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津吹龍辰直伝!レコーディング&ミックスコラム 第27回「ドラムの定位・EQ」
2019/11/9
レコーディング作詞・作曲・編曲・DTM
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Follow @mushmusicschoolマッシュミュージックスクール ドラム科・DTM科・レコーディング・ミックス・マスタリング科講師の津吹龍辰です!
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音楽を愛する全ての人に向けて発信していきます。
みなさんこんにちは!
すっかり朝は14度と冬っぽい季節になってきましたね!
レコーディング27回目に入ります。
前回のドラムの音決めの続きに参ります。
①ドラムの定位の考え方
ここからは、定位をやっていきたいと思います。
定位(PAN・パン)とは:イメージしてる・音の出てる場所の位置
みたいな感じです。
下図をご覧ください。
僕のパターンの定位は
基本低音リズム・歌は真ん中にしてます。
あとは、いろいろちりばめたりしてます。
BASS・KICK・SN・HHは真ん中にすることでステレオの安定感が出ますね。
②TOM(タム)の定位・EQ
前回の記事でKICK・SN・Hi-Hatが終わりまして、次はTOMですね!
TOMは、セットによりですが多点セット、1タム1フロアタムとシンプルなのものまで様々あります。
定位的に僕はドラマーなんでドラム椅子に座った時のL.Rの定位にしてます。
音程の高いタムから左ーー➡︎右
こうするとフィルインの音が左右に流れて気持ちがいいですねw
EQ的には
・アタックは7kHz前後を持ち上げる。
・100Hz前後の低音出すことで音圧を上げる。
これに少しコンプレッサーかけて音圧も作っていきます。
③TOP LRの定位・EQ
次にTOP LRです。
これかなり肝なんでよろしくですw
下図をご覧ください。トップマイクをそのままバランスとると、どうしてもスネアが右に行ってしまいます。
座った定位なら左に行きます。
これを、無理やりスネアを真ん中に行くようにバランスをとります。
そうしなければオンマイクのスネアがセンターにいるので残響が右か左かに流れて、ステレオ的に気持ち悪くなるのです。
EQ的には
低音が必要ないので100Hz以下はざっくり切ってしまいます。
こうしてオンマイク(楽器に近い)と オフマイク(楽器から遠く)のバランスが取れていきます。
あとは歪ませたりエコー深めや、コーラス系でシュアシュアさせたり楽しんでくださいw
どうでしたか?
皆さんも試してみてくださいねw
リハーサルスタジオでマイクを全部57や58マイクにしてもレコーディングがバッチリできるので、やってみてくださいね!
下記に本日のまとめも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!
このコラムでは、いろんな質問もお受けいたしますので、 お問い合わせから僕宛にメールくだされば、お答えいたします!!!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。
次回は、ベースの音作りをお伝えします!
それでは皆様お元気で! いつもご視聴ありがとうございます。
津吹龍辰講師の執筆ブログ記事ページ
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まとめ
①定位(PAN・パン)とは:イメージしてる・音の出てる場所の位置
BASS・KICK・SN・HHは真ん中にすることでステレオの安定感が出る。
②ドラム椅子に座った時のL.Rの定位で考える。するとタムは、
音程の高いタムから左ーー➡︎右
EQ的には
・アタックは7kHz前後を持ち上げる。
・100Hz前後の低音出すことで音圧を上げる。
③トップマイクをそのままバランスとると、どうしてもスネアが右に行ってしう。
無理やりスネアを真ん中に行くようにバランスをとる。
EQ的には低音が必要ないので100Hz以下はざっくり切る。
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