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津吹龍辰直伝!レコーディング&ミックスコラム 第15回「MTRの歴史・アナログからデジタルへの変化」
2019/7/9
レコーディング作詞・作曲・編曲・DTM
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Follow @mushmusicschoolマッシュミュージックスクール ドラム科・DTM科・レコーディング・ミックス・マスタリング科講師の津吹龍辰です!
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音楽を愛する全ての人に向けて発信していきます。
皆さまこんにちは!
まだまだ梅雨は明けないですね。
毎日雨ですが、最近は気象が変わりかなり、
これも地球のアナログな現象ですね。
さて15回です。
MTRの時代の流れですね。
音楽の経済学として、
①アナログ・デジタルの違い
アナログ
連続的なデータ量を扱う事で常に流れています。
デジタル
アナログで起きた結果のデータを段階的に置き換えた量のことです。
一度取り込み作業をします。
表現が難しいのですが、要は自然界で出来たものを細かく切り取りくっつけて見た目が同じに見えるように置き換えたものって感じです。
②それぞれの周波数・デジタルのメリット
周波数で表現します。
自然界(アナログ):7ヘルツくらいから何万キロヘルツまで、かなり幅広いデータを持っています。
ちなみに地球は自転してるため、自然に発する周波数が7.83ヘルツ出てると研究結果でも発表されてます。
デジタル:人間の可聴周波数20ヘルツ〜2万ヘルツとバンドリミットがかけられてます。 それ以上も以下も入りません。
デジタルは自然界のものではなく、 人工的に作られたものです。
素晴らしい開発により可能になりましたが、人が聞こえる帯域に置き換えるという基準になっています。
技術的にも置き換えの限界みたいです。
とはいえ、最近では切り取りの量はかなり細かくなってきましたね。
PCMデジタルから、DSDオーディオと(この意味はまた後ほど)なりました。
2.1 デジタルのメリット
アナログ:初期段階では、かなり音が深く耳に優しい音がします。
周波数が広い為ですね。
しかしテープなので、コピーしたり再生回数が増えるとだんだんすり減り音が曇ります笑笑
デジタル:基本的にコピーをしてもさほど音質劣化が目立たないので、くっきりはっきりしてます。
③レコーディングの歴史を振り返る
アナログレコーディング、アナログレコード時代は、仕上げにレコードカッティングというかなり高度な作業がありました。
現代のマスタリングとは違いかなりの技術が必要でど素人では絶対無理な作業です。
レコード自体に入るレベル(音量)や位相 などを厳しくチェックするため、難しい技がたくさんあります。
昔のエンジニアの方の録音技術は、本当に素晴らしいのです。
なので録音時のマイクアレンジによる位相やレベルの取り方、バランスの取り方全てに無駄のない完璧が要求されていました。
ミュージシャンも楽譜が1発で読めて、 テイクも2回で仕上がる技術は、必須オーダーです。
マジでこれくらいじゃないと仕事がない時代でしたw
その分誰1人失敗は許されない世界でした。
貴重な時代に育てていただき感謝ですw
時は進み、デジタルになるとアナログより許容範囲が広がり、レベル(音量)は上がり、位相も逆相も入り、自由度が増してきました。
変な話音が録れたらokみたいな感じです。
デジタルの登場以降はだんだん内容も簡素化し、機材も安くなり、 すべてが安価で済む時代に突入します。
更にハードディスク登場で誰でも出来る・作れる時代に。。
さぁ、そしてインターネットの始まりです。
世界はどう変わって行くのでしょうか?
それでは、また次回!!
下記に本日のまとめも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!
このコラムでは、いろんな質問もお受けいたしますので、 お問い合わせから僕宛にメールくだされば、お答えいたします!!!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。
それでは皆様お元気で! いつもご視聴ありがとうございます。
津吹龍辰講師の執筆ブログ記事ページ
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まとめ
①アナログ:自然界の連続的なデータ量を扱う事。
デジタル:アナログで起きた結果のデータを段階的に置き換えた量のこと。
②アナログ:周波数が広い為かなり音が深く耳に優しい音
しかしコピーしたり再生回数が増えるとだんだん音が曇る
デジタル:コピーをしてもさほど音質劣化が目立たないので、くっきりはっきり。
③機材が安価になり、扱いやすくなり、誰でも音楽を作れる時代に。
今後の世界はどう変わっていくのか。
それを考えるのも音楽をやる上で大切かもしれませんね。
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