。
ドラムパターンが同じ状態でベースが違うとどうなるか聞いてみましょう。

①音が長い8ビート

 

 

②音が短い8ビート

 

 

 

音が長いとラウドになり疾走感も出るし、短いとタイトに引き締まります。

これら2点において低音進行はコードやリズムを支配できるのです。
楽曲の骨組みと言っても過言ではないでしょう。



次回は体(肉体)・衣服・アクセサリーの解説・ご紹介を掲載していきます。
まずは顔になるメロディーと骨組みになるベースラインをしっかりと作りましょう。

使い方も「〜したい時は〜にする」といったイフゼンプランニングに設定したりすれば
習慣化され自然と覚えることができるでしょう。









いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめ実践ガイドも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!

まとめ

①楽曲を人間の部位や衣服で例えると考えを整理しやすい。

②主旋律・歌メロは楽曲を象徴する大事な顔。

③低音進行・ベースは楽曲を支える骨・骨格。

 

実践ガイド

①主旋律は歌メロだけではありません。
EDMなどはワブルベースのようなサウンドが楽曲を先導しますし、
イントロでギターがメロディーを弾いていたり、ドラムのリズムだけだったらその区間はギターやドラムが楽曲を先導しています。
瞬間瞬間で何が最重要トラックなのか・どれを伝えたいのかをしっかりと判断しましょう。

②優先順位が高いものほど展開の仕方や雰囲気が大きく変わります。
抜本的な修正をしたい時ほど重要度が高いトラックを直してみましょう。

③「タイトなリズムにしたいから音符短めにする」
「クラシカルな雰囲気にしたいからハーモニックマイナースケールを使う」
といったイフゼンプランニングを設定して習慣化させましょう。

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