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マッシュミュージックスクール エレキギター科アコースティックギター科DTM科講師の村瀬恭久です。

「曲の盛り上がる部分で効果的にストリングスを入れたい」
「いつもストリングスの音色でコード弾きで音を埋めるだけなのでワンパターン、もう少し凝ったことをしたい。」

といった、既に多少打ち込みが出来る方へ向けた内容です。

アレンジの仕方に正解はありません。
セオリーもルールもありませんし、ストリングスがどう聞こえようともそれはあなたの個性ですので、「こうでなければならない」ということはありません。

しかし、ここでは
「あたかも生のストリングスセクションが一般的なストリングスらしい演奏をしている音」
を目指すことを前提に進めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

①音色決めの大切さ

現在のソフト音源には様々なオーケストラ用の音色が入っています。
それらの音源にはパッと聴いてゴージャスに聞こえるように、オクターブユニゾン、ブラスとのユニゾン、あるいはバイオリン、チェロ色々なパートのユニゾンなど、厚みのある音色がプリセットにたくさん入っています。

もちろんそういう音色を使えば、パッと聞きのインパクトはありますが、その音色でコードを構成させたり色々なフレーズを入れると、厚みが出すぎて他の楽器を邪魔してしまうことがあります。

アンサンブルをよりリアルに聞こえさせたいときはバイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスと別々の音色を用意します。


それと、フレーズによって、
・柔らかくゆっくりと立ち上がってほしい時
・すばやくアタックの効かせたい時
があります。

柔らかな音で早い駆け上がりのフレーズを弾いても追従しませんし、静かなバラードで素早い音を使うとムードがぶち壊しです。
できればフレーズに合わせてアタックの早い音、ゆっくりした音、の二種類を用意したいです。
最近のオーケストラ音源は数種類のバリエーションを切り替えられるものもありトラックを増やさずに済むので便利です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②鍵盤楽器のように両手で弾かない

全体的な構想を探るときはもちろん両手でなんとなくコードを当ててみても良いのですが、「リアルなストリングス」に聞こえさせるためにきちっとアレンジするときは、両手を使ってべったりとコードを弾かないほうが良いです。

なぜかというと…
通常オーケストラの弦セクションは4つのパートでできていますが、
ピアノを弾くときのように両手でコードを押さえると、同時に5〜6音が鳴ることになってしまいます。
例外的にそういうことも「あり」ですが、まずは「同時最大発音4音」に限定してみましょう。
さらに両手でコードを弾くように打ち込もうとするとどうしてもコードワーク的な動きになり、後述する「各パートが独立した動き」が作り出しにくいので、ここでは各パートを別々に打ち込んでいく手法を取ります。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③声部を決める


声部とはパートのこと
です。
ポップスにおける一般的な構成は下記の4パートです。

1stバイオリン
2ndバイオリン 
ビオラ 
チェロ 

+コントラバスで5パートのこともあります。


バンドの中でギターとベースの役割が違うようにストリングスセクションの中でもバイオリンとチェロの役割は違います。

一般的な考えとしては

(1)バスパート  =チェロ  
(2)上部パート  =1stバイオリン 2ndバイオリン ビオラ

の2つに大きく分けることができます。

4トラック別々に作りそれぞれ別の音色を割り当てます。
バイオリン×2のところには可能であれば別の音色を割り当てたほうが良いです。
同じ音源だとユニゾンにした時、発音されないことがあります。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

④独立して動かす

ストリングスセクションはコードの塊ではなく、別々の独立したメロディの集合体と考えます。
一つのパートだけを聴いたときも格好良く音楽的に聞こえるように工夫するのがコツです。
そしてそれぞれが合わさった時結果的にコードになります。
複数のパートが同じ動きになってしまわぬよう気をつけましょう。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⑤縦と横

集合としてのストリングスセクションを考えるときに次の2つのことが重要です。

①縦の積み
②横の流れ


①縦の積み  
とは、ある瞬間を切り取ったときに最下部のパートからトップのパートまでバランスよく音が積み上げられているか?

②横の流れ  
とは、あるパートが音楽的にメロディを担当しているか?

ということです。
いくら一つのパートのメロディが効果的であっても縦の積みが良くないと稚拙なものに感じますし、
逆にコードの響きだけが良くても動きが単調だと飽きてしまいます。

この2つはストリングス・アレンジにおいてもっとも重要な点であると考えられます。
さて、各パートをどう動かすとよいのかはまた別の記事でお届けします。



 

 

 

いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめ実践ガイドも書き記してあります。
ご自身の音楽生活に役立ててください!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てください。

村瀬恭久講師の執筆ブログ記事ページ

 

 

 

 

まとめ

①フレーズに合わせた音色選び

②両手で弾かない。

③音色を4種類用意する。ストリングス用トラックを4つに分け、各パートを割り当てる。

④各パートを独立して動かす。

⑤縦の積みと、横の流れ、を意識する。

 

実践ガイド

簡単なパターンを使って練習してみよう。

①1stバイオリン×2 ビオラ チェロ と音色を4種類用意する。
ストリングス用トラックを4つに分け、各音色を割り当てる。

②コード C を打ち込んでみよう。

③バスパート チェロ  ド とベース音通り全音符で打ち込む。

④上部パートバイオリン×2の3パートを ドミソのコード構成音担当で打ち込む。


1stバイオリン  =ド
2ndバイオリン  =ミ
ビオラ      =ソ
チェロ      =ド   
Cの和音の出来上がり。

次の小節に同じようにしてDmの和音を入れてみましょう。
横の流れについてはまた別の記事でご紹介します。




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