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マッシュミュージックスクール ピアノ科講師木村滋子です。

今回も前回記事「反復記号、リズムパターン、喜び」に続けて五線譜の読み方超入門編です。
知らないと演奏に困る楽典とその他をお届けします。


 

①反復を標語によって省略するってどういうこと?

前回は、反復記号による省略をお届けしましたが、今回は復の標語による省略をお届けします。
次の2つがよく使われます。

Da  capo(ダ・カーポ)初めに戻って演奏することを示します。
まず、(D・C) またはDa・capoまで演奏し、そこから曲首に戻り、複縦線の上または下に記されたFine(フィーネ)=ここで終わり
あるいは終止記号(フェルマータ)=延長記号 
で終わります。


Dal  Segno(ダルセーニョ)その記号のところへ戻って演奏することを示します。

 

 

 

 

 

 

 

②音符も省略することができるの?



音符も省略することができ、下部に記譜と奏法を示します。







 

 

 

 

③シニアの方で指が動かしづらい人は、どうしたらいいの?


歳を重ねるうちに段々と指自体が固くなり、関節が動きにくくなったり痛みが出てきたりします。
動かさないでいると固まってきて、さらに動きにくくなってきますので、ピアノを習うことで指を動かす練習になると思います。

ただ60歳代・70歳代の方は、若い方より動かしづらいことは確かです。
どうしたらよいか対処法を書き記します。

ケース1
Q.特に左手の3・4・5の指が鍵盤を押さえたままで上に上がらず、1拍の音符の長さが4拍位の長さになってしまう場合は、どうしたらいいでしょうか?


A.まず、かなりゆっくりの速さで1本1本の指を高く上げて(手の甲より高く上げます。)鍵盤に強く下ろします。
これを繰り返して段々速くしていき、最後に指を高く上げない普通の弾き方(レガートで)をしますと、正しく指が上がって1拍の長さを弾くことができるようになります。


ケース2
Q.指全体が動かしづらく、弾きにくい場合は、どうしたらいいでしょうか?


A.指と指の間を拡げると動かしやすくなります。よく私は指が短いからピアノ演奏に向かないわ、という方がいらっしゃいますが、
指の長さより、指と指の間がどれだけ広く、1の指から5の指までの手全体が大きく拡げられるかの方が重要でそれができればOKです。
(但し1オクターブ以上の9度の和音が出てくる曲は別です。) 


 指と指の間を拡げる具体的な方法は、〈実践ガイド〉に記します。

 

 







いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめ実践ガイドも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!

まとめ

①反復の標語では、Da   CapoとDal   Segnoがよく使われるので、覚えましょう。

②音符の省略は一つ一つ覚える必要があり、この省略自体を知らないと演奏方法が全く分からないということになりますので、これも覚えましょう。

③指が動かしづらい方でも動かさないでいるとどんどん動かしにくくなるので、〈実践ガイド〉の方法で動かす練習をしてみましょう。


 

実践ガイド

① ①②でよく使われる省略をまとめて書いておき、確かめながら曲を練習しましょう!

指と指の間を拡げる具体的な方法
ケース①    指を手の甲より高く上げるとはどうするのか?
下部の画像をご覧下さい。
4の指だけを上げるのは上げにくいので、5の指も一緒に上げます。



ケース② 指と指の間を拡げる為に、2と3の指の間、3と4の指の間、4と5の指の間にもう片方の手の指2本を深く横に並べて入れて拡げます。
2本の指が難なく入るようになりましたら、3本の指を入れて拡げてみましょう。
シニアの方は、痛みが出ないよう無理をしないようにしましょう。下部の画像をご覧下さい。



③ ケース②をピアノをやっていない三男にやらせて画像を撮りましたら
「痛い!何やらせるの?」
と言われました。

え!痛いの?」
と私は驚きましたが、つまり、この指拡げは何もやっていない方には痛いということです。
長年ピアノを続けている私にとっては痛みは感じません。
普通指と指の間が狭いのが当たり前で、初心者あるいはシニアの方も最初は痛いかと思います。
痛くても広く拡げる練習をやっていくうちに拡がってきて、痛みが無くなりますので、諦めずに続けてみてください。

④私は車を運転する時にハンドルを指と指の間に入れて指の間を拡げます。
但し片手ずつやります。
両手を同時にやりますと運転に支障が出るのでやりませんが、いずれ近い将来自動運転になれば道路交通法も変わり、両手同時に指拡げができるようになりそうですね。


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