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脇役あってこその主役!意図する音を目立たせたい 〜神田の生徒日記〜
2019/9/15
生徒日記
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Follow @mushmusicschool皆さんこんにちは。
マッシュミュージックスクール代表の湯澤真人講師に、ギターを中心とした「作曲・DTM」のレッスンを受けている神田恭平です!
私は学生時代にアジカンのコピーバンドでリードギターしかやったことがありません。
そんな正真正銘の作曲初心者の私が曲を作るにあたって、当レッスンで学んだ知識やコツをご紹介できればと思います。
とあるレッスンにて…。
私が作った曲を聴いた先生が一言
「なんでここだけギターがないの?」
そう指摘された部分は、私がベースを目立たせたい。
そう思って、ギターの音を抜いた部分でした。
以前のブログにも書かせていただきましたが、全パートが主役になってしまうと、曲が複雑になってしまい、非常に覚えづらく、聞きづらい曲になってしまう可能性があるのです。
なので、ここはベースが主役だ!
そう思ってギターの音を省いたのです。
ベースを目立たせたいから、他の音は削ってしまえ。
という私の発想はいたって単純だったと思います。
ここに落とし穴が!いえ、落とし穴というか、全体が見えていなかったのです。
全パートが主役にならないように。
という考え方までは良かったと思います。
その後に気を付けるべきは曲を聴いた時の全体のバランスなのです(以前も同じワードをブログに書いた自分に少しがっかり…)。
確かに先生に指摘されてからもう一度、曲を通して、ベースを目立たせたいと思った部分を聞いた時に感じたのは、不自然にギターが消えた?!というような感覚…。
じゃあどうすれば曲の中でベースが目立つんですか(涙目)!?
そんな涙目の私に素晴らしいアドバイスをくれるのが湯澤先生!
例えば…
ベースを目立たせたい時に、ギターは同じフレーズを繰り返しているだけで良い。と言うのです!!
つまり、
1~4小節目を①、5~8小節目を②、9~12小節目を③、13~16小節目を④とした場合に
・ギターは①~④まで4回同じフレーズを繰り返し弾いておきます。
・ベースは①~③まで3回同じフレーズを繰り返し弾きます。
そして、④で①~③とは違うフレーズを弾きます。
そうすると、人は繰り返し聞いているギターのフレーズではなくて、新しく出てきたベース④に気をとられてしまう訳です!
つまり目立っている!!!
ベースの音単体でも目立つのですが、その音を目立たせるための脇役がいれば、曲の中で、よりベースの音を目立たせることが出来るということです。
スイカに塩を振ると甘さが際立つのと同じことなんですね!
目立たせたい音は単体にするだけでもたしかに目立ちはするんですが、どうすれば、曲の中でその音を目立たせることができるのかを考えることが重要なのでした。
その他、音を伸ばしたり、止めたりを工夫するだけでも目的とする音を目立たせることが出来るようです。
これから少しずつ研究していきたいと思います!
次回のレッスンが非常に楽しみです!
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