フォローしてもらうと新着記事のお知らせが届きます!
Follow @mushmusicschool
歌が上手くなるための体作り!
2019/1/19
ボーカル
フォローしてもらうと新着記事のお知らせが届きます!
Follow @mushmusicschoolマッシュミュージックスクール ボーカル科講師の伊藤貴也です。
本日は、歌がうまくなるための体作りについてお話させていただきます。
皆さんは友達とカラオケに行ったりしませんか?
友達とカラオケに行くと、歌が上手い人もいるでしょうし、また歌が下手な人もいると思います。
歌が上手い人でも、中には今まで発声練習とか別にしたこともないのにうまい人っていませんか?
なぜ、人によって歌が上手い人と、上手くない人の差があるのか。
歌はやっぱり才能がある人が上手いんだなって思っていませんか。
そこにもきちんと理由があるのです。
今日はその部分について、お話させていただきます。
ぜひご覧ください!!
①歌が上手い人は歌うための体ができている
僕の記事はこれまでに、腹式呼吸のやり方、鼻腔共鳴のやり方についてお話してきました。
その記事でも書いていたのですが、どちらも筋トレの内容だったことは分かりますか?
腹式呼吸では、肋骨が閉じないように、肋骨周りの筋肉鍛える筋トレ。
鼻腔共鳴では、鼻の細部にある筋肉を鍛える筋トレ。
つまりどちらも体の筋肉の話をしていました。
よく歌がうまくなるためには発声練習が必要だという記事を見かけることが多々あります。
つまり発声練習というのは、歌を歌うために必要な筋肉を鍛えるということなのです。
今回は今までの記事とは少し違って、一見すると関係なさそうな場所の筋肉を説明致します。
②歌がうまくなるための筋肉を鍛えよう
そもそも歌が上手いとはどうすれば上手いとなるのでしょうか。
僕は「鼻腔共鳴のやり方」の記事で、「響く声にすること」と説明しました。
実は他にもあります!
それは、「声量が大きいこと」です。
でも、声量が大きいとは一体どうすればいいのでしょうか?
。
。
。
それは、「体全体を使って声を出す」ということです!
つまり、歌うために必要な筋肉として足の筋肉、背中の筋肉、などといった全身の筋肉を上手に使わなければならないということです。
これらの筋肉は筋肉が足りていないというよりも上手く使えてないという見方が正しいです。
ここで、歌を歌うときに使うべき筋肉の向きについて説明します。
②その力がお尻の筋肉に伝わってくる。
③下腹の筋肉から背中の筋肉に伝わり喉の後ろを通って、後頭部まで到達する。
これがまさしく全身を使って声を出しているということなのです!
③脳の神経と筋肉をつなげていこう
②で説明したように歌をうまく歌えるようにするためには、体の全身を使う必要があるということが分かりました。
でも、
「全身を使うと言ってもそんなの使えるわけないよ。」
と思う方もいらっしゃるでしょう。
なぜなら、
「お尻の筋肉を使ってください。背中の筋肉を使ってください。」
と言われても、使い方がわからないからです。
なぜ、使い方がわからないか。
それはその筋肉を使っているときの脳の感覚がないからです。
そこで、お尻の筋肉を使ったときに脳が使ったということを認識させる必要があります。
お尻の穴をキュっと閉めてみてください。
そのときにお尻を触ると固くなっていませんか?
それを手で触ることで、脳に感覚がついてくるのです。
お尻の筋肉を緩めたり、収縮させたりを手で触りながら繰り返すことで、そこに神経が宿っていきます。
他の筋肉も同じようにしていくことで、感覚がついてきますので、是非試してみてください!
いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめと実践ガイドも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てください。
伊藤貴也講師の執筆ブログ記事ページ
まとめ
①発声練習というのは、歌を歌うために必要な筋肉を鍛えること。
②歌が上手いとは
「響く声にすること」
「声量が大きいこと」
声量が大きいとは
「体全体を使って声を出すこと」
③筋肉を使ったときに脳が使ったということを認識させる。
使っている箇所を手で触ることで、脳に感覚がついてくる。
実践ガイド
①まずは、いい声を出すことができるイメージをきちんと持ってください。
②で書いた足から後頭部までの流れを、自分の体でやってみます。
そのうえで、腹式呼吸や、ハミングなどをやってみると良いでしょう。
②普段の生活の中でひたすら自分の体と話し合ってみましょう。
食事をしている時の口や顎の筋肉の動きを感じる。
歩いている時の太ももの筋肉や足の裏の感触。
分かりづらければ可能な範囲で手で触りながらその筋肉を感じてみましょう。
③体の全身を使って歌うという感覚が全く理解出来ない方は、一度片足で立ってみてください。
浮いた足は、立っている足の後ろに引っ掛けておきます。
その状態で軽く足を曲げてスクワットのような状態を作ります。
このとき必ず姿勢を真っ直ぐにしておきましょう。
この状態で声を出してみてください。
すると、普通のときよりいい声で歌うことができるようになるはずです。
これは、足一本で立つことにより足の筋肉を強制的に使わされるからです。
足がとても疲れると思いますが、これくらい足の筋肉をきちんと使い続けることが重要だということですので、頑張ってみてください!!
おすすめ記事
-
Native Instruments : KOMPLETE 12 ULITIMATEを使い倒そう! 第1回 : ドラムトラック編 (STUDIO DRUMMER)
2020/12/13
-
五感を感じさせる歌詞を書こう
2018/11/11
-
喉が痛い!ピンチ脱却のセルフケア
2019/8/13
-
ミックス作業への第一歩 〜神田の生徒日記〜
2020/1/13
-
津吹龍直伝!レコーディングコラム 第61回「プロになるまでの僕の経験〜第10章:アシスタントエンジニアの修行時の仕事内容〜」
2020/10/19
-
コンパクトさを極限まで追求したPearlのコンパクトドラム
2020/4/5
-
燃えよ!ドラム修行!ドラムによく効く筋トレ方法!
2018/12/27
-
急遽決まったコンサート!土壇場の練習日記
2020/8/27
-
ソナタ形式、って何??
2019/2/11
-
オールジャンルで活躍する立体感のあるギタートラックを作ろう! (後編 : MIDIの打ち込みテクニック編)
2020/5/1