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マッシュミュージックスクール ボーカル科講師をしております多江です。

この記事を書いているこの頃は、感染症のニュースで持ちきりですが、 皆さまいかがお過ごしでしょうか?
いろいろなイベントが中止になっている様なので、休日はご自宅で過ごすことも多いのではないでしょうか。
心配になることがたくさんある時期かと思いますが、 少しでも気が滅入ってしまわない様に、好きな音楽や映画、テレビ番組やゲームなど、なんでも良いので自分を癒して、出来るだけ楽しんで過ごしていただけたら嬉しいです。 (ちなみに私は、癒されるな〜と思う歌をヘビーローテーションさせて聴いています^^)

さて今日は、歌の「苦手な箇所」の練習方法について、お伝えしたいと思います。
「いっぱい練習しているのに、なかなか上手く歌えない!」
「一番盛り上がるフレーズになると声が出ない」
などなど、レッスンでもご相談を受けることが多いです。

原因は、
・発音
・苦手な音域
・発声
などなど、挙げればたくさんありますが・・・
まず今日は、どんな原因にも通ずる「苦手な箇所が早く改善される練習方法」についてお伝えします。
ぜひ自主練習に活かしてみて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①苦手な箇所の「前」に大きな落とし穴

皆さんは、苦手な箇所が見つかった時、どの様に練習していますか?
昔の私は、その箇所だけ繰り返し練習をしては挫折したり喉を痛めたり、 理想と現実のギャップにくじける事が何度もありました。
そんな時に当時の私が教わったのが、
「苦手な箇所の少し前から練習する」
という事です。

「少し前」というのは、2フレーズくらい前や、メロディーの区切りの良いところです。
この練習方法には2つ利点があります。

①実際に曲の流れの中で歌える様になる
②実は「苦手なフレーズの前」に出来ない原因がある

①の理由としては、 もちろん重点的に一つの箇所を練習をすることも意味のあることですが、 実際の本番やカラオケでは1曲通して歌うので、 その箇所だけ抜き出して歌えても、なかなか曲に活かす事が出来ないのです。

そして重要なのが②『実は「苦手なフレーズの前」に出来ない原因がある』ということです。
ぜひ一度やってみていただきたいのですが、 苦手な箇所の「前のフレーズ」はすんなり歌えていますでしょうか?
なんだか少し躓いた感じがしたり、気持ちよく歌えている実感がないのではないかなと思います。
実は、「苦手な箇所」の原因は、この「ほんの少しの違和感」にあることがほとんどです。
例えるなら、
普段飛び越えられるような穴でも、直前で小石に躓いているので落ちてしまう。
という事が起きているので、まずこの小石を取り除く事が、より早く苦手から脱却するにつながります。

ぜひ一度、苦手な箇所の前のフレーズから丁寧に練習をしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②「回り道こそ近道」

 

私が生徒として歌を習っていた頃、
「なんだか分からないけど今日は上手くいったな〜」
という日もあれば、

はたまた
「なんであんなに練習したのにできないんだー!!」
と自分に怒りが湧いてくる日もありました。

ただ何度も歌うだけでも、十分練習になりますが、「できない」を繰り返す練習は辛いだけですよね。
「練習のポイント」を掴むだけで、早く上手くなり、練習も本番も楽しく歌える様になります。
ぜひ皆さんもポイントを抑えて丁寧に練習をしてみてください。
一見回り道だけれど、上達への近道に間違いなしです!

 

 

 

 

 

 

 



いかがでしたでしょうか?
下記に実践ガイドを書き記してあります。
あなたの音楽生活が楽しいものになるようお役立てください。
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。
もし気になる事がありましたら質問コーナーでお待ちしております。

多江講師の執筆ブログ記事ページ

 

 

 

実践ガイド

では、今日の記事の内容に沿って、 実際にどんな練習をするかお伝えしたいと思います。
例えば、よく ”夕焼けチャイム” で聴く「夕焼けこやけ」の場合

夕焼け小焼けで日が暮れて
山のお寺の鐘が鳴る
おててつないで皆帰ろう
カラスと一緒に帰りましょう

この、「おててつないで」のところが苦手だなと思ったら、
その1フレーズ前「山のお寺の鐘がなる〜」から練習してみます。

すると実は「なる〜」あたりから、 
「あれ?声が出しにくい様な気が・・・」
 と気がつくことがあります。

そこで、「なる〜」から納得して歌える様に練習すると、あら不思議。
なぜか「おててつないで」もすんなり歌える様になります。


もしくは、「おてて」までは上手くいき、「つないで」だけが苦手のまま・・・ということも。
その時は、
・声の出し方
・発音
・知っている知識の中で使えるものがないか
探して練習してみてください。
すると自分の苦手箇所がよりクリアになり、より早く苦手な箇所から脱却できます。
苦手な箇所の前のフレーズから練習するなんて、なんだか時間がかかってしまう気がしますが、 ぜひ「騙された」と思ってやってみてください^^



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