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マッシュミュージックスクール ピアノ科講師の相原一智です。

本日は、やりたい!と決めた曲をスタートしてしばらく経った時、に陥りがちな問題についてお話しします。
単調に退屈になりやすい、日々の練習をどのようにしてクリエイティブに・楽しくできるか、です。


 

 

 

 

 

 

①その日の調子を見極めて、1番効果を出せる練習内容を選び出せることが大事

↑結構ハードルが高いと思いますか?

ピアノ練習に限りませんが、
「同じことを同じ形でやり過ぎては凝り固まってしまう」
ものです。

特に一曲に集中して取り組んでいる場合や、無理してやらなきゃと追い込んでしまった時はなおさらです。
これが本番前のルーティンなら、毎回同じことをした方がステージに集中できるかもしれません。

ですが、日々の練習はその日の調子をデリケートに見極めて、毎日違った絶妙なメニューが選べることが大切です。

必ずしもまんべんなく全曲をさらわなくて良い場合が多々あり、
むしろ
「今日はこれをしたい!」
という一点集中が素晴らしい成果を上げることが良くあるのです。

音楽の世界は限りなく広いので、
自分で「一日◯回通し練習、片手ずつ◯回、リズム練習、音階◯分・・・」
決めたルールにあまりに縛られてしまうと、演奏が凝り固まりやすくなります。

それが続かなくなった時が辛いし、他にあるもっともっと大きな可能性をいつの間にか逃してしまうことにもなりかねません。

無限にアイデアはあるのです。


 

 

 

 

 

 

 

 

②思いつきを日々の練習に活用するやり方


「今週はこれ」と、前もって決められたルールをまじめに守るよりも、自分の中で出て来たアイデア・欲求に委ねた方が練習が非常に上手くいくことがよくあります。
そんな時に思いがけず、「新たな感覚」をつかめて、上達の実感が得られることが不思議とあるんですね。
それほどまでに、思いつきは大事です。

何となく「今日はこれがしてみたい」と思ったことを少しやってみて、
その後に日々のルーティンに入ると思いがけず
「ああ、こういうことだったのか!」
と気づくことが多々あります。

例えば、わたし自身の話ですが、スクリャービンの「悲愴エチュード」をさらい始めてしばらくして、テクニックの壁にぶつかっていました。

「何か上手くいかない、すぐにその曲を弾きたくないな」
と感じる日がありました。

その代わり、不思議にも頭の中で、ベートーヴェンの「熱情」の第1楽章のある部分(再現部の第2テーマ部分)がずっと鳴るのです。
何となく弾きたくなって、そこだけを取り出して繰り返しさらいましたが、練習はあまり上手くいきませんでした。

まあやり過ぎてもいけない、と程々に切り上げて、メインの曲(悲愴エチュード)に移ると、弾き始めた時に「あれっ?!」とすっごくしっくりくる感覚を得たのです。
それまで右手のオクターブが中々納得のいく表現にならなかったのが、すごく滑らかに動く! 実は、熱情のあの場所が素晴らしいエクササイズになって、テクニックの感覚がいつの間にか養われていたんですね。

メインの曲に戻って、初めてピッタリパズルのピースがはまるように上手くいく。このようなことが意外と音楽の世界には多々あります。
人によっても違うでしょうが、曲の難所が克服されるのは、思いがけないアイデアを行動する勇気なのかもしれませんね。








 

 

 

 

③強迫観念を取り除く


練習は、1日ぐらい休んでもテクニックは衰えたりしません。
毎日やった方が良いという意見は「感覚を忘れないため」という理由が大きいと思います。
確かに、数日休むと感覚を取り戻すのに多少は時間はかかるかもしれません。
でも、その分休み明けには丁寧に細かく練習を行えば良いのです。

「毎日」にこだわるよりも「新鮮な気持ちで日々の練習に臨める」ことの方がはるかに重要です。
無理に疲れを溜めて練習するよりもリフレッシュを取って時間を有意義に過ごせる方がはるかに大切です。
練習は量よりも質である、その時間がどれほど充実して良い感情に満ちているのか、こそ大事だと申し上げたいと思います。








いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめ実践ガイドも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!

 

 

 

 

まとめ

①日々の練習はその日の調子をデリケートに見極めて、毎日少しずつでも内容を変えた方が良い。

②自分の中からのアイデアを試してみてから、メインの曲に移ると発見や思わぬ上達を実感できることが。

③毎日練習しなければととらわれるより、リフレッシュを取って新鮮な気持ちで練習した方がはるかに良い。


 

実践ガイド

①無理してルールに合わせる「単調な時間」での練習は、単調な演奏を生みます。
 逆にクリエイティブな時間は、クリエイティブな効果を生みます。

その練習内容が自分にとってしっくり来るなら、集中して楽しんで出来るなら、それがバロメーターであり、良い練習のです。
ただし、アイデアに任せるまま、あまり手を広げ過ぎると今度はテーマがまとまらなくなることもあります。

1日だけなら、「まあそんな日もあるか」、で良いでしょうが毎日がそれでは曲が仕上がりませんよね。
ここは細かな見極めが大切です。
いろんな曲を見てみるのが良い時期なのか、選んだ1曲に戻って集中すべきか。
本当に一人一人のその時の状況・目的によって何が大切なことなのか、が変わって来るからです。

信頼できる先生・スポーツで言えばコーチ、にアドバイスを受けることがベストです。
ただし、お一人お一人考え方や得意分野が相当異なるので注意しましょう。(練習方法を先生に聞くのは横着だ、と仰る先生すらいらっしゃいます。考えるのが面倒なだけかもしれませんが笑)

とにかく生徒先生共に、「今はこれがテーマ」という練習内容の共通理解が持てることは重要だと強調したいと思います。

②今のあなたにとって、ハードルを感じている時、何をどう練習すれば良いのか、
本当はあなた自身の欲求の中に答えがあるのかもしれませんよ。
それを行動に移すのには勇気とコツがいりますが。

例えば、
実は気になっている他の曲のある一部分だけをちょっとだけさらってみる。
または、今日は即興演奏をしてみたいな、と思ったら少しやってみる。
音階をやりたいと感じたら弾いてみる。

その後にメインの曲に戻ると非常に新鮮な感覚を得られるでしょう。
日々を充実し新鮮な気持ちで練習に取り組めるには、このような思い切ったやり方を実践することは役に立ちます。
是非工夫してみてください。

③上手な人たちがやっている、地道な片手練習や、一部分だけを取り出してのゆっくり練習・・・などを、繰り返しやるのは、決してそんなに傍目から見えるほど苦痛なものではないのです。
それよりも、どうすれば目的達成出来るか分からない中で、日々を何となく練習している方がロスが大きいです。

先生とちゃんと「今の課題」がシェア出来ていれば、ちゃんとあなたの道のりを逆算できます。
ある練習方法が、パズルのピースとして、完成形の中にどうはまって、どんな効果が得られるのかをちゃんと分かっているから、自分でもより細かく工夫して内容を選べるんです。
何のために今この練習をしている、という感覚がちゃんと分かると、本当に面白い音楽世界がひらけますよ。

自分の強み、弱点、に応じたちょっとした練習方法の工夫ですごく引き出される音楽が変わってくるんです。
このような工夫をしたらこんな上達の感覚を初めて得られた、という経験は大切です。
自信もつきますし、上手くなった時の喜びは何にも変えがたいですから!

 

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