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ピアノを弾く手について
2019/12/13
ピアノ
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Follow @mushmusicschoolマッシュミュージックスクール ピアノ科新任講師の柳川 雪です。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
冬場は、手が凍えてしまってピアノを弾くとき辛いですよね。
ホッカイロを常備して、乗り越えましょう!
さて、今回のテーマは…『ピアノのを弾く手について』です!
①手が小さいと不利?
手が小さいと、オクターブが多いなど曲によっては弾きにくいと感じるでしょう。
しかし、工夫によって改善が可能です。
まずは、指番号を見直すこと。
楽譜に書かれている指番号は、必ずしも守らないといけないものではありません。
あくまでも、こう弾くと弾きやすい、というガイドですので、参考程度に留めておいて下さい。
次に、手首や腕を使うこと。
指だけで弾くのではなく、腕全体を使って音と音をつなげる意識をもちましょう。
するとフレーズ感が出てきます。
僅かではありますが、つながっているように聞こえてきます。
手が小さいことは苦労が増える要素にはなりますが、音楽的に弾くことの方が大切です。
また、日常的に指を開く柔軟体操をすることで、指が広がるようになります。
②指がつぶれてしまいます。
特にピアノを始めたばかりのお子様は、中指や薬指の第一関節がとてもつぶれやすいです。
力を入れるべきではない部分に余分な力が入っているためでしょう。
その改善法は模索中ですが、現在は、少し指を伸ばし気味にして、鍵盤の真上から指を下ろすよう伝えています。
そのようにすると、一時的ではありますが、多少の改善がみられます。
徐々にではありますが、意識付けによって改善していけるものだと思います。
私自身、指の付け根が潰れてしまう癖があったのですが、とにかく意識することを心がけていたら、かなり改善されました。
③指が動きません。
私自身、久しぶりにピアノを再開した時は戸惑いました。
テンポが速めの曲を弾いていると手が固まってしまい、最後まで弾けないのです。
そこで、ハノン丸々1冊を毎日の課題にして、練習に取り組みました。
最初は、一気に一冊を終えることはできませんでした。
とにかく脱力することを第一に、徐々に一度に弾く量を増やしていきました。
その甲斐あって、約半年後には、丸々一冊を一度に弾くことができるようになっていました。
ハノンは苦手意識を持っている方が多いようです。
しかし、音階や分散和音、その他色々な技術が盛り込まれており、練習方法によってはとても効果的なものですので、やっておいて損はありません。
目標を決めて自分に合ったやり方で、活用していってほしいと思います。
いかがでしたでしょうか? ①手が小さいと苦労が多くなりますが、工夫次第で何とかなります。 ①補足になりますが、指が太い方は、響きの豊かな音が出るそうです。
下記に本日のまとめと実践ガイドも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!まとめ
また、そんなに大きく手を開かなくても弾ける曲はたくさんありますので、あまり気にしない方がいいかもしれません。
音楽的に弾けるようになる努力の方が必要だと思います。
②指がグニャッとつぶれてしまう場合は、つぶれないよう意識することが大切です。
意識付けによって自然に指がしっかりとしてきます。
綺麗な手の形で弾けると良いですね。
③指が動かない場合、脱力がポイントとなります。
余分な力を抜くためのトレーニングを行いましょう。実践ガイド
手の形は十人十色。
指の細い、太い、小さい、大きいにとらわれることなく、魅力的な演奏を目指しましょう。
②脱力については非常に奥が深く、ここでは文字数オーバーしてしまうため省力させて頂きますが、日頃から余分な力を抜くことを意識して練習に臨みましょう。
腕や手首に力が入っていませんか?
肩こりや腱鞘炎の原因にもなります。
指先でしっかりと支えるイメージで、あとは力を抜いて下さいね。
質の良い音で演奏するためにも脱力は重要です!
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