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津吹龍辰直伝!レコーディング&ミックスコラム 第22回「各楽器のマイクアレンジの位相」
2019/9/19
レコーディング
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Follow @mushmusicschoolマッシュミュージックスクール ドラム科・DTM科・レコーディング・ミックス・マスタリング科講師の津吹龍辰です!
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レコーディング・ミックスしてるけどなかなかうまくいかない方、レコーディング・ミックスしたい方、レコーディング・ミックスしたことが無い方、レコーディング・ミックスに全く興味が無い方、、
音楽を愛する全ての人に向けて発信していきます。
皆様こんにちは!
台風の影響は大丈夫でしたか?
かなり大きな台風で、爪痕もすごいですね。
被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
気温も秋になってきましてだいぶ涼しくなりましたね。
さぁ、レコーディング22回目突入です。
前回の位相から、マイクアレンジの位相の話を少し触れてみます。
①ピアノ
マルチマイクにおいて一番位相を気にしなくてはならない楽器は、実はピアノなんです。
ドラムやストリングスオーケストラなど様々ありますが、ピアノはかなり重要です。
バンドに重ねてレコーディングするピアノは、混ざればさほど影響はないのですが、
ピアノソロの場合は鍵盤の数が(最大97鍵)すべて聞こえていないといけないのです。
弾いているアーティストは、細かいベロシティー(音量)で表現しています。
そのため、プレイバック時の聞こえてくる音に、マイクの影響による音の変化はついてはいけないのです。
そのピアノのタイプは2種類!
1.1 アップライトピアノ
アップライトピアノは構造上さほど音的に回らないので、バランスは簡単に取れます。
1.2 グランドピアノ
グランドピアノには、大きな蓋があります。
ホールでは音の向きをお客さんの方に向けて拡散しているため、その蓋の反射で音の位相がかなり影響してきます。
よって、マイクアレンジはかなり慎重にしないと位相が合わず、一つの音階だけひっくり返ったりするので要注意です。
②ドラム
ドラムのマイクアレンジは各楽器にオンマイクにします。
オーバーヘッドマイクと各楽器に立っているマイクとの位相を揃える作業も必要になってきます。
低音楽器のバスドラムがオーバーヘッドマイクとの位相によって、低音がぬけてしまうことがあります。
距離・角度は慎重にセットします。
スネアドラムは、上と下にセットします。
上のマイクがメインになります。
下のマイクは逆相のなるので ヘッドアンプでフェイズボタンを押します。
③ベース
ベースはDIとアンプに立てたマイクをレコーディングするため、この2つの位相も合わせます。
DI(ダイレクトインジャクションボックス)はピックアップから直のスピードです。
ベースアンプはマイクで録るので空気のスピードです。
双方のスピードが違うのでこの波を合わせます。
これらのバランスを取っていきます。
今回は少しマイクアレンジに触れてみました。
ぜひ皆さんも試してみてください!
下記に本日のまとめも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!
このコラムでは、いろんな質問もお受けいたしますので、 お問い合わせから僕宛にメールくだされば、お答えいたします!!!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。
それでは皆様お元気で! いつもご視聴ありがとうございます。
津吹龍辰講師の執筆ブログ記事ページ
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まとめ
①ピアノソロの楽曲の場合は鍵盤の数が(最大97鍵)すべて聞こえていない。
蓋の反射で音の位相がかなり影響する。
マイクアレンジはかなり慎重にしないと位相が合わず、一つの音階だけひっくり返ったりするので要注意!
②ドラムのマイクアレンジは各楽器にオンマイクする。
オーバーヘッドマイクと各楽器に立っているマイクとの位相を揃える作業も必要!
特にバスドラムは位相によって、低音がぬけてしまうことがあるので慎重にセット!
③ベースはDIとアンプに立てたマイクでレコーディングする。
それぞれのスピードが違うので、位相を合わせよう!
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