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マッシュミュージックスクール ギター科キーボード科DTM科講師の中島甲斐です。

前回のブログ記事「第2回〜曲のアイディアを膨らまそう〜」に引き続き
今回は、作曲との関連性に触れながら編曲についての解説をしていきます。
曲作りにおいて、編曲はとても重要な要素です。
曲のクオリティを上げるために、ぜひ押さえておきたいところですね!

 

 

 

 

①そもそも作曲と編曲の違いって?

作曲「曲のメロディとコード、全体の大まかな構成を作る作業」
編曲「メロディに合わせた伴奏を考えたり、伴奏の編成や曲の構成を練り上げて作品としてのクオリティを上げていく作業」


料理に例えるなら、作曲は素材そのもの編曲は調理や盛り付けのようなものです。
順番としては【作曲→編曲】が定番です。

バンド編成なら、作曲の段階で歌メロやコードを作り、そこにドラム、ベース、ギター、キーボードといった編成でアレンジ(編曲)を加えていきます。

ピアノと歌だけの弾き語りのようなシンプルな構成でも「伴奏はここでアルペジオを弾く」などの細かいアレンジは編曲にあたります。

作曲と編曲の間の線引きに関しては、人によってまたジャンルによって解釈は異なってきます。
プロの世界では、作曲家が作った曲を編曲家がアレンジする分業スタイルで行われていますが、 DTM制作が主流の昨今では、作曲の段階で音色や編成のアレンジをしたデモ音源を作るので、別物だと決めつけない方がいいでしょう。

特に「音を伸ばす」「アレペジオにする」など伴奏のアレンジは非常に密接な関係にあるとも言えます。

 

 

 

 

 

②名曲の裏には名アレンジあり

往年のヒットソングや名曲の数々には必ずと言っていいほど、名アレンジが施されています。
歌モノであれば、歌メロに合わせたストリングス、ギターや各音域をバランス良く聞かせるための編成など、パッと聞いただけでは分かりづらい部分も綿密にアレンジされています。

そして、これらに共通していえるのはメロディ/主旋律をより際立たせるための編曲だということ。
メロディが良くても、編曲次第では駄作になってしまうこともあるし、その逆もまた然りです。
名アレンジとは「メインに聞かせたいもの」を明確にし、最もいい形で耳に届くように作られたものです。



 

 

 

 

③編曲は知識量、情報量がモノを言う!


「○○風にアレンジがしたい」
「こんな感じの音色を加えたい」

曲を作っていくと自然とこんな願望が浮かび上がってきます。

ですが、実際にやろうとしてみるとイメージ通りにならないことはしょっちゅう、、、

編曲には膨大な知識量、情報量が必要になります。
それが土台にあって、ベストなものを取捨選択していくわけです。

音楽理論はもちろんのこと、ジャンルごとの特性や楽器に関する知識、DTMならパソコンやオーディオ機器の知識も必要になってくるので、その量は作曲の比ではないでしょう。

作曲は感覚重視でも完結できますが、編曲はよりロジカルな考え方や分析力を要します。
「曲が作れる=いい編曲ができるわけではない」 これを記憶にとどめておいてください。





いかがでしたでしょうか?
下記に本日のまとめ実践ガイドも書き記してあります。
ぜひご自身の音楽生活に役立ててください!

まとめ

①作曲は素材そのもの。編曲はそれを加工し改良していく作業。

②往年のヒット曲や名曲=いいメロディ+良質のアレンジ

③編曲には、音楽全般の知識・情報量がモノを言う。

 

実践ガイド

①曲ができあがってきたら、メロディの音程とタイミング、それに合わせたコード進行をしっかりと決めていきましょう!
何となくの音程やコード進行だと、良いアレンジをしても曲としてのクオリティが下がってしまいますよ。

②次の展開が浮かばないときは曲を少し寝かせてみましょう!
後になって、新しい展開が浮かんでくることもあります。

③自分の表現したいジャンルでなくても、アレンジのヒントは至る所に隠されています。
普段からアンテナを広げて、様々な音楽に触れていきましょう!

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