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津吹龍辰直伝!レコーディング&ミックスコラム 第32回「ボーカルのレコーディング方法」
2019/12/29
ボーカルレコーディング作詞・作曲・編曲・DTM
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Follow @mushmusicschoolマッシュミュージックスクール ドラム科・DTM科・レコーディング・ミックス・マスタリング科講師の津吹龍辰です!
毎月「9」の付く日に「レコーディング・ミックスコラム」を掲載!
レコーディング・ミックスしてるけどなかなかうまくいかない方、レコーディング・ミックスしたい方、レコーディング・ミックスしたことが無い方、レコーディング・ミックスに全く興味が無い方、、
音楽を愛する全ての人に向けて発信していきます。
皆さんこんにちは!
とうとう今年最後のブログになりました。
今年1年ありがとうございました!
来年度もよろしくお願いいたします。
さぁ!今年最後の32回目はボーカルの録り方についてお送りいたします。
①自分の声は2種類ある
皆さんは、自分の声を録音したことはありますか?
ある方は、きっと、自分の声ってこんなんなのー!!!って 感じたと思います。
下図に自分が聞こえてる声のシステムを描いてみました。
自分の声って2種類聞いているんです。
A:声を発して、空気を通して、外の音を鼓膜に伝わり聞く
B:自分の骨に伝わって、骨伝導で、鼓膜に伝わり聞く
があります。
この2種類をミックスされて、人は生まれてからずっと、自分の声を聞いています。
なので、録音された音は、外の音(Aの音)のみなので変な風に聞こえるのです!
②モニタリングはレーテンシーに気をつけろ!
レコーディング時はマイクを通じて、ヘッドホンでモニターをします。
昔のテープレコーダーの時代は、インプットモニターと言って、
マイク
↓
テープレコーダー
↓
ヘッドホン
この流れで音が遅れることがありませんでした。
しかしデジタルレコーダーになってから、機械を通るたびに音が機械の中の処理能力に合わせて、発音が遅れると言ったレーテンシー現象があるのです。
特に最近のコンピュータでレコーディングの場合、オーディオインターフェイスの段階でデジタル処理によるレイテンシーが出ます。
この現象によるデメリットは、先ほどのAとBのタイミングがずれることで、ヘッドホンの音と 骨伝導の音のタイミングがずれて、音程やリズムが取れなくなってしまいます。
このことを体内位相といいます。
モニタリングでは、基本的に歌い手さん本人が、普通に喋ってる音量で聞き取れて、(あーっと言って)自分が出した音量で聞き取れないとダメなんです。
きちんと歌えなくなるからです。
なので、最低のレーテンシーでモニタリングしてレコーディングをやってください。
③レコーディングマイクについて
マイクについては、コンデンサーマイクじゃないといけない、と言うわけではありません。
このコラムシリーズで一番最初に言いました、メッセージなんです。
いくら良い音でもメッセージが伝わらなかったら、意味がないのです。
音域のレンジが広い、声が大きい方は、ダイナミックマイクでかなり良い具合になります。
いろいろ試せることができるのならば、ぜひ色々なマイクを試してください!
「意外と安いマイクって良いな。」
ってなるかも!
皆さんもやってみてくださいね!
★ダイナミックマイクのオススメ商品
下記に本日のまとめも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!
このコラムでは、いろんな質問もお受けいたしますので、 お問い合わせから僕宛にメールくだされば、お答えいたします!!!
是非一度、当スクールレッスンにも遊びに来てくださいね。
次回は歌のコンプとイコライザのポイントについて行ってみようかなと!
それでは皆様、良いお年を!!!!
津吹龍辰講師の執筆ブログ記事ページ

まとめ
①自分の普段の声は2種類聞いている。
A:声を発して、空気を通して、外の音を鼓膜に伝わり聞くB:自分の骨に伝わって、骨伝導で、鼓膜に伝わり聞く
レコーディングするとAのみなので変に聞こえる。
②現代のレコーディングでは機械を通るたびに音が機械の中の処理能力に合わせて、発音が遅れると言ったレーテンシー現象がある。
最低のレーテンシーでモニタリングしてレコーディングしよう!
③いくら良い音でもメッセージが伝わらなかったら、意味がない。
音域のレンジが広い、声が大きい方は、ダイナミックマイクでかなり良い具合になる。
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